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running2023.08.10

NIKEランニングシューズをより深く知る勉強会、「FA23 INFINITY RN4 EKIN SESSION」に潜入!

スポーツデポをはじめとするアルペングループの店舗スタッフに商品についてたずねてみたところ、びっくりするくらい丁寧にアドバイスしてもらった…なんて経験はありませんか?

それもそのはず、実はアルペングループでは専門分野に長けた「アドバイザー」と呼ばれるスタッフが存在しており、発売前に商品についてより深い知識を身につけたのち、各店舗のスタッフへ情報を共有しているから。

そんな取り組みのひとつとして今回潜入してきたのが、NIKE主催の「FA23 INFINITY RN4 EKIN SESSION」。

このたび新発売されるランニングシューズ、「NIKE REACT INFINITY RN 4」を講習と体験から深く知り、接客へとつなげる勉強会です。

今はWebで商品を購入する時代になり、お客様がわざわざ店舗にやってくるのは、走った体験や感触を直接知りたいとき。そこでまず店舗スタッフが知っておく機会が必要だということで、アルペングループでは各メーカーさんの協力のもとこのようなセッションが行われており、今回はNIKEさんにお越しいただいたというわけです。

ではさっそく、セッションの様子を覗いてみましょう!


集合の時間が近づくと、メンバーが続々と会場入りし始めました。

今回のセッションで選ばれてやって来たのは、全国に180店舗ほどあるスポーツデポ・アルペンの地区を代表するランニングアドバイザーたち。みなさんランニングに詳しい精鋭ばかりで、なんと沖縄から参加しているメンバーもいます。

初めましての人、顔馴染みの人など、にこやかに挨拶を交わしながら席につきます。


それぞれの席では、今回体験するランニングシューズ、「NIKE REACT INFINITY RN 4」を箱から取り出し、さっそく履いて感触を確かめています。一目で「このシューズは売れるな!」と直感した人も。みなさん新商品に興味津々です。


いよいよ講習がスタート! まずは座学からです。

「NIKE REACT INFINITY RN 4」のNIKEシューズにおけるポジションや、INFINITYシリーズの歴史、そしてシューズの特徴を細かく学んでいきます。インストラクターの説明を聞く姿は、真剣そのもの。店舗に戻ってスタッフたちにフィードバックする際に取りこぼしのないよう、気づきがあったところでメモも取っていました。


パーツに分かれたシューズ見本を手にとって、ひとつひとつ感触を確かめながら全体のつくりを把握する場面も。参加した全員が体感できるよう、確認した人から次の人へと回していきます。


45分間の座学が終わると、小休憩を挟んでいよいよランセッション! 取材時が7月下旬ということもあり、熱中症になりにくいストレッチもレクチャーされながらみんなで念入りに準備体操をし、約4.5kmのコースを走ります。


道中の要所要所で、NIKEスタッフの方が走り心地やフィット感などを参加メンバーに聞いたりアドバイスしてくれたりしながら、折り返し地点である公園まで軽快に走ります。


公園に到着すると、先行隊が用意していてくれたドリンクでメンバーを迎えます。「RUNNERS HELPING RUNNERS」と書かれた全国に2台しかないNIKEのVANの前で、なぜVANが使われているのかなど、創業当初の小話も交えながらみんなで記念撮影! 少し休憩をして、来た道を再び走ります。


ランセッションでシューズの特性を体感したのち、着替えを済ませてグループワークに移ります。
3人1組のチームを作り、接客のロールプレイングが始まりました。


今回のグループワークでは、お客様のニーズを引き出した上で、商品説明から試し履きをしてシューズの良さを感じてもらうまでの一連の流れを体験します。

みんな和気あいあいとした雰囲気の中、スケッチブックも活用しながらロールプレイングで気づいた学びや商品の良さをまとめていました。


各チームの意見がまとまったところで、発表タイム! 1グループ3分ほどを目安に、グループの代表者が発表していきます。

どのチームもシューズの特性をしっかり理解し、お客様にも納得いただけるようなトークに「なるほど!」とうなずく場面も多く、みなさん真剣に聞き入っていました。


約4時間にわたるセッションの最後に、NIKEスタッフの方から「今日のことを思い出しながら接客でも活かしてほしいですし、そして何よりもNIKEと一緒に新たな挑戦をすることを楽しんでほしいと思います」というメッセージを受け取り、お開きとなりました。

その後、セッションに参加したメンバーの中から、スポーツデポ天久店 ランニングアドバイザー 佐藤さんと、スポーツデポ沼津店 ランニングアドバイザー 児島さんから感想をお伺いしました!


