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outdoor2022.01.06

スノーボードはヘルメットを着用して楽しもう! 選び方やかぶり方をご紹介

数あるウィンタースポーツの中でも、高い人気を誇るスノーボード(スノボ)。安全性に配慮して、海外ではスノーボード中のヘルメット着用率が80%を超えているとされています。日本ではまだまだ普及しているとは言い難い状況ですが、快適かつ安全にスノーボードを楽しむためにも、スノーボード用のヘルメットを用意しておくのがおすすめです。
ここでは、スノーボードシーンでヘルメットをかぶる必要性や選び方のポイント、正しいかぶり方などをご紹介します。

 

【目次】

■スノーボードでヘルメットは必要?

■スノーボードヘルメットの選び方

・サイズ感

・硬さやシェルの構造

・安全基準

・デザイン性や快適さ

・メーカーで選ぶのもおすすめ

■ヘルメットの正しいかぶり方

■ヘルメットを着用して安全にスノーボードを楽しもう

 

■スノーボードでヘルメットは必要?

スノーボードでヘルメットは必要?

 

スノーボードは、滑走中にバランスを崩して転んだり、リフトの支柱や木、他のボーダーやスキーヤーにぶつかったりして頭を打つ恐れがあるスポーツです。実力や経験に関わらず、絶対に転んだりぶつかったりしないのは難しいため、ヘルメットをかぶって衝撃から頭を保護する必要があります。

スピードを出して滑走できる中級者や上級者はもちろん、初心者の方もヘルメットを着用しておくことが大切です。これは、上級者や中級者よりも初心者の方が予想外な転び方をしやすく、後頭部や顔面を強打する恐れが考えられるためです。

また、スノーボードでヘルメットを着用する効果は、頭を衝撃から守るだけにとどまりません。防寒性や防風性、ゴーグルとの一体感を高めて快適に滑れる、ウェアラブルカメラを装着して滑走時の映像を撮影できるようになるといったメリットもあります。
安全性を確保したり、集中してスノーボードに取り組める環境を作ったりするために、スノーボード用ヘルメットは欠かせないアイテムといえるでしょう。

 

■スノーボードヘルメットの選び方

スノーボードヘルメットの選び方

 

スノーボードの際は、頭部とのフィット感を考慮して作られたスノーボード用ヘルメットを選ぶことが大切です。しかし、どれを選べば良いのか初心者の方だとわからないかもしれません。
スノーボード用ヘルメットの選び方をご紹介するので、初心者の方はもちろん、まだヘルメットを持っていないという経験者の方も参考にしてみてください。

 

・サイズ感

スノーボード用ヘルメットを選ぶ際にもっとも重要なのが、頭部とのフィット感です。サイズが合っていないブカブカのヘルメットを着用していても、衝撃から頭を守ることはできません。

自身の頭にフィットする、正しいサイズのヘルメットを選ぶようにしましょう。ヘルメットメーカーがサイズチャートを公開したり、商品ページにサイズが記載されたりしているので、それを確認しながら購入サイズを決めます。
インナーキャップやニット帽の上からヘルメットを着用する場合は、少し大きめのものを選んでも問題ありません。厳密にサイズがわからない場合は、パッドやダイヤル操作などがついていて、サイズ調整を行えるものだと便利です。

また、ヘルメットの重さも大切です。重すぎるヘルメットは疲れやすく、怪我につながる恐れも高まります。重さに関しては、おおよそ350g程度を目安にすると軽く使いやすいです。

 

・硬さやシェルの構造

頭を守るためには、ヘルメットの硬さも大切なポイントです。ヘルメット外側の硬い部分は「シェル」と呼ばれ、シェルの構造は「インモールド構造」と「ハードシェル構造」の2種類に大きく分けられます。

