outdoor2021.08.03

今話題のテントサウナ！“サウナ歴10年”女優清水みさとさんにサウナの魅力を語ってもらいました。（後編）

女優として活動されながら、フィンランドサウナアンバサダーを務められるなど、大のサウナ好きで知られる清水みさとさん。

前回のサウナに通い始めたきっかけやアウトドアサウナの魅力についてのお話に引き続き、後編をお届けします。後編では清水さんおすすめのサウナ情報が盛りだくさん！サウナーのみなさん必見の内容です。

――サウナ界ではインフィニティチェアがすごく人気のようですが、清水さんが思うチェアの魅力はなんですか？

清水さん：インフィニティチェアは自分が浮いている感覚になるのがいいですね。地べたにべたっと寝るアーシングは、大地と繋がる感覚で気持ち良いのですが、インフィニティチェアは浮遊感があって、宇宙船の中の無重力空間で体が浮いているような感じで。自然の中で浮遊感が味わえるのは最高ですね。

――今日はキーンのサンダルを履いてもらったのですが、履いてみた感想はいかがですか？

清水さん：普段はビーチサンダルを履いていたんですけど、水に入るとやっぱり脱げやすくて。でもキーンのサンダルは全然脱げなくて、石の上も歩けたから質感も分かりつつ、水の感触も気持ちよくて川にピッタリだなと思いました。自然と一体になるのに適しているなぁと感じました。デザインもかわいくて普段使いできますね。

――ありがとうございます。これまでアウトドアのお話をお伺いしてきたのですが、次はサウナについて掘り下げてお聞きしたいと思います。オススメのサウナを教えて下さい！

清水さん：アウトドアが感じられるサウナでいうと、長野にある【The Sauna】が好きです。フィンランド式のサウナで、日本では珍しい薪ストーブなんですけど、自然と一体化すべくあるサウナというか。本当に素晴らしくて。ログハウス小屋がサウナ室になっていて、炭の香りがスモーキーでとてもいいんです。温度、湿度、自然の光、なにもかもが完璧な、ととのうためにあるサウナです。もちろんセルフロウリュもできますよ。小屋の裏には、川から水を引いている天然水風呂があって、冬は５度くらいに冷えるんです。季節によっても全然違う顔を見せてくれて、行くたびに「あ、好きだな〜」と感じます。自然と溶け合うことができるので、アウトドアが好きな方におすすめしたいサウナです。

――女性サウナーにおすすめのサウナはありますか？

横浜の【スカイスパYOKOHAMA】ですね。横浜駅直結ビルの14階にあるサウナで、どうやったらこんなスーパーセッティングを人為的に作れるんだろうかと思うほど完璧で。男性側のサウナ室からは海が見えると思うんですけど、女性側はビルや高速道路があって、車がミニチュアみたいに走っているのが見えるんです。高層階なので景色も良いですし、そんな大きい窓があるサウナもなかなかないじゃないですか。お昼だとビルでお仕事されている方もいますよね。そんな中、サウナに入る贅沢な罪悪感がたまりません（笑）

――スカイスパYOKOHAMAは都会の人が求めるサウナという感じで、先ほどおすすめされていたTheSaunaとは真逆のおすすめになったかなと思うのですが。

清水さん：そうなんですよね。真逆なんですけど、都会の喧騒の中でスカイスパYOKOHAMAに行くと、やっぱり解放された感じがするんですよね。情報だったりとか、いろんな周りの騒がしいものを一瞬手放して自由になれるという意味では、The Saunaとスカイスパは全然違うベクトルなんだけど同じなんだと思います。同じものなのに、違う顔があるっていうのはサウナの深くて面白いと感じるところです。

――最後に、清水さんにとってのサウナの魅力を教えて下さい！

清水さん：人って誰かと一緒に行動するじゃないですか。サウナですごく面白いのは、よく一緒にサウナに行く友達がいるんですけど、それぞれタイミングがあるんですよね。それがすごい良くて。各々のタイミングでサウナに入って休憩して……というのをするから、一緒にサウナに入ってもどんどん時間もずれてくるんです。でもある何回目からか、惑星が重なり合うかのように突然一緒のタイミングになるんです。それが面白くて。一緒に行くからタイミングを合わせなきゃと思うかもしれないんですけど、自分のタイミングで暑くなれば出たらいいし、まだ居たかったらいればいいし。そういうのってサウナだけに留まらず、大切なことだと思います。サウナって無理できないじゃないですか。暑くなって友達がまだ入っていられても、私は我慢できない。でもそれでいいと思っていて。それが自然なことなんじゃないかなって思ったりします。マイペースでいいんじゃないかなと。