シューズアドバイザーが選ぶおすすめランニングシューズ5選!部活生よ、春だ、ランニングシューズを新調しよう!
■スポーツの春到来!シューズを手に入れよう
さあ、Spring has come!春がやってきました!
部活に入ってこれからスポーツをはじめようというあなたも、もう部活やクラブチームなどで活動しているというあなたも、みなさんにとって暖かい日が増えて体を動かしやすい、モチベーションも上がってくる、まさにスポーツの季節、春ですね。
そして、どんなスポーツにも必要な能力、基礎的な体力として、まずはしっかり有酸素能力を身につけるところからはじめたいです。
これは、陸上競技部ではもちろんのこと、すべてのスポーツの技術を支えるベースになる要素ですからね。そして、その有酸素運動をビルドアップするのに欠かせない重要な道具こそ、ランニングシューズですよね。
そんなシューズ、何を買っていいかわからない、という方もいるかもしれません。ちなみに用途を考えると、話題の厚底レーシングやカーボンプレート入りのシューズのような高価なものが必ずしもいいとも言えません。
ということで、今回は部活まわりで使うシューズ選びと履く上でのポイントを解説していきましょう。
■有酸素トレーニングをしっかりしてまず体力をつけよう
ランニングは、全てのスポーツパーソンにまず必要なトレーニング、アスリートの体力そのものです。そして、その効果を有用にする道具=シューズをおろそかにしないことですよ。
選ぶポイントとしては、何故履く必要があるのか、から考えてみるといいでしょう。
ジョギングのような有酸素運動からスピードを出してもっと心肺機能を鍛えるインターバルのような動作まで、接地感があって、クッション性もあり、軽量で、通気性も良いそんなシューズが、その頑張りを応援してくれるわけですね。
有酸素トレーニングが好きな人、苦手な人もいるでしょうけど、ランニングシューズはあなたと共に、快適に体力アップを二人三脚でビルドアップしていく、いわばあなたの相棒なわけですよね。
■シューズは足のサイズを測ってから選ぼう
まずは、その道具=シューズのサイズが合っているか確認、自分が履くべきサイズの根拠をはっきりさせましょう。
フィットベターパフォームベター(フィット感がいいものこそ、パフォーマンスが良い)という言葉があるぐらいです。サイズが合っていることが、まず重要です。また上にあげた機能性を効果的にするためにもフィットしていることはマストです。
高価なものでもサイズ合っていなければ宝の持ち腐れです。まずは自分のサイズを正確に知りましょう。お店に行って計測してもらいましょう。
そして、その実測サイズの1cmアップぐらいまでを目安に、シューズのサイズを選ぶことです。
もし幅がきついのであれば、さらに長さを上げるような選び方ではなくて、幅のサイズをワイドにするようなセンスを持ちましょう。単純なサイズアップはフィット感を損ねます。
■シューズローテーション(履きわけ)をしましょう!
