フリーワード検索

outdoor2023.12.04

スキーは専用のグローブを用意するのがおすすめ! 選び方のポイントは?

スキーを行う際は、スキー板やストック、スキーウェアといったアイテムに加えて、スキーグローブを用意する必要があります。手を寒さから守るために、必ず着用した状態で滑ることが大切です。
しかし、スキーグローブは各メーカーからさまざまな商品が販売されています。スキーの際は、どのようなグローブを着ければ良いのでしょうか。
ここでは、スキー用グローブの選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■スキーにはスキー専用のグローブを用意しよう

■使い勝手に関わるスキーグローブの形状

・ミトングローブ

・5本指グローブ

・3本指グローブ

■スキーグローブの選び方

・少し余裕のあるサイズがおすすめ

・機能性に関わる素材も確認を

・グローブの構造もポイント

・タッチスクリーン対応だと便利

■使いやすいスキーグローブを用意してスキーを楽しもう

 

■スキーにはスキー専用のグローブを用意しよう

スキーグローブは、手を寒さやけがから守るために欠かせない、重要なアイテムのひとつです。スノーボードをやっている方は、スノーボード用にグローブを持っているかもしれません。

しかし、スキーはスノーボードと異なり、ストックを握った状態で滑ることが一般的です。そのため、スキー用のグローブは手のひら部分が補強されています。
スノーボード専用のグローブでもスキーを行うことはできますが、指を動かしやすく、ストックを握りやすいように作られたスキー用グローブの方が便利です。

スノーボード用のグローブを持っているという方も、スキー専用か、スキー・スノーボード兼用のグローブを用意することをおすすめします。

 

■使い勝手に関わるスキーグローブの形状

使い勝手に関わるスキーグローブの形状

 

スキーグローブの使い勝手は、形状に大きく左右されます。主な形状は、ミトン・5本指・3本指の3種類です。
それぞれの特徴を知ったうえで、使いやすいグローブを用意しましょう。

 

・ミトングローブ

親指以外の指先が一体化した、鍋つかみのようなデザインが特徴のグローブです。指同士が集まっているため、指先の保温性に優れています。
着脱が簡単なので、手が小さな子どもが使うグローブとしてもおすすめです。

ただし、指を単独で動かしにくいため、細かな作業にはあまり適していません。ストックをつかむのにコツが要る点もデメリットです。
作業性やストックのつかみやすさよりも、指先の温かさを重視したい方に向いています。

 

・5本指グローブ

指がそれぞれ独立しているのが、5本指グローブの特徴です。ストックやスキー板を握りやすく、細かな作業をする際もグローブを外さずに済みます。
スキーグローブの定番デザインで、各メーカーが商品を多く展開しているため、さまざまなデザインから選ぶことができる点も魅力です。

使いやすさに優れる一方、指先が分かれているので外気に触れる面積は大きくなります。ミトンタイプのグローブに比べて、冷えやすい点には注意が必要です。

 

・3本指グローブ

指を入れる部分が、親指と人差し指、その他の指の3つに分かれたデザインのグローブです。スリーフィンガーやロブスタータイプといわれることもあります。
独特のデザインで、使い慣れるまでに違和感を覚えることもありますが、保温性とストックの握りやすさを両立できるのがメリットです。

ストックの握りやすさを重視したい方は、5本指グローブか3本指グローブを選ぶと良いでしょう。

 

■スキーグローブの選び方

スキーグローブの選び方

 

スキーグローブを購入する時は、サイズや使われている素材などの確認も大切です。スキーグローブの選び方のポイントをご紹介するので、参考にしてみてください。

 

・少し余裕のあるサイズがおすすめ

前提として、グローブは自分の手の大きさに合ったサイズを選びましょう。手長(手首から中指までの長さ)と手囲い(拳周りの長さ)を測っておくと、グローブのサイズを選びやすくなります。
手長と手囲いでサイズが異なる方は、大きい方に合わせてグローブを選ぶと安心です。

また、少し余裕があるサイズのグローブを選ぶこともポイントです。手にぴったりとフィットしすぎるサイズ感だと、指先の冷えが早くなる可能性があります。サイズが大きすぎる場合も、手をしっかりと動かすことができません。
目安としては、指先が1cm弱余るくらいのグローブを選ぶと良いでしょう。グローブ内に少し空間を設けることで、中の空気が暖められて保温性を発揮しやすくなります。

 

・機能性に関わる素材も確認を

グローブの素材は、手を寒さやけがから守るために重要な要素です。
グローブの外側(シェル)の素材は、保温性と耐久性を兼ね備えたものを選ぶ必要があります。頑丈さを求める方は、保温性にも優れているレザーを使ったグローブを選ぶのがおすすめです。

肌に直接触れる内側(インナー)部分は、起毛やフリースのように、暖かさと肌触りに優れた素材だと着け心地が良くなります。インナーが厚手のグローブはごわつきを感じたり、手を動かしにくくなったりするため、適度な厚みのスキーグローブを用意しましょう。

また、「フィルム」と呼ばれるシェルとインナーの間の生地も確認が必要です。防水透湿性や防風性に優れているゴアテックス素材などが使われているスキーグローブを選ぶと、快適にスキーを楽しめます。

 

・グローブの構造もポイント

スキーグローブの構造の違いも、使い勝手やフィット感に関わる重要な要素です。グローブの構造は、一体型とセパレート型に大きく分けられます。
それぞれの特徴は、以下のとおりです。

【一体型】
シェルとインナーが一緒になっているのが一体型です。フィット感が高く手になじみやすいため、細かな作業をするシーンにも向いています。サイズを合わせやすい点も特徴です。

ただし、濡れたり、汚れたりした時にインナーだけ交換することができません。乾かすことも難しいので、濡れるのが心配な方は替えも用意しておくと安心です。

【セパレート型】
シェルとインナーが別々で、取り外しできるのがセパレート型のスキーグローブです。濡れたり、汚れたりした時にインナーを交換できます。
気温や天候に応じてインナーだけ着けたり、インナーを付け替えたりできる点もメリットです。

シェルとインナーがずれることがあるため、フィット感は一体型に劣ります。サイズ選びにも注意が必要です。

 

・タッチスクリーン対応だと便利

ゲレンデでは、普段は目にすることができない美しい景色を見られます。思い出として、景色を写真に残したいという方もいらっしゃるでしょう。

スキーグローブを着けたままスマートフォンを操作できる、タッチスクリーン対応のスキーグローブを用意するのもおすすめです。写真を撮ったり、動画を撮影したりする時に、スキーグローブを外す手間を省けます。

 

■使いやすいスキーグローブを用意してスキーを楽しもう

手を寒さから守るために、スキーグローブは必ず用意しておきたいアイテムのひとつです。商品ごとにサイズ感やグリップ力、機能性が異なるため、自分に適しているものを選ぶようにしましょう。

スノーボードと異なり、スキーはストックを握ったまま滑ることが一般的です。保温性だけでなく、作業性やストックの握りやすさにも優れているグローブを選ぶと、スキーを快適に楽しめます。
種類が多く、どのグローブを選べば良いのかわからないという方は、ご紹介した選び方を参考にしてみてください。

⇒グローブを探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索