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outdoor2022.01.06

スノーボードの際はゴーグルを用意しよう! 身につける重要性や選び方のポイント

スノーボードを楽しむ際に、ボードやブーツ、ウェアなどと併せて用意しておきたいアイテムのひとつにゴーグルが挙げられます。しかし、スノーボードの際はサングラスを着用しているという方も多いのではないでしょうか。サングラスを着用すること自体に問題はありませんが、ゴーグルの方がサングラスよりも多くのメリットを得られるのでおすすめです。
ここでは、スノーボードを楽しむ際にゴーグルを着用する必要性や、スノーボード用のサングラスの選び方などをご紹介します。

 

【目次】

■ゴーグルは雪山では必需品

■ゴーグルの種類ごとの違い

■スノーボード用ゴーグルの選び方

・フィット感

・可視光線透過率やUVカット率

・レンズの形状

・レンズ面のカラー

■使い終わったゴーグルの保管方法

■ゴーグルを着用して安全にスノーボードを楽しもう

 

■ゴーグルは雪山では必需品

ゴーグルは雪山では必需品

 

スノーボードやスキーといった雪山で楽しむウィンタースポーツを行う際は、ゴーグルは欠かせないアイテムのひとつです。速いスピードを出しながら雪山を滑っている間は、顔に風や雪が強く当たって視界が遮られます。視界を確保し安全に滑るためには、ゴーグルで目元を保護する必要があるのです。

また、雪は紫外線の反射率が高いため、雪で覆われているゲレンデは真夏と同じくらいの紫外線量があります。さらに、標高が高く空気が澄んでいる雪山は空気中のチリなどで紫外線が拡散されにくく、地上よりも紫外線量が多いです。
雪目などの眼病を避けるためにも、紫外線から目を保護できるゴーグルは欠かせません。

視界の確保や紫外線カットはサングラスでも行えますが、サングラスは天候次第で隙間から雪や風が入り込む恐れがあります。目元をしっかりと覆えて、転倒時にはプロテクターとしても活用できるゴーグルの方が、より安全にスノーボードを楽しめるでしょう。

 

■ゴーグルの種類ごとの違い

スノーボード用のゴーグルは、シングルレンズとダブルレンズの2種類に分けることができます。それぞれ特徴が異なるので、違いを知っておくと便利です。

【シングルレンズ】
1枚のレンズを使用したタイプで、視界が歪みにくいのが特徴です。価格は安価なものが多いですが、曇りやすいので使用の際に注意する必要があります。

【ダブルレンズ】
2枚のレンズを使用したタイプのゴーグルです。レンズの間に空気の層があり、ゴーグル内と外気の温度差が生じにくいため、曇り止め効果が期待できます。

滑走中にレンズが曇った場合、視界が遮られてしまって危険です。基本的にはスノーボードの実力に関わらず、ダブルレンズのゴーグルの着用をおすすめします。
または、曇り止め加工が施されているものや、ベンチレーション機能がついていて換気できるものを選ぶのも良いでしょう。

 

■スノーボード用ゴーグルの選び方

スノーボード用ゴーグルの選び方

 

スノーボードやスキーといったウィンタースポーツ用のゴーグルは、多くのメーカーが商品を販売しています。自身の滑り方のスタイルなどに合わせて、適切なゴーグルを選ぶことが大切です。
スノーボード用のゴーグルを選ぶ際に確認したいポイントを、3つご紹介します。

 

・フィット感

滑っている最中にゴーグルがズレたり外れたりしないように、フィット感に優れているものを選ぶことが大切です。鼻や頬、おでことの間に隙間ができないか、呼吸が妨げられないかという2点を確認しておくと、ズレによる不快感やゴーグル内部に雪が入るのを防げます。
眼鏡を着用している方は、眼鏡をかけたままでも使えるタイプかどうかの確認も必要です。