【インモールド構造】
シェルに緩衝材が搭載されているのがインモールド構造です。薄く軽量なのが魅力ですが、ハードシェル構造のヘルメットに比べると耐久性に劣り、割れや凹みに弱いというデメリットがあります。
ジャンプやスピンなどのトリックを楽しみたい上級者の方に向いています。

【ハードシェル構造】
シェルと緩衝材が別々になっているのがハードシェル構造です。頑丈な作りで、耐久性や耐衝撃性に優れています。インモールド構造のヘルメットに比べて重たい傾向にありますが、転んでも凹む心配が少ないので、初心者の方におすすめです。

また、インモールド構造とハードシェル構造の特徴を併せ持った、ハイブリッド構造というヘルメットもあります。それぞれメリット・デメリットがあるので、レベルや楽しみたい滑り方に応じてシェルの構造を選ぶと良いでしょう。

 

・安全基準

安全性基準をクリアしているかどうかも、ヘルメットを選ぶ際は確認しておくと良いでしょう。国際規格である「ASTM」や、ヨーロッパの基準適合マーク「CEマーク」などをクリアしているヘルメットだと安心です。
ヘルメットの内側や公式サイトなどに表記されているため、気になる方は確認してみてください。

 

・デザイン性や快適さ

ヘルメットのデザイン性や、快適に着用できるかどうかも大切なポイントです。「ヘルメットは格好悪い」と思われるかもしれませんが、ウェアやゴーグルのデザインに合わせてヘルメットを選べば、おしゃれなコーディネートを楽しむことができます。

また、デザインだけでなく、湿気を放出できるベンチレーション機能が搭載されている、耳を保護するイヤーパッドが取り外せるなど、機能性も確認しておくのがおすすめです。機能性に優れたヘルメットを選べば、より快適に使えるようになります。

 

・メーカーで選ぶのもおすすめ

ウィンタースポーツ用のヘルメットは、さまざまなスノーボード・スキー関連のメーカーが販売しています。ウェアやボードと同じメーカーで合わせるなど、自身が気に入っているメーカー製の商品を選ぶのも良いでしょう。
この時、ゴーグルと同じメーカーのヘルメットを用意すると、隙間ができたりゴーグルが曇ったりするのを防ぎやすいです。

ただし、一般的な海外メーカー製のヘルメットは、西洋人の顔立ちにフィットする形状で作られています。海外メーカー製のヘルメットは着け心地が悪いと感じる場合は、国内メーカー製のものを選ぶか、日本人でも合わせやすいアジアンフィットのヘルメットを用意するのがおすすめです。

 

■ヘルメットの正しいかぶり方

ヘルメットを用意したとしても、正しくかぶれていないと着用する意味が薄くなってしまいます。ヘルメットの正しいかぶり方も覚えておきましょう。

ヘルメットをかぶる際はベルトをしっかり締めて、ヘルメットと頭やゴーグルの間に、隙間ができないようにするのがポイントです。ゴーグルはヘルメットの外側を回して装着しましょう。ヘルメットの内側でゴーグルのストラップを回すと、頭とヘルメットの間に隙間ができてしまいます。
ゴーグルがズレることを防ぐために、ヘルメットの後ろ側にあるストラップホルダーやゴーグルフックを活用するのもおすすめです。

 

■ヘルメットを着用して安全にスノーボードを楽しもう

スノーボードは、上級者になって速いスピードで滑走できるようになったとしても、転倒して頭を打ってしまう可能性をなくすことはできません。誰であろうと、スノーボード中に怪我をしてしまう恐れがあります。自分が転ばなかったとしても、他のボーダーやスキーヤーと衝突して怪我をする場合もあるでしょう。
ヘルメットを着用しておけば、万が一の際に頭にかかる衝撃を減らして、安全に滑れるようになります。防寒・防風といった効果もあるので、快適さが増すのもメリットです。

しかし、スノーボード用ヘルメットの着用率はまだまだ日本だと低いのが実情です。スノーボードを安全かつ快適に楽しむためにも、ヘルメットを用意することをおすすめします。

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