最高峰のジョグシューズが登場!「New Balance Fresh Foam X 1080 v13」
ニューバランスの1080(テンエイティー)の第13代目が発売しました。
先立ってメディアなどの関係者向けの体験会がありましたので、その模様と共にシューズに関してもお届けします。
場所は池尻大橋駅近くの大橋会館。歴史ある建物がリニューアルして早速のイベント会場でした。
作り込まれたイベント会場の様子。
歴代のモデルがずらり並んだコーナーもありました。
こう見ると同じ品番のシューズとは思えないほど、色々な変化が見て取れます。
いやあ、かなり貴重なアーカイブでした。
そして早速ですが、今回の13を見てみましょう。
今回の注目ポイントはこちら。
より心地よいフィット感を求めて、ラスト(足型)をアップデート。ホールド感がありながらもゆとりのある設計になっています。
幅広い用途で使いやすいようにスタックハイトは38mm-32mmのドロップ6と、トウスプリングが低いロードロップ構造になったため、ウォーキングやデイリーユースにも使いやすくなっています。
ミッドソール素材は前作よりも反発性、耐久性がアップし、軽量化も実現。これ、確実に1080史上最もふかふかです。すんごく良いです。ちなみに重量はメンズ27.0cmで約262gと、この見た目からしたらかなり軽量。
アウトソールデザインも一新。ランナーの走行時の重心移動の軌跡データをもとに、接地から足抜けまでがより滑らかなものになる形状になりました。
実際に自分が走っての感想なのですが…
個人的に2023年のベストジョグシューズかもしれません。
確実にベスト3には入ります。
忖度なく他ブランドと比較しますと、ナイキ インヴィンシブル 3とアシックス ゲル ニンバス 25とガチンコ競合です。柔らかいのにちゃんと反発があって安定感もある。
それらとプライスで比較してみると、どれだけこのシューズのレベルが高いかお分かりになるかと思います。
話を戻しまして、実際にシューズを履いてのランニングイベントの模様です。
残念ながら自分は間に合わずランは不参加。
今回のランイベントは、ニューバランスのアートディレクションなどを担っているikism(イキズム)がディレクション。
ブランド発信でこういうカルチャー寄りなランニングイベントはかなり久々だったのでとても好印象。確実にニューバランスランニングのイメージが変わりました。
そして個人的に一番ヒットしたのが、こちらの日本版のコピー。
グローバル作の英語バージョンを、ニュアンスを掴みつつ違う表現で作成したそうです。
走る、駆ける、かける、ゆく、など、英語だとひとつの単語であったであろう言葉を、いろいろな言い方で表しつつ、最後の「つい先に口が走る人も。」で完全にヤラレました。
このコピーも個人的に今年イチ好きです。
今回の1080、いろんな形で皆さんをアッと言わせると思います。
ご期待ください!
<著者プロフィール>
牧野 英明
BEAMS所属。キャリア約20年の中で、店頭とECスタッフを15年、2020年よりTIGORA by BEAMS DESIGNのディレクターを務め、Alpen TOKYOオープンを機にアルペン ランニング ディヴィジョンアドバイザーに就任。
自身も熱心なランナーであり、フルマラソンベストは2時間47分44秒(東京マラソン2023)。ロード以外にもトラックレースやトレイルランにも積極的に取り組む全方位ランナー。
「走るに快適なファッション日常着」を体現する#いつでも10km走れるコーディネート は業界でも有名。
ファッション目線を取り入れた独自のシューズレビューをぜひお楽しみください。
Instagram: @makinohideaki
RECOMMENDED POSTS
この記事を見た方におすすめの記事