ハードヒッターでも使えるショートウッド【グッと深掘りゴルフギアVol.27】 ピン「G430 MAX」9番フェアウェイウッド編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの”深~い話”をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第27回目は、ピンの最新モデル「G430 MAX」の9番フェアウェイウッド(以下、9W)について取り上げる。
先日ピンがニューモデル「G430」シリーズをに発売したが、そのなかでもゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが熱い視線を送っているのが『G430 MAX』フェアウェイウッドの9番だ。
以前、本連載でもキャロウェイの『ローグST MAX』の11番フェアウェイウッドを取り上げたように、球が上がりやすく飛距離も出やすいショートウッドは、アマチュアにとって大きなメリットがあるクラブ。
一方で、球のつかまりやすさが“左に行きやすい”というデメリットになるケースもある。ロフトが多いぶん左を向いて見える顔と相まって、ヘッドスピードが速いゴルファーにとってはとくに、引っかけそうな違和感が勝ってしまうのだ。
ロフト角24度が生み出す圧倒的な球の上がりやすさは、アマチュアにとって大きなメリットがある
その点、このピン『G430MAX』の9Wはライ角が59度と、『ローグSTMAX』や『ゼクシオ12』の9Wと比べると1度フラットで、しかもネック調節機能によりライ角をさらにフラットにできる。
この「ロフトがあるのにフラット」というのが実に絶妙で、球が上がるのにつかまりすぎず引っかけの心配が少ないという、他にない特性になっているというのだ。
さらにこのフラットさは身長が低い人にもマッチしやすいため、女性ゴルファーにも扱いやすい点も大きな特徴だ。
ライ角60度前後が多い9Wのなかで、「G430MAX」は59度とフラット
ネック調節機能でさらにフラットライに調節でき、唯一無二のフラットショートウッドとして活躍する
ゴルフ5プレステージでは、この9Wをヘッドスピードが速いゴルファーにも、ハードめのシャフトを装着して提案するケースが増えているという。おすすめは三菱ケミカル「ディアマナGT」の70X。
これならヘッドスピードが40m/sを超え、ドライバーに50g台のカスタムシャフトを装着しているような人でもしっかり振り切れるので、アイアンやユーティリティでは真似できない高弾道でグリーンを攻められる最強クラブが作り出せるのだ。
しっかりめのシャフトと組み合わせることで、パワーヒッターでも扱いやすいショートウッドになる
いままで「ショートウッドは非力な人のためのもの」という先入観にとらわれていた人も、ぜひこれを試打してみてほしいとプレステージのフィッターたちは言う。まさに異次元の弾道を体験できるだろう
※G430 MAX 9Wはメーカー受注生産です。
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