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running2017.11.22

WAVE RIDER 21(ウエーブライダー 21)を企画担当責任者が語る。最新モデルの誕生秘話と進化し続ける機能性。

 誕生から21年、多くのマラソンランナーから支持され続ける
「WAVE RIDER」シリーズ。今回は、21代目となる最新モデル「WAVE RIDER 21」の開発に携わる中村氏に、誕生秘話や進化し続ける機能性について伺ってみた。


ミズノは、グローバルでシリーズ累計販売1000万足を超えるランニングシューズの進化版「WAVE RIDER 21」を2017年9月から販売している。「WAVE RIDER」シリーズは、初心者からフルマラソン完走、スピードランナーのトレーニングまで広く使用できるランニングシューズで、特に“走り心地の良さ”をコンセプトに進化し続けている。


そこで今回、ランニングシューズの開発に携わる企画担当責任者の中村和裕氏に、「WAVE RIDER 21」について説明をしていただいた。


ウェーブライダー開発者

――まず、WAVE RIDERはどのようにして誕生したのですか。

中村:まず、MIZUNO WAVEの誕生により縦方向の衝撃を吸収し、横方向へのズレを防止することができるようになりましたし、シューズに求められる軽量性、クッション性と安定性も備わりましたね。


21年間、走り心地が良くなるように、フィット感、安定性、軽量性、耐久性、クッション性を常に追求しています。地面に足がしっかりと着いて足に負担をかけず、前に蹴り出すときに反発性を靴が与えてくれることにより気持ち良くスムーズに走れることを徹底的に意識していまして、非常に多くの方々から高い評価を得ています。
 

ウェーブライダー2

  ――WAVE RIDER 21は、どのように進化しましたか。
 中村:21では、靴のフィッティングが良くなるように、特に踵の部分が進化しました。ランニングシューズは、踵を中心に設計していまして、踵部にヒールカウンターという硬い素材を入れて走行中に横振れがしにくくなっています。かかとのフィット感をより高めるため、評価の高いヒールカウンターはそのままに、履き口部に柔らかい素材を採用することで、安定感は損なわず柔らかい履き心地を可能にし、かなりスタイリッシュにもなりましたね。

ウェーブライダー3
ランナーの中でランニングシューズを普段履きとして使用する人、普段履きに使えるようなデザインのランニングシューズを求める人も増えています。そこで足を包み込むアッパー部に特殊なメッシュ材のエンジニアードメッシュを採用することで、シンプルなデザインと高級感を両立しました。

――WAVE RIDER 21を履く対象はどのようになっていますか。

中村:ターゲット層が1キロ5~7分のタイムで走る人を想定しています。フルマラソンの初心者から3時間30分程の方までと非常に幅が広く、トレーニングから大会時までと様々なシーンでご利用いただけるようになっています。スムーズな走り心地にこだわって、前への反発を意識して作っていまして、かなり沢山のランナーの方々から受け入れられていますね。

日本人の足の型、甲高、幅や大きさが様々でありますから、普通タイプ(男性・女性)、ワイドモデル(女性)、スーパーワイドタイプ(男性)、スリムタイプ(女性)と、どのような足にでも合わせられるようにしています。

ウェーブライダー4――カラーのバリエーションが豊富ですね。

中村:多くのカラーを取り扱っていますね。そして今回、大阪マラソンのスローガンである「みんなでかける虹。」に合わせたカラーをイメージしたものも作りました。こちらは、黒をベースに左右で若干色を変えてもいます。現在、1番多くご購入いただいておりまして、サイズにより在庫に欠品が出ている状況となっています。
 

ウェーブライダー5

――踵にあるマークには意味がありますか。

中村:反射素材となっていまして、夜でも安全に走れるようにしています。

――今後の展望を教えていただけますか。

中村:WAVE RIDERは、今後、22、23、24と進化していく上で、より走り心地を良くしていきたいですね。今までとは全く違ったWAVE RIDERの進化を楽しみにしていただきたいと思います。 

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