フリーワード検索

outdoor2023.10.11

テーブルランタンに使えるランタンの種類は? おすすめの選び方も詳しく解説

市街地から離れた場所にあることが多いキャンプ場の夜は、周囲の明かりも少なく、非常に暗くなります。視界を確保して安全に過ごすためには、ランタンの用意が欠かせません。
サイト全体を照らすメインランタンや、卓上を照らすテーブルランタン、テント内を照らすランタンなど、ランタンは用途ごとに用意する必要があります。
ここでは、テーブルランタンに使えるランタンの種類や選び方などをご紹介します。

 

【目次】

■テーブルに使えるランタンの種類

・LED

・ガソリン

・ガス

■テーブルランタンの選び方

・明るすぎないものを選ぶ

・使用する燃料から選ぶ

・デザインもポイント

■ランタンスタンドを用意するのもおすすめ

■好みのテーブルランタンで充実した夜を過ごそう

 

■テーブルに使えるランタンの種類

テーブルに使えるランタンの種類

 

ランタンと一口にいっても、使用する燃料から複数の種類に分けることができます。それぞれ特徴が異なるので、違いを知っておくことがポイントです。
テーブルに置くことができるランタンの代表的な種類としては、以下が挙げられます。

 

・LED

乾電池や充電式のバッテリーなどで駆動するタイプがLEDランタンです。火を使わないので、子どもが誤って触ったり肘に当てて倒したりしても、火事や火傷につながる心配がありません。一酸化炭素が発生しないので、テーブルに置くだけでなく、テント内で使うこともできます。
スイッチやつまみを操作するだけで明かりがつく、電池交換や充電以外にメンテナンスの手間がかからないなど、初心者の方でも使いやすい点も魅力です。

ただし、燃料を使用するランタンと異なり、基本的に炎の揺らぎなどは感じられないので、キャンプならではの雰囲気を出しにくい点はデメリットといえます。
また、燃料を使うランタンに比べると光量の面で劣る場合もあります。テーブルランタンとして使う際に大きな問題になることは考えにくいですが、メインランタンと兼用したい場合は注意が必要です。

 

・ガソリン

ホワイトガソリンや灯油を燃料に、マントルと呼ばれる布を燃やして明かりをつけるタイプです。他のランタンよりも大光量で周囲を明るく照らせる、寒い時期も安定して使える、燃焼時間が長い、ガスよりも燃料代が安めなど、多くのメリットがあります。

タンク内の空気を圧縮するポンピングと呼ばれる作業やマントルの空焚き、定期的なメンテナンスなどが必要で、使用に手間がかかりやすい点には注意が必要です。独特の雰囲気で人気が高いガソリンランタンですが、初心者には少し扱いが難しいかもしれません。

また、一酸化炭素中毒の恐れがあるため、テント内のランタンとして使用するのは厳禁です。

 

・ガス

ガス缶を燃料に使用して、マントルを燃やすのがガソリンランタンです。燃料に使うガス缶は、アウトドア用品で使われることが多いOD缶か、一般家庭でもコンロなどで使用するCB缶のどちらかを使用します。
ガスランタンとバーナーなどで使うガス缶のタイプを統一すれば、他のアイテムと兼用することも可能です。

ガソリンランタンよりも取り扱いが簡単なため、火を使ったランタンを用意したいキャンプ初心者の方にも適しています。LEDランタンより火力が大きく暖色系の柔らかい光になるので、雰囲気づくりに活用できる点もメリットです。

ただし、寒冷地などの気温が低い場所では光量が安定しない可能性があり、燃料のコストもガソリンランタンに比べるとかかりやすい点に注意しましょう。
ガソリンランタンと同様に、ガスランタンもテント内での使用は避けてください。

 

■テーブルランタンの選び方

テーブルランタンの選び方

 

テーブルランタンを選ぶ際は、種類以外にどのような点に着目すれば良いのでしょうか。
テーブルランタンの選び方のポイントをご紹介します。

 

