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running2021.07.15

『ナイキ エア ズーム ライバル フライ 3で走ってみて考える』Think on the RUN ―走りながら考える― vol.8

ナイキのライバルシリーズについては以前にも特長や商品のポジショニングなどについてお伝えさせていただきましたが、この夏、満を持して完全リニューアルされたNEWモデルが発売されたので、早速インプレッションをお届けしたいと思います。


スピードを追求するシリアスランナー向けであるZOOM AIRシリーズの系譜を継ぎ、「推進力」と日々のトレーニングに欠かさせない「耐久性」、そして「日本人の足型に合ったラスト」の3点がライバルシリーズの特長となる訳ですが、今回のNEWモデルは完全リニューアルということもあり、前作と比較するとすべてが大幅にアップデートされています。アッパーはナイキらしいアグレッシブで未来型のデザインですが、機能面も充実しています。軽量で通気性と耐久性に優れたメッシュ素材はこの季節に限らず多くのランナーのニーズを満たしてくれるでしょう。また、あまり目立った機能ではありませんが、シューズと足をフィットさせるフィットバンドやアッパーとシュータンの一体構造は、甲の部分のフィット性とストレスを軽減させ、よりスムーズなキックを実感することができると思います。更につま先から前足部にかけて施された外側と内側とで非対称の熱圧着補強は前足部外側から着地するランナーの足をしっかりサポートし、シューズの耐久性とつま先部の安定性にも繋がる戦略的な配置だと感じました。


ツーリング(ソールの部分)も大幅リニューアルされています。アウトソールにはトラクションと耐久性に優れたラバーを使用し、ミッドソールにはクッション性と軽量性に優れ、ソフトなライディングを実現させるクシュロン素材を使用しています。前足部には他のZOOM AIRシリーズ同様、ズームエアバッグが内蔵されており、エクストラクッションと反発性を最大限発揮させる設計となっています。もし今後ナイキのレーシングシューズでレースに出場をお考えであるならば、事前のトレーニング時に着用する最適なシューズの一つであると言えるでしょう。

従来は学生のトレーニング用シューズという印象が強かったライバルシリーズですが、本作ではその用途と汎用性がさらに広がった印象を持ちました。例えばスプリンターのウインドスプリントやドリル、長距離トップランナーの4’00”/km前後の距離走など、シューズ自体のパフォーマンスレベルが上がったように感じます。私も早速ロードで3’00”/kmでインターバルを行いましたが、スムーズなライディングとストレスなくこのペースに対応できるスペックがこの価格帯で実現できたのか、と驚嘆しました。



これから夏本番を迎えるにあたり、とくに学生の皆さんは強化トレーニングや合宿など、トレーニング量が増える季節だと思います。そんな方々にこのナイキ エア ズーム ライバル フライ 3を様々なトレーニングシーンに着用できるシューズだと改めてお勧めしたいと思います。また近々、ナイキが東京にデザインフォーカスした 「ローディシアス」カラー も発売されるということなので、世界のトップアスリートが履くシューズとお揃いのカラーを着用できるのもこのシューズの魅力の一つかもしれませんね。

このクラスのデファクトスタンダード(事実上の標準)は、引き続きナイキが牽引して行きそうな、そんな会心の一足にナイキ エア ズーム ライバル フライ 3は仕上がっています。

 


■Profile

横山 順一

年齢: 51歳

ランニング歴: 39年

國學院大學卒業(1992年)

#junike0708


略歴

中学より陸上競技を始める。800m, 1,500m, 4×400mRを専門とする一方、大学では箱根駅伝予選会にも4年連続出場。マラソンは社会人になった20歳代後半から現在に至る。

外資系スポーツメーカーなどに勤務後、現在はコンサルティング会社にてターンアラウンドスペシャリストとして経営コンサルティング、企業・ブランドのブランディングなどを従事


TIGORAブランドディレクター

ティゴラのイメージ、シーズンテーマを監修

個々のアイテムのアイデア、アドバイス提供と多岐に渡り2019年1月より、アパレルよりディレクターを開始し、今年よりシューズも手掛ける。


自己ベスト

フルマラソン: 2時間26分55秒

ハーフマラソン: 1時間08分50秒


主な出場レース

東京マラソン、福岡国際マラソン、びわ湖毎日マラソン、別府大分毎日マラソン

ニューヨークシティマラソン、ゴールドコーストマラソン、ホノルルマラソン、バンクーバーマラソン

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