サッカー日本代表・伊東純也＆三笘薫も着用のPUMAの新作スパイク『ウルトラ』の魅力を徹底解析！「俊敏でボールタッチを好む選手にオススメしたい」

スポーツメーカーのプーマは、新作サッカースパイクの『ULTRA（以下：ウルトラ）』が7月28日に発売されたことを受け、都内でトライアルセッションを実施した。フルモデルチェンジが施されたシリーズ最新作では、スパイクのアッパー部分に採用された軽量で柔軟性に優れた独自素材の『ULTRAWEAVE(以下：ウルトラウィーブ)』を採用。靴と足のフィット感を高め、スピードや俊敏性を極限まで追求した一足に仕立てられている。今回は、実際にセッションに参加した弊社（アルペングループ）社員に、『ウルトラ』の特長や、実際の履き心地や魅力について語ってもらった。

 『ウルトラ』には、（左から）『ウルトラ マッチ HG/AG』、『ウルトラ プロ HG/AG』、『ウルトラ アルティメット HG/AG』、『ウルトラ アルティメット FG/AG』という計4種類のラインナップが用意されている。

セッションの冒頭では、サッカー日本代表の伊東純也選手、三笘薫選手、堂安律選手らも着用している『ウルトラ アルティメット』の機能や、シューズの特長についてのプレゼンテーションが行われた。

『電光石火、稲妻スピード』をコンセプトに開発されたウルトラシリーズの最新作では、選手の俊敏性を極限まで引き出すための大幅なリニューアルを敢行。（※188gはアルティメット FG/AG 27㎝のシューズ片足の重量）

■軽量化されたスパイクが生み出す、これまでにない推進力

リニューアルの最大の目玉は、プーマが独自に開発し、初めてスパイクに採用されたという独自のウーブン素材、『ウルトラウィーブ』だ。海外クラブのユニフォームにも使われているという軽さと柔軟性を備えた素材を、スパイクのアッパー部分に用いることで、シューズの軽量化を実現。足とシューズの一体感を高めることで、プレーヤーの推進力を生み出す工夫が施されている。

軽量化されたアッパー部分に加え、新たに開発されたラストが、これまでのスパイクにはなかった足とシューズのフィット感を生み出している。

■反発と柔軟性の共存するアウトソールが、無駄のない動きを実現

かかと部分の高反発特殊素材と、つま先部分のポリウレタンをベースにした『SPEEDPLATE（スピードプレート）』と呼ばれるアウトソールのユニットが、プレーヤーの無駄のない動きをサポート。硬度のあるかかと部分と、柔軟性に長けたつま先部分の屈曲によって、プレイヤーが足を踏み出す力を最大限に引き出し、加速力に繋がるように設計されている。

■安定感のある動きと、巧みなボールタッチを生み出す新機構

アッパー部分の表面には、『PWRPRINT（パワープリント）』と呼ばれる立体樹脂のプリント加工（※水色と黒の部分）が施されており、スピードに乗った状態でも、プレイヤーが巧みなボールタッチが出来るように配慮されている。

そしてスパイクのヒール部分には、樹脂ベースで作られた『PWRTAPE(パワーテープ)』を採用。かかと周りのホールド感に優れた素材を用いることで、安定感のある動きを実現させた。

■実践形式のトライアルには、川崎フロンターレU-18の3選手も登場

商品のプレゼンテーションを終えた後には、川崎フロンターレU-18を指揮する長橋康弘監督（左から）と、大瀧螢選手（MF）、松長根悠仁選手（DF）、大関友翔選手（MF）の計4名をゲストに迎え、トレーニング形式のセッションが行われた。

実際に『ウルトラ』を着用し、通称「鳥かご」とも言われているパス回しのトレーニングに励む面々。

川崎フロンターレU-18でも実際に行われているというトレーニングメニューを用いながら、スパイクの履き心地を確認する参加者の皆さん。短い時間ではあったものの、攻撃的なパスサッカーを持ち味としている川崎フロンターレのチームカラーもあってか、キックの正確さや技術力の強化に重点を置いた練習が多い印象を感じさせた。

続けて、実践を見立てたシュート練習や、ハーフコートでのミニゲームが行われそれぞれが汗を流しながら、『ウルトラ』の履き心地を体感した。

多忙なスケジュールを縫って駆けつけた川崎フロンターレU-18の面々も、参加者と一緒に汗を流した。（写真左は、来季に川崎フロンターレへの加入が内定している松長根悠仁選手）

■「フィット感があり、疲れにくい」 アルペングループ社員が感じた ウルトラの魅力

最後に、この日のセッションに参加した弊社（アルペングループ）社員の田中航（スポーツデポ 小牧店）に、実際に『ウルトラ』を履いてプレーした印象や、オススメのポイントを語ってもらった。

――まずは、実際に『ウルトラ』を履いて、プレーされた感想を教えてください。

前作からアッパーソールが大幅に改良されたこともあって、足にピッタリとフィットする感覚が格段に向上し、長時間プレーを続けても疲れを感じにくかった点が印象に残りました。強度のある動きに対してもしっかりとサポートしてくれるので、クラブ活動に励む学生さんの強い味方になってくれるシューズではないかと思います。

――どのようなプレイヤーにオススメしたいと思いますか？

スピードや俊敏性をセールスポイントにしている選手や、ボールタッチ好む選手には合っているのではないかなと感じました。あとはスパイク自体の軽さや、足のフィット感を求められる方にも、気に入っていただけるのではないかなと思います。

――サッカー日本代表の選手や、海外の錚々たる選手も着用しているスパイクとのことですが？

「好きな選手の履いているスパイクが欲しい」という多くのお客様にも、既にこのスパイクを選んでいただいている状況ではありますが、間も無く開催されるカタールW杯でのさまざまな選手の活躍によって、この『ウルトラ』が注目される機会は、さらに増えていくのではないかと予想しています。

――最後になりますが、これからご来店を考えられている読者の皆さんへのメッセージをお願い致します。

サッカーをプレイした経験を持つスタッフが、ご意向や実際のエピソードを交えながら、お客様のスパイク選びをサポートさせていただきます。豊富なラインナップを揃えてお待ちしているので、是非ともお近くのスポーツデポ、アルペンに足を運んでいただけたら嬉しいです。お待ちしております。