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football2023.09.08

ニューバランス主催「Alpen TOKYO」で開催されたFC東京の熱きトークイベント。シーズン後半への期待が高まる!

都会のビルの中心にそびえ立つ「Alpen TOKYO」。ここは多くのファンが集うFC東京のオフィシャルショップで、特別なイベントが開催された。スタジアムでの華麗なプレーファンの心をつかむ徳元悠平選手、俵積田晃太選手、白井康介選手の3人が深みのあるトークイベントを披露。主催は、彼らとの契約で知られる「ニューバランス」。都会の中心でサッカー選手たちの生の声を体験する、貴重な瞬間が生まれた。


「Alpen TOKYO」のイベントスペースの扉が開かれると、待っていたファンの期待感が一気に高まった。特設ステージが設けられ、MCの声で選手たちが紹介されると、順に舞台に登場。


・俵積田晃太選手(ステージ右)

U18出身のミッドフィルダー。J1第24節の試合で見事なアシストを披露。

挨拶「俵積田晃太、背番号33番。よろしくお願いします」


・徳元悠平選手(ステージ真ん中)

ファジアーノ岡山より今シーズン加入。5月12日のJ1第13節で自身初の国立でJ1初ゴールを記録。

挨拶「徳元悠平、背番号17番。本日はお集まりいただきありがとうございます」


・白井康介選手(ステージ左)

7月に京都サンガFCより移籍。攻撃力の高いサイドバックとして知られる。

挨拶「白井康介、背番号99番、ディフェンダーです。よろしくお願いします」


登場した3選手が着用していたのは、ニューバランスのアパレル「THE CITY」。全国のスポーツデポ・アルペン、そしてAlpen TOKYO限定で販売されているオンにもオフにもフィットするセットアップなど、機能素材で快適なアパレルコレクションだ。選手たちの鍛え抜かれた姿とその素材の特徴、デザインが絶妙にマッチし、ステージの上でより一層輝いて見えた。

最初に行われた質問コーナーでは、各選手へのキャリアに関する興味深いディスカッションが行われ、選手たちの新たな魅力や彼らの背景を知る絶好の機会となった。


――俵積田選手はドリブルが特徴的な選手ですが参考にしていた選手などいますか?

俵積田:特定の選手を参考にしているわけではありませんが、子供の頃から続けているドリブルスタイルがあります。もちろん、メッシやネイマール、ロナウジーニョのような選手たちの技を見て、それを試すこともありました。しかし、最終的には自分のやりやすいスタイルを確立し、それをずっと続けています。


――今までで対戦した中でベストプレイヤーを挙げるとしたら、誰でしょうか。

徳元:現在のチームメイト、仲川輝人さんとは、僕が琉球時代にキャンプで一度対戦した経験があります。彼の一瞬のスピードでの突破には驚かされました。また、一緒にプレーする中で特に印象的だったのは小野伸二選手。彼のプレーは目を引くものがあり、彼のプレーは目を引くものがあり、特に動画でも話題となったトラップ技術は本当にすごくて、多くのプロ選手たちからも絶賛されているように感じます。

白井:僕がすごいなと思ったのは、やっぱりイニエスタ選手。見ている視野の広さもすごいですし、「そこにパスを通すんだっ!」ていう感じで、Jリーグの中ではずば抜けていた。そして最近FC東京に加入したばかりですが、一緒にプレーすると長友選手の実力を実感できます。僕と同じポジションで走りが重要とされる中、37歳にもかかわらず、彼は驚異的なスタミナを持っています。一般的にプレイヤーは10キロから12キロを走るのが普通ですが、長友選手は日本代表での走行距離レコードとして15キロを走ったと言われています。彼のリーダーシップはチーム内で非常に評価されており、その明るい性格でチームの雰囲気を良くしています。

俵積田:香川真司選手との対戦は特に印象的でした。わずかなスペースを与えるだけで、瞬時に動きを切り返されて抜かれる。その一瞬の隙を突かれるスキルには驚かされました。また、チームメイトとしての中村帆高さんも印象的です。守備技術は非常に高く、僕がユースの時、トップチームの練習で彼とマッチアップした際に完全に止められてしまった経験があります。


――子供の頃に1番頑張った練習はありましたか?

