フリーワード検索

running2021.11.08

『ランニングアパレルを考える』Think on the RUN ―走りながら考える― vol.16

ランニングシューズには時間をかけて色々なシューズを試される方は多いと思いますが、では、ランニングウェアはどうでしょうか?昨今、様々な機能やデザインが施されたアパレルが発売され、日常生活でも機能性が謳われたウェアを身に纏う機会が増えました。こうしたマーケットトレンドの中、今回はランニングウェアについて少し考えてみたいと思います。



ランニングは他のスポーツと比較して、運動中の動作がとてもシンプルなスポーツであるため、ウェアに求められる機能やデザインも必然的にそのように考えられ、そして創られています。ランニングは風を切って前方向に走り続ける訳なので、空気抵抗を減らし、快適に走ることができるかがデザインのポイントであると考えられています。それ故、他のアパレルデザインとは違い、ランナーの骨格や体型が考慮され、若干タイトなフィッティングに仕上がっています。素材は軽量であることは勿論、季節に応じて様々な機能が備わっているので、目的や環境などを考慮に入れて着用することをお薦めします。

2000年代にランニングが世界的なブームとなり、2010年代にはライフスタイルの一部として定着してきた訳ですが、2020年代に入り、コロナ禍の影響によりランニングの取り巻く環境も激変しました。これを機に健康維持のために走り始められる方も多いと思います。今回はそういった方々や新たなランニングスタイルをお探しの方へナイキ Dri-FIT UV チャレンジャーをご紹介したいと思います。



2000年代から続く、市民ランナーにお馴染みのタイツ & ショーツのレイヤリングスタイルから2020年代のスタンダードに昇華させたのがこのランニングパンツのコンセプトだと思います。リサイクルポリエステル75%以上を使用し、紫外線から身体を保護し、速乾性に優れた素材はサステナビリティ(持続可能性)社会の実現に向けた2020年代のグローバルスタンダードでもあります。太ももの部分はランニングショーツのように適度なゆとりがあり、下腿部(ふくらはぎ)は従来のタイツのようにストレッチ性とサポートに優れた素材を使用しているので、あらゆるペースでもストレスなく走行できると思います。また、サイドポケットと背面のスナップボタン付きポケットにはスマートフォンは勿論、様々な小物などを収納できるデザインに仕上がっています。従来からのタイツに少し抵抗感のある方や新しいボトムスを求められている方にも新たな体験が期待できると思います。

ランニングウェアもシューズ同様、時代とともに新たな機能やデザインが登場していますが、シューズほど注目されていないのが実情だと思います。トップアスリートを中心にランニングショーツからショートタイツにトレンドが変わっているのは「厚底レーシングシューズ」同様、見た目の問題ではなく、科学的な根拠と技術的な裏付けがあることにほかなりません。ナイキは奇抜なデザインやマーケティングに目を奪われがちですが、時代が変化する中でもすべてのランナーに最適なギアを提供する、という姿勢は変わっておらず、この商品ひとつとってみても愚直にランナーの声を聞き続け、商品化にこぎつけたのではないかと推測されます。そういった意味でもナイキのランニングウェアはランニングシューズ同様に我々の期待値を上回るギアを毎シーズン提供し続けてくれています。

季節的にランニングショーツで走るのが少し厳しくなってきました。皆さんもこの秋冬、ナイキ Dri-FIT UV チャレンジャーを着用してみてはいかがでしょうか?きっと、その快適さと便利さに気がつき手放せないアイテムになると思います。
 



■Profile

横山 順一

年齢: 51歳

ランニング歴: 39年

國學院大學卒業(1992年)

#junike0708


略歴

中学より陸上競技を始める。800m, 1,500m, 4×400mRを専門とする一方、大学では箱根駅伝予選会にも4年連続出場。マラソンは社会人になった20歳代後半から現在に至る。

外資系スポーツメーカーなどに勤務後、現在はコンサルティング会社にてターンアラウンドスペシャリストとして経営コンサルティング、企業・ブランドのブランディングなどを従事。


自己ベスト

フルマラソン: 2時間26分55秒

ハーフマラソン: 1時間08分50秒


主な出場レース

東京マラソン、福岡国際マラソン、びわ湖毎日マラソン、別府大分毎日マラソン

ニューヨークシティマラソン、ゴールドコーストマラソン、ホノルルマラソン、バンクーバーマラソン

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索