仮にあなたが陸上部だとしても、高価なシューズを買ってボロボロになるまで使うより、リーズナブルなシューズでも新鮮な状態を保って使うことの方がよっぽどプラスです。
まずはシューズを長持ちさせるためにもローテーション(履きわけ)しましょう。シューズのローテーションはシューズを長持ちさせます。
例えば、学校に行くシューズ(普段履き)とランニングは兼用にはしないで、分けて使うとか、普段履きは普段履き用、ランニングシューズは、部活やランニングのときだけの専用で使用するいう具合です。
履きわけをすることで、シューズの持ちが良くなりますし、シューズが新鮮な状態なので、トレーニング効果を高めて、怪我の予防にもつながります。
また、走ったら汗をかきますので、風通しのいい日陰で少し干しておくといいです。また、ここもローテーション(履きわけ)をしておくと清潔に保ちやすくなりますよね。
■シューズ買い替えのタイミングも重要
そして、流石にシューズが痛んで来たときには、新鮮な状態を保つために、早めの買い替えをオススメします。
シューズを交換するタイミングは、シューズの裏側の摩耗を見ましょう。
踵やつま先など一部が擦れていたり、全体が地面を舐めるように擦れているかもしれません。いずれにしてもクセが強く出たものだったり、グリップが出ないものになりますので、買い替えましょう。
また、シューズのアッパー(上の部分)のヨレ感、スレ、穴など、またヒモが最初より締まるといったサインも交換をタイミングです。
ですから、使う頻度が多い部活生には特に高価なモデルを選ぶのも一考ですが、まずはリーズナブルなものを定期的なタイミングで買い替えて履くイメージのほうが現実的かなと思います。
■THE部活生シューズをまずは1足目として選んでみよう
ちなみに、価格が超リーズナブルなシューズは、安かろう、悪かろうでは決してありません。確かにマックスのクッションや、マックスの安定感があるわけではないですが、メーカーがコスト抑えて作ったまさに部活生シューズだからです。
成人した市民ランナーがレースを目標に使うとか、アスリートが使用するとか、という用途ではもちろん機能性が物足りませんが、既成のモデルのデザイン、クッション素材などを流用して生産コストを抑えたお財布に優しいモデルです。そしてそのデザインの多くは、そのブランドのトップレーシングのものに酷似して、やる気を出してくれるようなシューズもあります。
また、サイズ展開ではユニセックスモデルもカラーによっては展開がありますので、足のサイズが25.0cm未満のジュニアにもありがたいですよね。
例えば、こんなシューズはどうですか?みなさんにオススメなシューズ5選を選びました。
■部活生オススメシューズ5選
『ナイキ エアズーム ライバル フライ 3』
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-168635-
言わずもがな、このカテゴリーの定番。デザイン性は高く、パッと見は、同社の人気モデルのペガサスか?ズームフライか?とトップアスリートが履くシューズを思わせるデザイン。そして、ユニセックスサイズ展開があり、選びやすいモデルでもあります。
『アディダス アディゼロ RC 5』
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“無駄ゼロ、ストレスゼロ、エネルギーロスゼロ“アディゼロシリーズから機能性を絞って価格を抑えたある意味部活生仕様版。ただこちらもデザインはどこかで一度見たような錯覚するすらあるデザイン、アディゼロ ジャパン 6?という感じで、アスリートのようなギアでモチベーションをあげたいところですね。
『アシックス ハイパースピード 2』
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-162119-
このジャンルのシューズでもまったく手を抜かず、力を注いでしまうのがアシックス。これは市民ランナーに人気のあるマジックスピード 2?と思うほどの出来、デザイン。価格とのバランスで、リデザインされたアッパーと、絞って採用した機能性で部活性を完全サポートします。
『プーマ リディーム プロフォーム』
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ユニセックスラストで小さいサイズから展開があるのはサイズが選びやすい。箱根駅伝で着用選手が目立つなど、最近は陸上長距離でもシェアを広げつつあるプーマ。その陸上部はもちろんのこと、プーマと言えば、サッカーですからね、スパイクと合わせたいところです。
『アンダーアーマー チャージド ローグ3』
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-174298-
もちろんこちらも同社ホバー マキナ3を思わせる作り。この中でいちばんしっかり感があるシューズになっています。ジョギングが仕様の大半だったり、また、これを通学や普段履きにする手もありかなと感じる良品ですね。
是非まずはこの中から1足購入を検討してみてくださいね。
<著者プロフィール>
ランニングシューズフィッティングアドバイザー
藤原岳久( FS☆RUNNING(旧 藤原商会)代表)
日本フットウエア技術協会理事
JAFTスポーツシューフィッターBasic/Advance/Master講座講師
足と靴の健康協議会シューフィッター保持
・ハーフ1時間9分52秒(1993)
・フルマラソン2時間34分28秒(2018年別府大分毎日マラソン)
・富士登山競走5合目の部 準優勝 (2005)