俵積田:僕は常にドリブルに特化していましたね。試合中もドリブルばかりでした。その感覚、突破する快感が好きです。目立ちたいわけではありませんが、小学生の頃からプロのサッカー選手になりたいという夢を持って、何も考えずにただサッカーを楽しんでいました。

徳元:僕は身長がそれほど大きくありませんが、それを補うために体感トレーニングを実践してきました。その効果は人それぞれなので練習としてどれほど役立つかは分からないですが、目標は誰と競っても負けない強さを持つことをイメージしながら取り組んでいました。

白井:現在、ガンバ大阪に所属する三浦弦太選手とは同い年で、彼とは小学校の頃から高校までずっと一緒で長い間、1対1の練習を繰り返してきました。この1対1は、攻撃のさまざまなスタイルを磨くための経験にもなり、フィジカル面での強化にも役立ちました。振り返ってみると、この練習は非常に有意義だったと感じます。実際、試合では練習したことだけが発揮されるので常に真剣に取り組んでいます。


――3人がスパイクを選ぶときのポイントはどんなことを重視していますか。今、履いているスパイクの良さや魅力を教えてください。

徳元:スパイクの選び方にこだわりを持っています。特に、ボールを止める、蹴るという感覚を最も重視しており、そのために天然皮革のスパイクを人工皮革よりも優先して選ぶようにしています。「442」というスパイクでHG(ハードグラウンド)用の特定のモデルを選んで履いているのも、こだわりの一部です。肌に密着する感覚が好きで、それを実現するスパイクを選んでいます。

白井:現在、履いているのはニューバランスの「Furon」というスパイクです。特に、地面にしっかりとグリップする性能が優れており、僕の足の速さを最大限に活かせる設計になっています。この部分は特に気に入っていますね。

俵積田:スパイクのサイズ選びは重要ですが、それだけでなく、自分の足に完璧にフィットするものを選ぶことにこだわっています。少しでも靴ずれが起きそうだったり、足に何かが当たる感覚があれば、それは選択から外します。完全に不快感がないスパイクを選べる人は少ないかもしれませんが、なるべくそのようなストレスが少ない、あるいはないスパイクを選びたいと思っています。また、スパイクの軽さも重要な要素の一つです。


――プロ選手を目指そうと思ったきっかけとタイミングを教えてください。

俵積田:兄がサッカーをしていたのを見てサッカーを始めました。それからずっと、サッカーが楽くて夢中で続けてきました。日本代表の試合をテレビで見て、そのカッコよさに憧れていました。しかし、実際にプロの世界に足を踏み入れると、テレビで感じていたイメージとは全然違うことに気づきました。試合は圧倒的なプレッシャーと速さに満ちています。確かに大変なことも多いですが、それを乗り越える楽しさや新しいことを吸収する喜びもあるので、これからも更なる成長を目指して頑張りたいと思っています。

徳元:小学校5年生のとき、高校サッカー選手権を見て、そこでの活躍がプロへの扉を開くことを強く感じました。それが「サッカー選手になりたい!」という夢の始まりでした。日々楽しみながらも厳しく練習に励んできましたし、現在は、多くの子供たちに夢を与えるプレイヤーとしての役割も果たしたいと思っています。

白井:僕の父はサッカーファンで、その影響から物心つく頃からボールを蹴っていました。気がつけば、自分の中に「サッカー選手になる」という強い意志が芽生えていました。小学校のころは自分の実力を過信して、「絶対にプロになれる」と自信満々に思っていました。しかし、高校時代にその考えが挫折し、プロになるための道の厳しさを痛感しました。そこで自分の行動や考え方を根本から見直すことを決意し、それが高校時代の最大の成果となりました。その経験がサッカー人生での最も大きなターニングポイントです。プロとしてのキャリアで、FC東京は6つ目のチームです。移籍するごとに、様々な選手や監督、コーチたちから新たな刺激を受けて日々成長していると感じています。


――白井選手は、最近FC東京に加入したとのことですが、チームの魅力をどう感じていますか?

白井選手: FC東京はディフェンスでもアグレッシブにプレスをかけ、攻撃時にはスピード感を持った魅力的なサッカーを展開しています。その攻撃的なスタイルは、実際にプレーしていても楽しみややりがいを感じています。


――最後になりますが、今シーズンの後半戦に向けた意気込みをお聞かせください。

白井: 移籍して間もないですが、サポーターの皆さんに白井康介のプレースタイルや特長をピッチ上でしっかりと見せたいと思っています。引き続き応援をよろしくお願いします。

徳元: リーグ戦ではより上の順位を目指して努力します。また、ルヴァンカップにおいても優勝を目指して頑張ります。自身としてもゴールを決め、サポーターにチャントを歌ってもらえるよう、全力でプレーしたいと思います。

俵積田: 天皇杯での敗退は残念でしたが、リーグ戦やルヴァンカップなど、まだ戦うべき試合はたくさんあります。目の前の一戦一戦を全力で臨んで、皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります。今後とも応援をよろしくお願いいたします。


※イベントの最後には、写真撮影とサインの時間を設け、ファンとの交流の場が持たれた。選手たちとサポーターが一体となり、今シーズンの後半戦への期待が高まる一日となった。
 


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