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outdoor2022.12.28

スノーボードでは専用グローブを用意しよう! 重要性や選び方のポイントをご紹介

スノーボードをはじめ、ウィンタースポーツを楽しむ際は防寒対策が重要です。スノーボード板やブーツといったアイテムに比べると地味なアイテムですが、グローブもしっかりと選ぶ必要があります。
しかし、スノーボード用のグローブは各メーカーが販売していて、形状なども異なります。初心者の方は、なんとなく目についたものや安価なものを選んだり、普段着用している手袋などを使用していたりするかもしれません。
ここでは、スノーボード専用のグローブを用意する重要性や、選び方のポイントをご紹介します。ウィンタースポーツをより楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

■スノーボード中のグローブの重要性

■スノーボード用グローブの選び方

・グローブの形状

・インナーグローブの有無

・使われている素材

・防水性能の高さ

・その他の機能性

・デザインやカラー

■スノーボード用のグローブを用意しておこう

 

■スノーボード中のグローブの重要性

スノーボード中のグローブの重要性

 

スノーボードを快適に楽しむためには、専用のグローブを用意することが大切です。グローブを着用する効果は、大きく2つに分けることができます。

1.手の防寒
一般的に、スノーボードを行うのは冬の雪山です。気温が低いため、グローブを着けていないと寒さで手がかじかんでしまいます。手指が動かしにくくなり、ボードの取り外しやゴーグルの調整など、細かな作業が難しくなるはずです。最悪の場合は、凍傷につながる恐れもあるため、グローブで体温を保つ必要があります。

2.怪我の予防
ビンディングの着脱時に切ってしまった、木にぶつかったり転倒したりした際に手を打ったなど、スノーボードを行う際はさまざまな要因で怪我をすることがあります。上級者になっても、転倒などによる怪我を完全に防ぐことは困難です。
スノーボード用の厚みがあるグローブを着用しておけば、怪我を負うリスクを下げることができます。

通常の手袋では、転んだ際に雪が染み込んでしまったり、丈夫さが足りずに怪我を防げなかったりすることも考えられます。
手を確実に保護するためにも、スノーボード専用のグローブを用意しておきましょう。

 

■スノーボード用グローブの選び方

スノーボード用グローブの選び方

 

スノーボード用のグローブは、形状や素材の異なるさまざまな商品が販売されています。初心者の方は、どれを選べば良いのかわからないかもしれません。
スノーボード用グローブの選び方のポイントとしては、以下の点が挙げられます。

 

・グローブの形状

最初に、グローブの形状を確認しておきましょう。スノーボード用グローブは、形状から5本指タイプとミトンタイプに大きく分けることができます。

【5本指タイプ】
5本の指がそれぞれ独立しているタイプです。指が動かしやすいので、グローブを着けたままでもボードの取り外しやビンディングの調整といった細かな作業を行えます。グローブを着けたままの作業に慣れていない初心者の方にもおすすめです。
ただし、指が分かれていて生地の表面積が広い分、保温性には劣ります。

【ミトンタイプ】
指先がつながっているのがミトンタイプです。外気に触れる表面積が少なく、保温性に優れています。雪が縫い目から浸透しにくい点もメリットです。
ただし、指先がまとまっているため、5本指タイプに比べると細かな作業を行いにくいと感じる場合があります。グローブを着けたままでもビンディング調整などを行える方におすすめです。

また、近年は人差し指と親指が独立していて、残りの3本指は一緒になっている「トリガータイプ」と呼ばれるグローブもあります。ミトンタイプの保温性と5本指タイプの作業のしやすさを両立しているのがメリットです。
それぞれメリット・デメリットが異なるので、自分が使いやすい形状のグローブを選ぶようにしましょう。異なるタイプのグローブを、予備として用意しておくのもおすすめです。

 

・インナーグローブの有無

グローブの内側に、インナーグローブが付いているかも確認しておくと安心です。インナーグローブがあるタイプは2層構造になるため、保温性が高くなります。
取り外して使えるタイプの場合は、気温に合わせて調整したり、細かな作業を行う時だけ表地を取り外したりすることができて便利です。インナーを取り外して洗濯できるものなら、お手入れを行いやすい点もメリットです。

 

・使われている素材

スノーボード用のグローブは、商品によって使われている素材が異なります。素材ごとの特徴を踏まえて、使用する環境に適したものを選ぶようにしましょう。

例えば、レザー(革)素材で作られているグローブは、耐久性に優れているのが魅力です。ほつれにくく、お手入れ次第では長く使うことができます。使用するほど柔らかくなり、手に馴染むのも特徴です。
外側からの水分を弾き、内側の水蒸気は通す「防水透湿性」を備えているゴアテックス素材などが使われているグローブを選ぶのも良いでしょう。
また、ポリエステルやナイロンといった、防風性や耐水性などに優れた素材で作られているものも多く見られます。

 

・防水性能の高さ

滑っている最中に雪が降ったり転倒したりして、雪に触れることもあるはずです。溶けた雪がグローブに染み込むと手が冷えてしまいます。グローブの防水性能の高さも確認しておきましょう。

防水性能の高さは、どれくらいの水圧に対して生地が耐えられるかを示す「耐水圧」が商品詳細に記載されている場合は、その数値から確認するのがおすすめです。大まかな目安としては、耐水圧10,000mm以上のものを選ぶと良いといわれています。
耐水圧が記載されていない場合は、使われている素材を目安に判断すると良いでしょう。

 

・その他の機能性

保温性や防水性能以外にも、便利に使える機能性を備えているグローブも見られます。どのような機能性が備わっているかも、確認しておきましょう。

例えば、手首とグローブをつなげられるリーシュ(紐)が付いているタイプなら、グローブを落としてしまうリスクを軽減できます。外したグローブを手に持つ必要がなく、両手が空く点もメリットです。
紛失を防ぎたい場合は、グローブ同士をつなげられるジョイント機能や、ウェアに付けられる機能を備えているタイプを選ぶのも良いでしょう。

また、グローブを着けたままでもスマートフォンを操作できるタイプもあります。写真撮影や緊急時の連絡などの際に、グローブを外す必要がないので便利です。
他にも、小銭やリフト券といったちょっとしたものを収納できたり、ゴーグルの曇りを拭けたりと、グローブによっては使いやすいように工夫されている商品もあります。

 

・デザインやカラー

似たような機能性のグローブで迷った場合は、好きなデザインやカラーの商品を選ぶのも良いでしょう。気に入ったデザインのグローブなら、よりスノーボードを楽しめるようになるはずです。
スノーボード用のウェアを持っている場合は、グローブもメーカーを合わせると、全体の統一感を出しやすくなります。

カラフルなものからシンプルなものまで、デザインやカラーは商品ごとに異なりますが、ウェアを変えても同じグローブを着用したい場合は、幅広いウェアに合わせやすいシンプルなものを選ぶのがおすすめです。

 

■スノーボード用のグローブを用意しておこう

スノーボードは気温が低い中で行うため、防寒対策が欠かせません。怪我などを防ぐためにも、専用のグローブを用意しておくことが大切です。
保温性だけでなく、操作性や便利な機能も確認しておくと、使い勝手の良いグローブを選ぶことができます。スノーボード板やウェアと併せて、専用のグローブも用意しておきましょう。

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