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running2024.03.14

反発と安定を両立させつつ軽量化を実現、記録更新を後押しする「ナイキ アルファフライ3」

今年2月に一般販売されたばかりのスーパーシューズ「ナイキ アルファフライ3」が注目を集めている。株式会社ナイキ ジャパンは、同月新宿にあるAlpen TOKYO(アルペントーキョー)にて、市民ランナー向けに「ナイキ アルファフライ3」の試走イベントを開催。日頃から走り込んでいる感度高きシリアスランナーを中心に、ナイキ最新シューズのスペックを体感する機会となった。


イベントをリードするのは大東文化大学出身で、三大駅伝への出場歴もあるナイキランニングコーチのKANSUKEさん。KANSUKEさん指導のもとアルファフライ3を履きこなすためのドリルを中心に、レッスンを行った後、参加者は新宿中央公園をランニング。前作からのアップデートポイントを自らの脚で確認した。


前モデルからの改良点は主に2つ。

1つ目はミッドソールに、踵からつま先までZoomXフォームを搭載したこと。

もう1つは、以前より幅広にカーボンファイバープレートをフルレングスで配した点だ。

前作はソールが2ブロックに分かれており、カーボンプレートも今より細かった。その点、今作はカーボンの幅が広くなったことで、接地時の安定性が向上。フォアフットはもちろん、ミッドフットやヒールストライクでついても反発を得ることができる。足を置くだけで前に進むのは、オートマチックのF1カーのようだ。あらゆる走り方に対応している点でも操作性が簡単なシューズといえる。


ロードでの威力は凄まじく、自分の想定よりも勝手にスピードが上がってしまう。一方で、脚持ちもいい。通常クッション性のいいシューズは、トーンと足をついてから、腹圧を込めることで地面からの力を押さえる必要があるが、アルファフライ3はそれが少ない。安定感が強く、ブレが少ないのだ。「このペースで走って、どうしてこんなに脚が残っているんだ」と思わず感じてしまう。


試走した参加者は「他のメーカーにないような、ポーンと返ってくる反発がとっても気持ちいい」「着地したときの沈み込みが少ないから、身体で行うことが少ない。今までは自分で押さえて安定を出さないといけなかった」


「過去モデルはエアポッドの部分でつかないと違和感があったけれど、これは自然な感じ。一番跳ね返ってくるのはポッドなんだけど、全体的に違和感のない跳ね返りがある」

「踵から前にプッシュされている感じがする。重心が自然に前に傾くから、あまり後ろに行けない。そして、安定感がある割に軽い」


イベント中は、かつて実業団で走っていたランニングコーチのKANSUKEさんが、自身の経験をもとに、走り方を整えるドリルをレクチャー。アルファフライ3の能力を最大限引き出せるよう肩甲骨の可動域を広げたり、腱の使い方を意識させることでよりシャープな動きへと導いていく。


ドリル後、強まる雨足の中、一同は公園の周回コースをジョギングし、その後東京マラソンのコースも一部試走。足元は悪かったが、母指球下に配されたアウトソールのオレンジ部分でグリップが効くため滑らない。実際に雨の中を走った参加者も「かなり踏みとどまっている」とコメント。


イベント終盤でも参加者は「空気が返ってくるソールの感覚が気持ちいい。ZoomXフォームが柔らかくて脚への優しい感じが後半疲れて崩れても大丈夫」と脚持ちの良さを実感。


試走を終え、店舗に戻った参加者の中には、コーチのKANSUKEさんに更にシューズのアドバイスを求める方もいた。


KANSUKEさん曰く「ミッドソールがフルフラットになったことでヒールに近い接地でも上手く転がせば、前足部のエアを生かしながら反発がもらえます。カーボンプレートも広くなっているので、どこでついてもカーボンの良さを得られます。フルフラットになって、カーボンも広くなると重くなっちゃうんじゃない? と思われがちですが、ソールの真ん中を切り抜くことで軽量化しているので、走っていても重さを感じません」


「アッパー部分は伸縮性に優れたアトムニット3.0を搭載しています。これにより靴下のように柔らかいのに、しっかりホールドもしてくれる。ちょうど良い締め付け感です。脚を入れる履き口も以前より広がっているので、トータルで履きやすくなっています。大迫傑選手も『履くと自然と記録出ると思うようなシューズ』とコメントされていましたが、僕も驚きを得られたシューズです」


KANSUKEさんのアドバイスを受け、ご質問された方はその場でアルファフライ3お買い上げとなりました。「初心者だからといってアルファフライ3を履くことを踏みとどまる方がいますが、全然そんなことはありません。いまナイキのキーメッセージは『自分をぬりかえろ。』ですが、まだマラソンを走ったことがない方が「ナイキ アルファフライ3」をきっかけにハーフマラソンやフルマラソンといった新しい何かに挑戦してもらえればいいなと思います」


ナイキでは、FAST PACKとしてアルファフライ3以外に「ナイキ ヴェイパーフライ3」「ナイキ ズームX ストリークフライ」でも新色ボルト×スクリームグリーンを発売。アッパーの鮮やかなイエローグリーンを基調に、グラデーションのあるミッドソール、アウトソールにさり気なく配されたナイキマーク等、遊び心あるデザインは、いずれもビビッドカラーが人目を惹く。

ヴェイパーフライ3は、エリートシューズとしての機能に優れ、ZoomXフォームの反発を存分に得られる。一方で、アルファフライ3よりも接地感を掴みやすいのが特徴。ソールは、アルファよりフラットな分、中足部や踵でついても操作しやすいため、フォアの蹴り出しに自信のないランナーも、最大限シューズの恩恵に与ることができる。ハイスペックながら、そこまで履きこなす技術を要しないので、シリアスランナーから初心者まで気軽にレースで試したい逸品だ。

ソールが薄く、軽量なストリークフライは、レースはもちろん、スピード練習でも活用したい。フルレングスでなく中足部のみ挿入されたプレートが、前足部にほどよい自由度を持たせている。前に行き過ぎない一方、ミッドソールにはZoomXフォームを100%使用しているため、反発も得られる。薄いのに、クッション性に優れ、履いていることを忘れるような自然なフィット感が気持ちいい。厚底を履きなれていない方のレースシューズとしても力を発揮しそうだ。

高性能、高品質を追求し、かつスタイリッシュなデザイン。まだまだ、ナイキのレーシングシューズから、目が離せない。


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