・明るすぎないものを選ぶ

テーブルランタンはあくまで卓上を照らすことが目的なので、明るすぎるものを選ぶ必要はありません。明るいランタンを選んでしまうと、眩しすぎて逆に視界が悪くなることも考えられます。
虫は光に向かう「走光性」という習性を持っているので、明るいランタンだと虫がたくさん寄って来る可能性もあります。
テーブルの大きさなどにもよりますが、50W~100W(600〜1,500ルーメン程度)を目安に選ぶのがおすすめです。

また、明るさと併せて、どれくらい使い続けられるかを示す連続使用時間も確認しておきましょう。連続使用時間が長いランタンなら、予備の電池や燃料を持って行く手間を省けます。1泊の場合は、7時間以上の連続使用時間を目安にすると安心です。

 

・使用する燃料から選ぶ

使用する燃料から選ぶのもおすすめです。他に燃料を使用するギアを持って行く場合は、キャンプ場で使用する燃料を統一すれば、荷物を削減できます。例えば、OD缶を使ったガスバーナーで調理を行う場合は、ランタンもOD缶を使うガスランタンにすれば、燃料を兼用できます。
燃焼時間やコストパフォーマンスにこだわる場合は、ガソリンランタンを用意するのも良いでしょう。

ただし、小さな子どもがいる場合は、火を使うランタンをテーブルに設置すると、触って火傷してしまったり、ふとした拍子に落として火事につながったりする恐れがあります。
万が一の事故が不安な場合は、LEDランタンを用意しておくと安心です。

 

・デザインもポイント

テーブルランタンのデザインによって、卓上やキャンプサイトの雰囲気が大きく変わります。おしゃれにキャンプを楽しみたい場合は、テーブルランタンのデザインにも注目しましょう。
テーブルランタンには、シンプルなデザインだけでなく、アンティーク調のものやデザイン性が高いものなど、おしゃれな商品が多く展開されています。

テーブルランタンは、食事をする際などに目に入りやすいアイテムです。自分が気に入ったデザインかどうかも、重要なポイントのひとつです。

 

■ランタンスタンドを用意するのもおすすめ

ランタンを高く吊るすことができる「ランタンスタンド」を用意するのもおすすめです。天板よりも高い場所にランタンを設置すれば、光が上から下に広がるので、テーブル全体を明るく照らすことができます。目線よりも高い位置に光源があることで、眩しさを感じにくい点もメリットです。
また、子どもの手が届かない場所にランタンを設置できるため、火傷などの怪我や事故を防ぐ効果も期待できます。

ランタンスタンドにはさまざまなタイプがありますが、テーブルランタンを吊るす場合は、ボルトを締めて天板に固定できるクランクタイプの商品を選ぶと良いでしょう。
コンパクトで持ち運びしやすいものが多く、場所を取らずにテーブル全体を照らせます。高さを複数の段階で調整できるタイプだと、シーンに応じて使い分けできて便利です。

ただし、ランタンスタンドの耐荷重と使用するランタンの重量によっては、スタンドが転倒することも考えられます。吊るしたいランタンの重量に耐えられるかどうかを必ず確認しておきましょう。

⇒ランタンスタンドを探す

 

■好みのテーブルランタンで充実した夜を過ごそう

キャンプ場の夜は非常に暗くなります。サイトレイアウトによっては、メインランタンだけだと卓上が暗く不便なこともあるでしょう。夜間の食事や料理を快適にするために、テーブルランタンを用意しておくのがおすすめです。
おしゃれなデザインのテーブルランタンを用意すれば、卓上を明るく照らすだけでなく、キャンプサイトの雰囲気づくりにも役立ちます。

ただし、使用する燃料やデザイン、光量など、ランタンは種類によって特徴が大きく異なります。他のアイテムとの相性や使用する環境などに合わせて選ぶのがポイントです。
テーブルランタンを用意して、キャンプ場の夜を快適に過ごしましょう。

⇒ランタンを探す

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索