(左)児島 大樹さん スポーツデポ沼津店 ランニングアドバイザー

高校から陸上競技を始め、100m短距離ランナーとして現在も仕事の傍ら競技を第一線で続けており、2023年 日本選手権出場。アルペングループ社内でも数少ないアスリート。


(右)佐藤 太一さん スポーツデポ天久店 ランニングアドバイザー

学生時代はバスケットボールプレーヤーとして活躍後、趣味でランニングを始めてからフルマラソン完走を果たすほど競技にもハマる。今回はメンバー中最も遠い沖縄から参加。


――今回、NIKE×アルペンのセッションについて、率直な感想をお聞かせください。

児島さん:

NIKEさんはなかなか店舗に巡回することがないメーカーなので、メーカーの方々とFACE to FACEで話しながら、情報交換しながら、そして実際にシューズを履きながら話せるというのは非常に貴重で、いい体験ができたと思っています。今後も定期的にこういうことをやっていけたらいいなぁと感じましたね。


佐藤さん:

NIKEさんからはもちろんのこと、アルペン側からもすごい「熱」を感じました。このあとお店に帰ったら地区のメンバーにフィードバックするわけですが、講習会でもそれを頭で考えつつ参加できたのと、こうやってアルペングループの本社に来て実際に座学で学んだ上でシューズを履き、さらに体験するという経験は初めてだったので、自分の今後のキャリアにおいても非常にいい方向に進んでいくなと感じました。


――全国から集結した地区代表のシューズアドバイザーのみなさんと実際に会ってみて、どんな感じでしたか?

児島さん:

リモートミーティングで画面越しに…など定期的に顔を合わせる人はこれまでいましたが、なかなか直接会って話す機会がなかったので、そういう意味でも良かったなと。

ランニングに関してはみなさんそれぞれ知識も経験も精通している人たちなので、その場で意見交換ができるというのは自分にとってものすごくためになりました。


佐藤さん:

児島さんとはリモートで面識があったので、「やっと会えたね」って(笑)

これを機会に、横のつながりももっと強くなっていくだろうと期待しています。


――座学でしっかり商品知識を学んでからランセッションに参加したことで、何か手応えを感じましたか?

児島さん:

実際にシューズを手に持って、実際に履いて話を聞く、というのが画面越しでは経験できない大きな違いではありましたし、さらには知識を頭に入れた状態で走れた、というのも理解が深まる大きなポイントではあったので「シューズの講習会はこうでなくっちゃ」と感じましたね。


佐藤さん

ランニング時の手応えはもちろんですが、NIKEさんからも「感触はどうですか?」などその都度声をかけて聞いてくれたことも、今まででは全然なかったことだったので、本当にいい経験ができたと思いました。


――各地区の代表であるランニングアドバイザーの面々とのグループワークということで、レベルの高いやりとりもあったかと思いますが、新たな気づきなどはありましたか?

児島さん:

実際にディスカッションをしてみて「ああ、こういう接客スタイルをとるのか」という気づきもそうですし、商品知識だけではなく、ワードの選び方なども含めてレベルの高さを感じました。これからの自分の接客に活かせる経験ができたことが、本当に良かったです。


佐藤さん:

児島さんと同じですね。まずグループでセッションし、その後、他のグループも交え発表したことで、「なるほどな」という気づきがたくさんありました。例えば「今まで自分だったらこんなワードを使って接客していたけれど、間にもうワンクッション説明を入れるとより良くなるのか」みたいな新たな発見ですね。


児島さん:

例えばフィット感、とかクッション、とかワードのひとつひとつをとっても、人それぞれ言葉の選び方が違っていて、「あ、この言葉いいな、自分も使わせてもらおう!」というのがたくさん転がっていましたね。

僕だけではなく、みんなそれぞれいいなと思ったトークを盗んでいたと思います(笑)


――今回のセッションに参加したことで、今後売場でどう活かしていきたいですか?

児島さん:

うちの店舗の場合、知識はあっても実際にはランニングの経験がまだ多くないメンバーもいるので、もうひとつ、もうふたつ、突っ込んだところに対しての接客だったりとかワードの選び方というのは、僕たちが経験したことを共有していかなければならないなと思っています。

今日のセッションで体験したことを、対お客様だと思ってメンバーのみんなに伝えていきたいですし、ランニングの経験が豊富でなくても、僕がその場にいなくてもしっかり接客できるようなレベルを目指していきたいですね。


佐藤さん:

今回講習を受けて知り得たことをこのあと各店舗に共有していきますが、こちらから一方的に説明するのではなく、これから受講してもらうスタッフのみんなが自ら発言できるよう工夫していかないといけないな、と感じました。今後もたぶん同じようなことが増えていくと思うので、そういうところまで考えながらやっていきたいですね。


以上、NIKE「FA23 INFINITY RN4 EKIN SESSION」の潜入レポートでした! 知識と経験の両方から体感し、情報を共有しているからこそ、お客様に合ったアドバイスができる。スポーツデポやアルペンの店舗では、そんなスタッフが揃っていますので、これは来店して相談するのがいちばん! 

新発売のNIKE REACT INFINITY RN 4に興味を持った方は、ぜひお近くのスポーツデポ・アルペンで試し履きしてみてはいかがでしょうか?

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