golf2021.04.06

着れば自然と楽しくなれる【キャロウェイアパレル・メンズ】合言葉は「ゴルフに行こうよ」

『DSPD』――これを見て、すぐにピンときた人は相当なゴルフ好きだろう。

最近、キャロウェイのアパレルには『DSPD』の文字が入っていることがある。これを見て「一体どういう意味なの？」と思うゴルファーも多いのではないだろうか。キャロウェイゴルフファンならば既にご存じかもしれないが、知らない人のために今一度説明しよう。

「キャロウェイゴルフは1982年、アメリカで誕生したゴルフメーカーです。『DSPD』はその創業者であるイリー・キャロウェイの哲学なんです。英語で書くと、Demonstrabiy Superiar and Pleasingly Different 略して『DSPD』。日本語に訳すと“明らかに優れていて、その違いを楽しむことができる”となります。その真意は、『キャロウェイは常に時代の先端に立ってゴルファーの期待を超えなければならない。そして、ゴルフというゲームを今よりももっと楽しめるように、情熱や想像力、革新、そしてテクノロジーを注ぎ込んで製品をつくならければならない』ということなんです。もう少しかみ砕くと、『より良いものを作ることがキャロウェイの使命である』という感じでしょうか。」

そう教えてくれたのはキャロウェイアパレルの小田川悠一さん。このロゴには「さすがキャロウェイ」と唸りたくなるような、奥深い意味があったのだ。

このキャロウェイ氏の哲学を表現した「DSPD」のロゴ。以前も使っていたそうだが、2019年ごろから再びメンズを中心に一部商品に入れるようになったそうだ。単なるアルファベットだと思っていた人も、その意味が分かればまた気持ちも変わってくるだろう。ロゴを見るたび、このロゴが入ったウェアを着るたび、我々プレーヤーも前向きな姿勢でプレーできそうだ。

そんな予備知識を入れつつ、改めて今季の「キャロウェイアパレル」のラインアップを見てみよう。今季のテーマは『GO GREEN』ということで、いつも以上に爽やかでスポーティなテイストになっている。

心地よいアースカラーとスポーティなテイストがよくマッチしている

この『GO GREEN』、先ほどの『DSPD』と同じようになにか意味があるのか、小田川さんに聞いてみると、「こんなご時世だけど、楽しく「ゴルフに行こうよ！」という意味がひとつあります。そしてもうひとつメッセージがありまして、GREENといえばやっぱりイメージは地球や自然ですよね。ゴルフは自然の中でプレーするスポーツなので、自然を大事にしていきたい！そんな想いが込められています。多くのゴルファーの方々がサスティナブルや地球環境保護の問題を考えるきっかけになってくれればいいな、という意味も含まれているんです」と答えてくれた。

キャロウェイアパレル(株)アパレルMD部MDマネージャーの小田川悠一さん

単にファッショナブルなだけではなく、常に時代を読み取り、独創的なゴルフウェアを発信している「キャロウェイアパレル」らしいテーマである。実際に再生ポリエステルを使用したシャツや、襟を取り外し2WAYで着られるシャツなど、サスティナブルな商品も登場しているので、興味のある人はチェックしてみよう。

デザイン的には、「流行り廃りのないベーシックなものもいいが、やはりトレンドも押さえたい」というゴルファーの欲張りな気分に、ズバリ応えてくれている。今季はネイビー、ブラック、ホワイトといった“いつもの”カラーに加え、テーマになっているグリーンやアースカラーを取り入れた商品が際立っている。春らしいし、コーディネイトを新鮮に魅せるには、お勧めの色だ。

さらに、こだわっているのがライン使いだという。

「ラインは一般ファッションのトレンドなんです。だからパンツのサイドラインをはじめ、シャツのロゴも縦に配置して、ちょっとラインっぽくしてみたり…トレンドを取り入れる工夫をしています。1本入るだけでグッとスポーティな印象になるので、プレーする姿に躍動感が生まれてカッコよく見えると思います」と小田川さんは言う。