海外メーカー製のゴーグルは、欧米人の目鼻立ちに合わせてフィット感が調整されている可能性が高いです。気になる方は、アジア人の顔に合わせて作られている「アジアンフィット」の商品を選ぶことをおすすめします。
また、フィット感と併せてフレームの有無も確認しておくと良いでしょう。フレームレスのゴーグルの方が視界を広く取れ、溝に雪がたまらず曇りにくいなどのメリットがあります。

 

・可視光線透過率やUVカット率

可視光線透過率とは、レンズが光をどれくらい通すのかを示す数字のことです。数字が大きいほど光をたくさん通します。数字が低すぎると視界が暗くなり、高すぎると眩しさを感じやすいです。
天候に関わらず、幅広いシーンで活用したい場合は、可視光線透過率が50%前後のものを選ぶようにしましょう。一方、ナイターでの使用がメインになる場合は、数字が大きいものの方が視界を確保できます。昼夜問わずスノーボードを楽しみたい方は、可視光線透過率の異なるゴーグルを2種類以上用意しておきましょう。

注意したいのが、可視光線透過率は「光を通しやすいか」の数字でしかなく、紫外線をカットできるかどうかとは関係ない点です。紫外線対策を行う場合は、紫外線透過率やUVカット率などが表記されていて、しっかりと紫外線を遮断できるアイテムを選ぶことが大切です。

 

・レンズの形状

ゴーグルのレンズの形状もポイントのひとつです。ゴーグルのレンズ形状は、球面レンズと平面レンズの2種類が主流になっています。レンズ形状は視界に関わる要素なので、好みやプレースタイルなどに応じて選ぶようにしましょう。それぞれの簡単な特徴は、以下の通りです。

【球面レンズ】
レンズが丸みを帯びているタイプです。ゴーグル内の面積が広いので曇りにくく、耐久性にも優れています。視界がやや狭く歪んで見えることもありますが、対象物との距離感は比較的裸眼に近いです。

【平面レンズ】
目とレンズの距離が近いため、視界が歪みにくくはっきり見やすいのが魅力です。顔にフィットしやすく、安価な商品が多い点もメリットです。ただし、耐久性や曇りにくさは球面レンズに劣ります。

 

・レンズ面のカラー

ゴーグルのレンズの色は、ものの見え方やゴーグルそのものの見た目に直結する重要な要素です。代表的なカラーとそれぞれの特徴をご紹介するので、ゴーグル選びの参考にしてみてください。

【暖色系】
オレンジやピンクなどの暖色系は、曇りの日から快晴まで、幅広い天候で使用できるカラーです。色選びに迷ったり、多くの場面で同じゴーグルを使ったりしたい方におすすめです。

【寒色系】
グレーやブルーなどの寒色系は、太陽光を遮断して眩しさを軽減できます。曇りの日には向きませんが、晴れた日の使用に最適です。

【ミラー系】
ミラー加工を施されていて、光を反射する性質が強いレンズです。主に快晴の日に適しています。目元を隠せるため、おしゃれなゴーグルとして人気があります。

【クリア系】
色がついていないのがクリアレンズです。光の量が少ないナイターなどに適していますが、晴天時の使用には不向きです。

 

■使い終わったゴーグルの保管方法

ゴーグルをそのままバッグにしまうと、レンズに傷がついたり圧力で歪んだりする恐れがあります。使い終わったゴーグルを保管する際は、ハードケースなどの丈夫な箱に入れるようにしてください。

また、滑走後はしっかりと乾燥させることも大切です。濡れたまま放置するとレンズが曇りやすくなってしまうので、水滴がついている場合は専用のクロスなどで優しく拭き取るようにしましょう。

 

■ゴーグルを着用して安全にスノーボードを楽しもう

紫外線の影響を和らげたり、雪などの異物を防いだりと、雪山で目を守るためにはゴーグルが欠かせません。自身の安全を確保するためにも、ヘルメットと並んで用意しておく必要があるアイテムといえます。
これまではサングラスを着用していたという方も多いでしょうが、ゴーグルの方がサングラスよりもしっかりと目を保護することが可能です。スノーボードを楽しむ際は、滑り方のスタイルなどに応じたゴーグルを用意すると良いでしょう。

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