outdoor2023.04.04

ソロキャンプのおすすめレイアウトとは？おしゃれに見せるコツもご紹介

キャンプをはじめ、アウトドアアクティビティが人気を集めています。複数人で楽しむグループキャンプではなく、ソロキャンプにチャレンジしている方もいらっしゃるでしょう。
自由気ままに楽しめるソロキャンプで悩みがちなのが、キャンプサイトのレイアウトではないでしょうか。おしゃれで使い勝手が良いレイアウトを組み立てるには、キャンプスタイルの種類や方向性を定めておくことが大切です。
ここでは、ソロキャンプにおけるスタイルの種類や、おしゃれなキャンプサイトを作るためのコツなどをご紹介します。

【目次】

■ソロキャンプのレイアウトをおしゃれにするコツ

・ハイスタイルとロースタイルを決める

・アイテムに統一感を出す

・ギアの配置を揃える

■おしゃれなレイアウトでソロキャンプを楽しもう

■ソロキャンプのスタイル

ソロキャンプのスタイル

ソロキャンプでは、使用するアイテムの種類や配置は自分の思い通りに決めることができます。高い自由度が魅力の反面、キャンプ初心者の方はどんなレイアウトにすれば良いのか迷ってしまうかもしれません。
まずは、ソロキャンプを楽しむためのスタイルを押さえておきましょう。

・テント＋タープ

ソロキャンパー向けの小型テントと、タープを組み合わせるスタイルです。テント内は寝室として、タープの下はリビングやダイニングとして使用します。
ソロ用のテントやタープはコンパクトなサイズのものが多いので、荷物が重くなりにくいのが魅力です。テントだけのスタイルよりも設営の手間がかかるものの、開放的な雰囲気があり、雨風や日差しも防げます。
使用するテントは、設営や撤収作業が簡単なワンポールテントやドームテントがおすすめです。

・テントのみ

テントだけを使用するスタイルです。1本のポールでテントを支えるワンポールテントや、小型のツールームテントを使う方法が考えられます。
ワンポールテントは、テントの真ん中にポールを立てて設営するため、天井が高く開放感を得られるのが特徴です。円錐型の特徴的な見た目と設営の手軽さから、人気を集めています。

ツールームテントは、寝室となるスペースの他に、リビングとして使える前室を備えたテントのことです。テントの前室がタープの役割を兼ねるため、ワンポールテントと同じく用意するアイテム数を減らせます。
寝室とリビングを区切ることができ、レイアウトを決めやすい点が魅力です。

また、2本のポールで設営するパップテントを使うのも良いでしょう。テントの片側の幕をポールで上げて固定すれば、簡易の前室を作ることができます。解放感のあるレイアウトを楽しみたい場合におすすめです。

・カンガルースタイル

大きめのシェルターやタープの下に、小型のテントを設営するスタイルです。サイトレイアウトをコンパクトにまとめられます。

生地が2重になるため保温効果が高く、寒い時期も暖かく過ごせるのがメリットです。外側のシェルターが雨よけになるため、雨が降っていても撤収作業を行いやすく、内側のテントが濡れる心配もありません。

ただし、シェルターを用意する分荷物が多くなり、設営に時間がかかりやすい点は注意が必要です。

・ハンモックスタイル

テントを張らずに、タープとハンモックを使ったキャンプスタイルです。ハンモックをタープで覆うように設営して、寝る場所を作ります。テントを用意しなくて済むので、最低限の荷物でソロキャンプを楽しみたい方におすすめです。
ただし、ハンモックを吊るせる木が必要、防寒対策が難しいなど、行える場所は限られます。

・車中泊

キャンプ場などへの移動だけではなく、テント代わりに車を活用する車中泊スタイルもおすすめです。車の横にタープを設営してリビングを作り、夜は自動車内で過ごします。
荷物を降ろしたりテントを設営したりする必要がないので、荷物の積み降ろしや設営・撤収作業の手間はかかりません。

また、雨が降っても自動車内にいれば対応できる、ドアを施錠できるためテント泊よりも防犯面で安心しやすいといった点も魅力です。
行える場所は車で乗り入れできるオートキャンプ場などに限られますが、寝泊りできる自動車を持っている方はチャレンジしてみるのも良いでしょう。

■ソロキャンプのレイアウトをおしゃれにするコツ

ソロキャンプのレイアウトをおしゃれにするコツ

荷物の量が限られるソロキャンプは、どうしてもレイアウトがシンプルで武骨になりがちです。おしゃれなキャンプサイトをレイアウトするには、どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、キャンプサイトをおしゃれにレイアウトするためのコツをいくつかご紹介します。

・ハイスタイルとロースタイルを決める

キャンプのレイアウトは、使用するテーブルやチェアの高さから、大きくハイスタイルとロースタイルに分けることができます。チェアやテーブルといったアイテムの高さがバラバラだと違和感が生まれやすく、快適に過ごすことも難しくなるため、最初にスタイルを決めるようにしましょう。
それぞれのスタイルの特徴は、以下の通りです。

【ハイスタイル】
高さがあるテーブルやチェアを使ったキャンプスタイルです。座面が高いため立ったり座ったりしやすい、食事や調理を行いやすいなど、動きやすさに優れています。
ただし、高さのあるアイテムを揃える分、荷物はかさばりやすいです。適度に高さのあるタープを用意しないと、圧迫感を感じる恐れもあります。

【ロースタイル】
高さが抑えられたチェアやテーブルを使用して、地面に近い位置で楽しむスタイルです。足を伸ばせるため、ゆったりとリラックスして過ごせます。焚き火などを眺めながらのんびり過ごしたい方におすすめです。
ハイスタイルに比べると軽量でコンパクトなギアが多いため、荷物を減らしたいソロキャンプのシーンにも適しています。
一方で、人によっては立ち上がりにくさなどを感じることもあります。

・アイテムに統一感を出す

使用するアイテムに統一感を出すのも、おしゃれなレイアウトを作るためのポイントです。例えば、ポップな雰囲気のアイテムとミリタリーテイストのアイテムを合わせても、ちぐはぐな印象になってしまいます。
事前にレイアウトの方向性を定めてから、アイテムを用意するのがおすすめです。この時、使用するアイテムの色合いやメーカーを合わせると、簡単に統一感を生むことができます。

・ギアの配置を揃える

キャンプサイトのレイアウトは、メインとなるテーブルを中心に考えると、アイテムの収まりが良くなります。調理器具は1ヶ所にまとめるなど、使うシーンごとにアイテムをまとめるのもポイントです。
チェアやテーブルの周りにアイテムをひとまとめにして、座りながら作業を行える「コックピットスタイル」のレイアウトにするのも良いでしょう。

また、アイテムの雰囲気や配置を整えても、小物が散らかっていてはキャンプサイトが乱雑に見えてしまいます。収納棚やラックなどを活用して整理整頓を行うのも、レイアウトをおしゃれに見せるコツです。

■おしゃれなレイアウトでソロキャンプを楽しもう

荷物が限られがちなソロキャンプシーンでは、おしゃれなレイアウトを組み立てるのが難しいかもしれません。
しかし、基本となるキャンプスタイルやレイアウトの方向性を定めれば、おしゃれで居心地が良い空間を作りやすくなります。レイアウトや使用するアイテムの方向性を定めて、おしゃれなソロキャンプを楽しみましょう。

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