スキーを始める人も、さらに高みを目指す人も。専門のアドバイザーがいるアルペングループ店舗なら、安心して選べる!
スキーを始めようと思っている人も、スキー用品を新調しようと考えている経験者の人も、まず思い浮かぶのは大きな店内に所狭しと並ぶ、アルペンやスポーツデポ、アルペンマウンテンズなどの店舗ではないでしょうか。
それもそのはず、アルペングループは「スキーの楽しさを広める場をつくりたい」という想いのもと、スキーショップからスタートした企業。今年で50年の歴史があり、今なおウインタースポーツといえば「アルペン」と言われるくらい、豊富なギアやウェア、経験豊富なスタッフが揃っているのが特徴です。
なかでも、アルペングループの店舗のうち、特にスキー用品に力を入れている店舗を「エキスパートショップ」と位置づけ、通常店舗よりさらに充実した品揃え+専門的な知識と技術を持つ認定アドバイザーが、お客様にとって最適な商品をご案内しています。
今回は、アルペングループのエキスパートショップでアドバイザーとして認定を受けている3人のスタッフから、各店舗の特徴や、2021-2022シーズンのおすすめギアを紹介してもらいます!
スキーエキスパートショップ アドバイザー紹介
今回紹介してくださるアドバイザーのみなさんはこちら!
左:
アルペンアウトドアーズフラッグシップストア 柏店 岡山 希有次さん
アドバイザー歴14年
全日本スキー連盟公認アルペンB級セッター
基礎スキー、アルペンスキーの選手経験を活かし、埼玉県の強化指定選手のコーチも務める岡山さん。後進育成にも力を注いでいます。
中:
アルペン高岡店 米丘 友明さん
アドバイザー歴19年
全日本スキー連盟公認スキー指導員 全日本スキー連盟A級検定員
全日本スキー技術選手権大会19回出場、デモンストレーター6期(12年)認定
トップシーズンになると、100日以上雪上での販促活動を行う米丘さん。学生チーム7大学のコーチも務めています。
右:
アルペンアウトドアーズフラッグシップストア 札幌発寒店 伊藤 浩之さん
アドバイザー歴17年
全日本スキー連盟公認スキー指導員 全日本スキー連盟B級検定員
大学時代にバックカントリースキー(BC)にどっぷりはまった伊藤さん。「BCを楽しむためにまずは基礎から」と、スキー指導員と検定員の資格まで取得。どんなジャンルのスキーも相談に乗れる、兄貴的存在です。
【スキーエキスパートショップ1】
アルペン・スポーツデポ
アルペン・スポーツデポのエキスパートショップの特徴は、何よりも「アドバイザーが長年にわたってお客様のスキーに関するアドバイスやフォローをしてくれる」ということです。
スキーは奥が深く、のめり込むほど、さまざまな助言や相談に乗ってくれる「人」についてきてくれるお客様が多い世界。全国に店舗を構えるスポーツ用品店ではスタッフの転勤が多いと言われている中、アドバイザーはほぼ異動がなく、同じ店舗でアドバイスからケアまでしてくれるそうです。
米丘さん:
お客様の中には10年以上のお付き合い、という方もいらっしゃいます。売って終わりではなく、その後もずっとサポートできるのが私たちの強みです。特にエキスパートショップでは、ブーツひとつをとってもシェルを熱成型したりバキューム加工をしたりなど、一般店舗にはない加工機材も揃っています。スキーをこれから始める人も、しばらく離れていたけれどまた再開したい人も、「アルペンで買って良かった」と思っていただける存在でありたいですね。
【スキーエキスパートショップ2】
アルペンマウンテンズ・アルペンアウトドアーズフラッグシップストア
次に、アルペンマウンテンズ・アルペンアウトドアーズフラッグシップストアのエキスパートショップです。
アルペングループの中では新しい業態の店舗というだけあって、規模感、品揃えは文句なし! 初心者から上級者、ゲレンデからバックカントリーまで幅広い層のお客様に満足していただけるショップになっています。
特に今シーズンはジュニアのコーナーも拡大したということで、目が離せません。
岡山さん:
スキー板やブーツ、ビンディングだけでなく、小物が充実しているのもアルペンマウンテンズ・アルペンアウトドアーズフラッグシップストアの特徴です。ここ柏店を含め2、3店舗でしか取り扱っていないブランドもありますし、いろいろなスキーショップを回るくらいなら、ここで全部揃ってしまうというくらい豊富なのも、魅力のひとつだと思います。
また、日本に2台しかない足の3Dスキャナーも、ぜひ体験していただきたいです! スキャンによって解析されたデータに合わせて、マシンがおすすめのブーツを絞って選んでくれるので、スキャン体験してからブーツを購入されたお客様は、まず失敗がないですね。来店されてから「どれにしよう」と迷うくらいなら、まずはぜひスキャンしてみてください!
