超飛び系でライ角調整解禁!プラスマイナス4度の選択肢【グッと深掘りゴルフギアVol.95】ピン「G730」アイアン編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第95回目で取り上げるのは、ピンの「G730」アイアンだ。
近年、アマチュア向けアイアンの主流はもはや「飛び系」になりつつあり、さまざまなテクノロジーを取り入れて「飛んで上がる」やさしいアイアンが各メーカーから発売されている。
なかでも「従来のアイアンよりも2番手飛ぶ」という触れ込みで一世を風靡したヤマハ「UD+2」が嚆矢となった「超飛び系」と呼ばれるカテゴリーは、7番アイアンで25~27度という超ストロングロフト。しかしワイドソールの低重心で球が上がりやすく、アマチュアでも150~160ヤードを8~9番アイアンで簡単に打ててしまうことから、飛距離が落ちてきたアマチュアゴルファーや、アイアンで距離を出したい人から強く支持されている。
それだけにモデルの選択が増えてきているジャンルだが、そのなかでもゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちが注目しているのがピンの最新アイアン「G730」だ。
ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務のフィッター柏瀬翔太郎さんに、「G730」の何がすごいのか聞いた。
プレステージ日本橋店勤務のフィッター柏瀬翔太郎さん
「キャッチコピーで謳われているとおり、本当に“ピン史上最も飛んでやさしい”というアイアンだと思います。7番アイアンでロフト26.5度と超ストロングですがちゃんと球が上がってつかまる。ですが私たちフィッターがそれ以上に注目しているのは、ライ角がプラスマイナス4度調節できるという点です。超飛び系アイアンは、ほとんどがステンレスヘッドでライ角調整ができないのですが、この『G730』はライ角の選択肢が豊富で、自分に合ったライ角を選べる。これはほかにはない強力な長所だと思います」(柏瀬さん)
「Gシリーズ」の最新モデル「G730」。7番でロフト26.5度
ゴルフ5のアイアンフィッティングでは、ライ角は非常に重要視される。ライ角が合っていないアイアンは、狙ったところに球が飛ばず、本来の「グリーンを狙う」という性能を発揮できないのだ。プレステージのフィッティングでは、この点からステンレスヘッドの飛び系アイアンを勧められないケースも多かったという。
しかしピンは「カラーコード」に従ってライ角を指定して購入することができ、それを実際に試打することもできる。前モデル「G710」でもライ角は選べたが、プラスマイナス2度まで。これが4度まで広がったことは、身長が高い・低い人や、スイングに特徴がある人にとってこれは大きな強みだ。これで超飛び系アイアンを使えるアマチュアが劇的に増えるはずだと柏瀬さんは話す。
ライ角がプラスマイナス4度調整でき、実際に試打することもできる
もちろんクラブとしての性能も折り紙付き。
「ピンの『Gシリーズ』アイアンには、中空の『G710』、キャビティの『G430』がありますが、これらよりもそれぞれロフトが1.5度、2度(7番)立っていて、飛距離性能は1段階上。それでいて、『G730』はあえて中空ではなくポケットキャビティにしたことでワイドソール・低重心にし、球の高さは遜色ありません。とにかくやさしく飛ばしたいという人にとっては、これ以上ない性能だと思います」(柏瀬さん)
ポケットキャビティで超ワイドソール。中空ではマネできない圧倒的な球の上がりやすさ
超ストロングロフトアイアンも、ついにライ角を選べる時代になった。ライ角に不安があり飛び系に手が出なかった人もこれならば安心だし、飛び系に興味があったけれど二の足を踏んでいたという人も、「G730」はぜひ試してほしいクラブだ。
ゴルフ5プレステージではライ角違いの試打クラブもご用意しているので、気になった方はぜひお近くの店舗に足を運んでいただきたい。
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https://www.golf5-prestige.jp/
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