今話題のテントサウナ！“サウナ歴10年”女優 清水みさとさんにサウナの魅力を語ってもらいました。（前編）

女優として活動されながら、サウナイキタイポスターのモデルを務めるなど、大のサウナ好きで知られる清水みさとさん。19歳の頃からサウナに通い始め、サウナ歴はなんと10年。

今回は、ベテランサウナーである清水さんにインタビューをし、サウナに通い始めたきっかけやアウトドアサウナの魅力についてお話を伺いました！まずは前編からお届けします。

――サウナに通い始めたきっかけはありますか？

清水さん：大学時代、ダイエットのためジムに通い始めたことがきっかけです。元々食べるのがすごく好きで、食べすぎて太っちゃったからダイエットしなきゃと思って、地元のジムに通い始めたんです。大学が終わったら直帰して、そのままジムに行って水中ウォークして、お風呂入って帰るっていうのを毎日してました。いつも同じ時間に行くので、ジムのおばちゃん達とすごく仲良くなって、それからは一緒にサウナでお喋りするようになったんです。なのでサウナに行きたいというよりかは、おばちゃんたちとお話ししたいから行ってました。サウナの入り方もよく分からなかったけど、「水風呂気持ちいいし健康にもいいよ」といろいろ教えてもらっていたら、気づいたらサウナが好きになっていました。

――サウナ内のコミュニティが心地よくて通い始めたんですね。

清水さん：そうですね。元々結構人見知りで、大人数で盛り上がったりするよりかは、一人旅とかが好きで割と一人でどこでも行けちゃいます。なんですけどサウナのおばちゃん達はいい意味で何にも話を聞いていなくて（笑）。それがとても楽で心地よかったんですよね。悩みとかを話しても適当に返されるのが逆に良いんです。

――自分にあったコミュニティがサウナにあったということですね。今回はテントサウナのインタビューですが、清水さんが思うアウトドアで体験するサウナの魅力ってなんですか？

清水さん：自然を感じられるところが魅力だと思います。不自由なところが良いというか。不自由だけど、それがすごい自由だなと感じました。今回雨が降っていて、雨の中テントサウナに入るというのが初めてだったんですけど、雨を感じられるのもっていいなって思いました。だって普通に生活してても、何もきまりなんてないじゃないですか。毎日違うし、うまくいかないことの方が多いと思うんですけど、それをいかに面白がれるかが大事だと思うんです。一番面白がれる、体現できるのがアウトドアなのかなと思います。

施設の室内サウナはめちゃくちゃ良いと思うんですよ。いつ行っても完璧に整えられている場所で、自分もととのうし大好きなんですけど、アウトドアって何が起きるか分からない。例えば、雨が降って「うわ〜」ではなくて、雨の音がいい音だな〜と思ったりだとか、予定通りにうまくいかないことこそが魅力だと思います。

――今日は雨の関係で”ととのう”ことができませんでしたね。

清水さん：室内だとサウナ→水風呂→休憩っていう流れが決まった一連みたいになっていて、ルールや決まり事もどんどんできているけど、そこの枠からはみ出たっていいじゃんって思います。今日は雨で”ととのう”ことは出来なかったけど、心はととのいましたもん。サウナに入ると、自然と一体化するっていうじゃないですか。それって、ととのっている状態で休憩しているときに、「自分も宇宙の中の地球にいるんだ」みたいな、自分が自然の一部であることを感じていました。でもそういう一時的なことではなくて、もっと根本的に、”自分は常に自然と一緒にいるんだ”ということに気づかされましたね。

――次はどんなテントサウナをしてみたいですか？

清水さん：次はテントサウナでととのったあと、キャンプで宿泊をしたり、おいしいご飯を作ったり、全てのことをアウトドアで楽しんでみたいです。実は外で食材を切って、火を起こして、料理して食べるというのを今日初めてしてみて、すごく感動したんです。キャンプ × サウナって最高だなと思いました。わざわざ不便なところで作って食べるごはんがおいしく感じるのも、サウナに通じるものがあるなと。あとは、山でテントサウナするのも憧れます。

夏の暑い日に、川沿いでテントサウナしたいですね。川が流れているところでするテントサウナって、川の音を聴くことでよりリラックスできるのかなと思います。やっぱり水の音がある場所でテントサウナをするのが理想です。

後編 では、清水さんお気に入りのサウナや、女性サウナーにおすすめの施設を教えていただきます。