伊藤さん:
「アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア」という店舗名を見るかぎりでは、スキーやスノーボードの取扱いがないと思われがちですが、実は年齢・レベル・フィールド問わず商品がかなり豊富に揃っているのが特徴のお店です。さらに、アドバイザーはガイド資格まで持つようなスタッフもおり、専門性の高さもエキスパートショップならではだと思っています。これまでの経験や知識を活かし、お客様にとってベストとなるような提案をしていくことで、もっともっと、スキーの裾野を広げていきたいですね。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜岡山さん編〜
さてここからは、3人のアドバイザーの皆さんから、今シーズンおすすめのイチオシ商品をご紹介していただきます。
まずは、アルペンアウトドアーズフラッグシップストア 柏店 岡山さんから!
岡山さん:
今回、「予算は抑えつつ、いいものを使いたい」という中級者レベルにおすすめのギアを選んでみました。
スキー板と、ウェアと、スキーアクセサリーからピックアップしています!
【スキー板】HEAD(ヘッド)V-SHAPE V4
2、3年前から新しくなったテクノロジーを採用したシリーズです。緩斜面から中・急斜面に挑戦したい中級向けで、最初からターンが楽に感じられるおすすめの1台と言えますね。
レベルに応じて初級ならV2、上級ならV8…とグレードアップしていけるので、一番使い回しやすい板でもあるのでこちらを選びました。お値段がお手頃なのもポイントです。
【スキーウェア】FABLICE別注 PG GORE-TEX FA-6S35211T
ゴアテックス社の新素材「ゴアテックス インフィニアム™️(GORE-TEX INFINIUM™️)」を採用したウェアです。防風・保温・透湿性に優れた素材で、さらに柔軟性と軽量性を最大限に活かしたウェアとなっています。
ゴアテックス社の素材を使っていながら、上下セットでユニセックス¥34,900、ジュニア¥23,900という価格を実現できたのは、アルペングループのオリジナルブランドだから。ワンランク上のウェアを体感していただきたいですね。
【スキーアクセサリー】BUFF(バフ)ネックチューブ各種
コロナ禍でマスクが当たり前になっている今、屋外でしかも密になりにくいスキーでも対策をしている人が多く、BUFFのネックチューブを選ばせていただきました。
スキーをするとき、ほとんどの人がゴーグルを装着すると思いますが、ネックウォーマーだと自分の吐いた息がこもって曇りやすくなりますよね。それがネックチューブだと空気がきちんと抜けてくれるので曇りにくく、また首回りもスッキリするのでかなりおすすめです。
BUFFは用途にあった種類の多さだけでなく、なんと言ってもデザインが豊富! ウェアに合わせて選べるのもいいですね。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜米丘さん編〜
続いて、アルペン高岡店 米丘さんおすすめの商品をご紹介していただきます。
米丘さん:
今回は、上級アドバイザーとして、国産メーカーに絞ってセレクトをさせていただきました。検定の1級を目指すレベルに向けた商品ラインナップになっています。
【スキー板】OGASAKA SKI(オガサカ)Keo’s KS-NV
OGASAKAのスキー板は、自社の森林から板のもととなる木を伐採して、2年くらいかけて職人さんが1本1本誇りを持って作っているメーカーです。アドバイザーとして約19年やってきましたが、お客様からのクレームが1件もないというのもうなずけます。
さて今回は、Keo’s KS-NVを選びました。Keo’sシリーズは上からNS、NV、そしてNYと展開していて、NVは真ん中のモデルです。技術志向のユーザー向けで、これ1台で大回りから小回りまで、高速から低速までオールラウンドに対応しています。また、Keo’s KS-NVはビンディングも決まってるので、RD付きでの販売となります。ちょっと頑張れば手が届くレベルの商品なのもうれしいですね。
【スキーブーツ】REXXAM(レグザム)REVO120
スキーブーツはヨーロッパのメーカーが多く、体格が違うこともあって「ブーツと合わない」と訴える人も多いのですが、レグザムは国産メーカーということもあり、日本人の足を熟知した足型でブーツを作っているというのが最大の特徴です。
REVOシリーズはやや細身から標準的な足幅に対応する「AUTO FIT SLIM」を採用し、より速く、正確なエッジコントロールを求める、1級以上を目指す人に向いているモデルとなっています。
硬いブーツ=動けない、というイメージがありますが、可動域がしっかりあって、低速から高速域まで十分カバーできるのがウリのひとつですね。ちなみに、120Sは狭いタイプ、120Mは広いタイプの2種類で展開しています。
