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running2024.04.16

5年ぶりの開催で大盛況!静岡マラソン2024 出走レポート(前編)

2019年以来5年ぶり、7回目の開催となった静岡マラソン2024。静岡マラソンはスポーツデポが特別協力している大会の一つです。今大会は、約1万3千人ものランナーが集まりました。ファンラン(11.6km)とフルマラソンの二種目があり、日本陸連公認大会、世界陸連認証コースにもなっています。

そんな静岡マラソン2024を、私“走るタレント”中村優がゲストランナーとして走って参りました。ちなみに2015年にもテレビの取材で静岡マラソンを走っているので、私にとっては2回目の静岡マラソンです。静岡マラソンの魅力がいっぱいなので、「大会前日の静岡フェスタ~出走直前まで」と「当日の出走~完走まで」の前後編に分けてお伝えします!

3月10日に開催された静岡マラソンは、静岡市役所前をスタートし、海沿いを走って清水駅近くでゴールするワンウェイのコースです。長く続く坂や急坂などの大きなアップダウンがほとんどないので記録が出しやすいものの、制限時間が5時間半ということで、初心者にはなかなかハードルの高い大会でもあります。


ここで少し私自身の個人的な走ることについてのお話をさせていただきます。

2008年にホノルルマラソンを走って以来ランニングにハマり、そこからどんどん走るお仕事が増えていきました。

年に5〜6本ほどフルマラソンを走る時期もありましたが、今はマイペースに年に1回走るかどうか、といったペースです。

ちなみにゆるく楽しく走るマラソンが好きなので、ここ10年ほどはフルマラソン5時間前後のファンランしかしていません。

というわけでマラソン歴16年の割には、パーソナルベストは、4時間10分という別段自慢できるタイムではないのですが、それで良いのです。走るのが大好きなことには変わりありません。

自己記録更新を目指して走りたいと思う時がまたいつか来るかもしれないし、来ないかもしれません。ウルトラマラソンも同じで、100km2回走ったらもう満足したので、もう走らないかもしれないし、また走りたいと思うかもしれない。

そう。私、自分の心に正直に生きています笑。それが健やかに生きられるコツかな、と聞かれてもいないのに言ってみます。


そんなこんなで、私にとって今はフルマラソンを走ることは年に1回の一大イベントなので、走るタイミングや大会も僭越ながら自分なりに選ばせていただいているのですが、今回の静岡マラソンへの出走はすぐに決心することができました。

というのも、2021年に始まったランニング番組「亮と優の静岡をゆる〜く走りませんか?」(TOKAIケーブルネットワーク)の影響が大きいです。※通称しずゆる

しずゆるは、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと私の2人で、静岡の街を寄り道しながらゆる〜く走るというタイトル通りの番組なのですが、いわゆる観光地だけでなく、住宅街や細い路地でもおかまいなしに気の向くまま自由に走って地域の方々と交流させていただいています。

そうやってこの数年で静岡の街が、人が、自分にとって身近に感じられるようになったので、改めて静岡マラソンを走ってみたいと思いました。

「7年ぶり、50代になって初めてのフルマラソンに挑戦してみたい」という亮さんの心意気に触発されたことも大きな理由です。


個人的な静岡マラソンに向けた想いを連ねましたが、マラソンレポートの方へ戻ります。

大会前日は、亮さんと増田明美さんと静岡朝日テレビ「静岡マラソン2024 あす号砲スペシャル!」に生出演、からの静岡マラソンフェスタのステージでトークショー。

増田明美さんの優しいお人柄とトークにとても癒され、励まされました。

楽しくフルマラソン完走したい!という亮さんと私に、明日はお天気もいいし遠足気分ですね!と。まさに、ファンランナーにとってフルマラソンは遠足のようなもの!思う存分楽しみます。


トークショー終了後は、静岡マラソンフェスタでお買い物。

静岡マラソンの特別協力をしているスポーツデポのブースで、ジェルやテーピングを買い足しました。 マラソンに向けて色々と事前に用意していても、忘れたり足りないかもと不安になったりするから、前日にこういったブースがあると助かりますよね。

大会1ヶ月前には、アルペン静岡石田店を拠点に、スポーツデポ主催の静岡マラソン試走会イベントが開催され、静岡マラソンに出走するランナーたちを大会前からサポートしてくださっています。


この日は風がとても冷たく体が冷えたので、しぞ〜かグルメ祭りのブースでクラムチャウダーを飲みました。アサリがたっぷり入っていて美味しかった〜。

他にも静岡おでんやお茶など静岡らしい飲食ブースもたくさん出店されているので、静岡マラソンを走らない人も楽しいるようでした。


前日夜は、行きつけのお店の食べ慣れたメニューでしっかりカーボを蓄え、早めに就寝。

…のつもりが、緊張でなかなか寝付けず。

おまけに予定より1時間早く目覚めてしまいました。

早く起きてやることがないから、お風呂に入ったり、ゴルフの女子プロの試合動画を観ながらマッサージ&ストレッチをしたりしてのんびり準備。

それはそれで良い時間でした。

スタート前、ゲストランナーの待機場所へ行くと、亮さんもどうやら緊張しているようでした。 写真だとそうは見えませんが…。


招待選手として走られる、清水町出身の佐藤悠基選手ともお写真撮っていただきました。


スタート前に登壇してランナーの皆さんにご挨拶。

たくさんのランナーが集まっているのを見たら、緊張よりも楽しみな気持ちがどんどん湧いてきました。

そして見てくださいこの青空!予想最高気温が12度。寒くも暑くもない最高のマラソン日和になってくれました。

私が2015年に静岡マラソンを走った時は、一日中冷たい雨が降っていて景色を楽しむどころではなかったので、晴れてくれただけで良い大会になる予感しかしません!


前編の最後に、静岡マラソンのコースのご紹介をします。 静岡市役所静岡庁舎前をスタートして市街地からのどかな田んぼ道に入り、また市街地に戻ってきて安倍川沿いを下り、海沿いの長い直線を清水方面に走って清水テルサ前でゴール。

元々高低差の少ないコースでしたが、2019年にコースに少し変更があり、より高低差が少なくフラットなコースになったそうです。

変更前のコースは、長くつづく海沿いを走った後に折り返しが続くのがきつかったのですが、折り返しが減って楽になったと聞いて安心しました。

以上、静岡マラソン出走レポート前編でした!

後編では、実際に走った静岡マラソンの魅力をたっぷりとお届けします!
どうぞお楽しみに!!

> 後編はこちら
 


【著者プロフィール】

中村優/タレント

NHK BS-1「ラン×スマ」でスマイルランナーとして数々の大会に出場。

2014年サロマ湖100kmウルトラマラソンにて念願の100kmマラソンに初挑戦し完走。フルマラソン出場回数30回、60km×2回、82km、100km×2回。全て完走。

スポーツ系メディアへの出演や、ゲストランナーとして活動中。

JRTA認定A級ランニングトレーナーの資格を取得。笑顔で楽しく走る!無理をしない!がモットー。

https://www.instagram.com/nkmr_yu/

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