LUKAとともに、バスケがもっと好きになる日――陸川章コーチ&ともやんが贈る、“90分のご褒美”クリニック【中編】

前編ではクリニックの模様をお届けしたが、中編ではイベント終了後に行われた東海大学男子バスケットボール部アソシエイトコーチ・陸川章氏の特別インタビューをお届けします。
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■東海大学男子バスケットボール部アソシエイトコーチ・陸川章インタビュー『「考える力」が未来を変える―次世代選手へのメッセージ』
――本日のクリニックを終えて、率直なご感想をお聞かせください。
今日の参加者は、バスケ歴1~2年の子から、7~8年の経験者まで、本当にレベルが幅広くて。最初は「うまく全体に合わせられるかな」と少し構えていた部分もあったんです。
でも、実際に始まってみると、予想以上に上手な子が多くて驚きました。
コーチの話をしっかり聞いて、プレーの中での適応力も高い。こちらが想定していた以上に、内容をよく理解して取り組んでくれた印象があります。
とても意欲的で、見ていて気持ちのいい子どもたちばかりでしたね。
――本日のクリニックでは、どのような点を重視して指導されましたか?
今日は「オフェンス」をテーマに、特に“ディフェンスを読む力”にフォーカスして指導しました。私自身、これまで多くの指導者から学ぶ中で実感しているのは、「ディフェンスをしっかり見ることで、ゲームが自然と教えてくれる」ということです。
スキルとして「ボールをつく」「ドリブルをする」ことももちろん大切ですが、本当に重要なのは、そのスキルを「いつ、どこで発揮するか」を見極める判断力です。その判断のためには、常に相手ディフェンスを観察し、どこにアドバンテージがあるのかを読み取る力が必要になります。
そこで今日は、ディフェンスをみることで状況判断を養うトレーニングメニューを構成しました。子どもたちには、プレーのたびに「今、何がチャンスなのか?」を見抜く“目”を育ててほしいと願っています。
――トレーニングを組み立てる際、実戦的な内容と基礎力の向上、どちらを重視されていますか?
この年代で最も大切なのは、やはり「ファンダメンタル=基礎」です。まずはしっかりとした土台を築くこと。そこから実戦を重ねていくことで、軸がブレずに成長していけると考えています。
ただし、私が特に意識しているのは、「基礎と実戦をどう結びつけるか」という点です。
いくら基礎練習を頑張っても、それが試合で活かされなければ意味がありません。
だからこそ、「この練習は何のためにやっているのか」「どのプレーに直結するのか」といった目的を明確にしながら取り組むことが大切です。
基礎と実戦が自然にリンクしていく“つながるトレーニング”を意識することで、プレーに実感と手応えが生まれます。私はそうしたアプローチを大切にしながら、日々指導しています。
――今回のイベントで選手たちが着用していた「LUKA 4」「LUKA.77」、どのような印象を受けましたか?
「LUKA 4」のデザインがスタイリッシュで、カラーも爽やかで目を引きました。実際に履かせていただいたんですが、「とにかく軽い」。そのうえ動きやすく、フィット感も抜群でした。
選手たちのプレーを見ても、シューズが足にしっかり馴染んでいて、動きにもキレがありました。躍動感あるプレーを後押しする、非常に優れた一足だと感じましたね。
――シューズの性能は、選手のパフォーマンスにどのような影響を与えると考えますか?
パフォーマンスへの影響は非常に大きいと思います。特に大切なのは「ケガを防ぐこと」。フィット感やクッション性など、足元の安心感があってこそ、選手は思いきった動きができるんです。
安定した足元があることで、結果としてプレーの質も上がる。そういう意味で、高機能かつしっかりと足を包み込んでくれるシューズは、選手にとって欠かせないサポートだと実感しています。
――バッシュ選びで重視すべきポイントがあれば教えてください。
一番は“フィット感”ですね。足の指をしっかり使えるか、踏みしめたときに自然に足に馴染むか。「少しきつい」「逆に緩い」といった違和感があるだけで、動きが大きく制限されてしまいます。
自分の足にしっかり合った一足を選ぶことが、長くバスケを楽しむためにも、ケガを防ぐためにも大切だと思います。
――最後に、LUKAシリーズへの期待をお聞かせください。
やはりルカ・ドンチッチ選手がこのシリーズを履いて、さらにレイカーズで大活躍してくれることを楽しみにしています。彼のプレーを見て、「あんなふうに動きたい」と憧れる子どもたちもたくさんいると思うんです。
だからこそLUKAシリーズには、そんな子どもたちや選手たちの夢を支える、“最高のパフォーマンスを引き出す一足”として成長し続けてほしいと願っています。
中編では東海大学男子バスケットボール部アソシエイトコーチ・陸川章氏のインタビューをお届けしたが、後編では、同じくイベント終了後に行われたともやんの特別インタビューをお届けする。
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後編へ続く