【スキーゴーグル】SWANS(スワンズ)RIDGELINE-MDH-CMIT SMBK
「とにかく曇りにくい!」というのがスワンズのゴーグルです。レンズ横にあるパーツを開くとレンズがポップアップするA-BLOW SYSTEMにより、レンズが曇りかけてもサーッと引くので「呼吸するレンズ」とも言われています。
また、スワンズ独自のフォトクロミック・テクノロジーにより、紫外線量に反応してレンズの明るさが変化するため、常に変化する雪面状況に対応でき、着脱後の目の疲れ方も違います。スポンジやベルトなど、細かなパーツ交換ができるのもさすが日本メーカーだと言えますね。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜伊藤さん編〜
ラストは、アルペンアウトドアーズフラッグシップストア 札幌発寒店 伊藤さんおすすめの商品をご紹介していただきます。
伊藤さん:
今回は「ゲレンデも滑りたいけれど、これからサイドカントリーやバックカントリーも挑戦したい」という、ちょっと欲張りな中級者さん向けのギアを中心にチョイスしてみました。
【スキー板】FISCHER(フィッシャー)RANGER 94 FR(GREY、PURPLE)
トップシートがグレーとパープルの板ですね。こちらの板はセンター幅が長さに応じて91-92mmあり、スキー場のパウダーエリアであったり、ハードパックされたバーンでもカービングできるような、まさにオールラウンド・オールマウンテンの板として、非常に人気が出てきています。
見ていただくと分かるように、トップとテールが「ラウンドテール」といって丸くなっているほか、ツインチップ形状で後ろもロッカーになっているので取り回しのしやすい板に仕上がっています。そのため、一見板が太めで扱いにくそうにも見えますが、脚力を使わなくともちょっとした荷重でターンができるという、実はとても扱いやすいのが特徴です。重さもこのクラスではかなり軽量で、バックカントリーもゲレンデも両方楽しめる、中級レベルの方におすすめの1本です。
【スキーブーツ】FISCHER(フィッシャー)RANGER ONE 110 VACUUM WALK
板同様、BCもゲレンデも楽しめる、中級〜上級向けのモデルです。一番の特徴は、ブーツの「ボリューム」。足入れした時のラッピング感が広く、足にまとわりつく感覚でフィットしてくれます。さらに「フィッシャーバキューム」といって、シェル部分を専用のオーブンで温め圧縮し、お客様の足の形に合わせて成型するシステムが搭載されているというのが、他のブーツにはない特徴です。こうすることで非常に高い精度のフィット感を得ることができ、朝から晩まで自分の足の感覚でスキーの操舵ができるので、技術レベルの向上はもちろんのこと、快適に履いていただけるブーツかなと思います。
また、ソール部分は「グリップウォークソール」という、ソールがラウンド形状になることで、ウォーク時に岩肌や氷結面にしっかりグリップしてくれるプレートを採用。さらに第4バックルにあるレバーをスキーモードからウォークモードに開放することで可動域が増え、滑走時以外でも快適に楽しめるオールラウンドなブーツとなっています。価格は少し高いですが、それ以上のメリットを存分に感じられる1足ではないでしょうか。
【ゴーグル保護カバーケース】gogglesoc(ゴーグルソック)
ゴーグルのレンズというのは、スキーをするにあたって非常に重要な位置付けにあると思います。視界をクリアにして、例えば傷がついていたりするとその部分から紫外線など目に入ってきてしまうので、レンズを傷つけないためのアイテムとして、なおかつデザインも豊富なので自分のスタイルも出していける、ということでチョイスさせていただきました。
ペットボトル100%リサイクル素材を使ったマイクロファイバー・ポリエステルのソフトカバーになっていて、ヘルメットやビーニーの上にゴーグルアップしている時もそのまま保護カバーとして使う人も増えてきています。リフトやゴンドラでフードカバーを下げる際、うっかり大切なレンズに傷が付くのを防止するという意味でもおすすめです。高機能レンズだと3〜4万円くらいしますから、その保護と考えると、持っておきたいアイテムのひとつと言えますね。
以上、スキーエキスパートショップアドバイザーによる2021-2022おすすめアイテムの紹介でした!
シーズンが本格的に入る前に、ぜひショップで体感してみてください。
次回はスノーボード編をお届けします。お楽しみに!
■インフォメーション
・アルペングループ スキーエキスパートショップ
■アルペングループオンラインストア
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https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001073001--
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