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baseball2024.11.04

【野球】トレーニングバットの選び方。目的に合わせて選ぶことが大事!

バッティングは、野球における基本的な技術のひとつです。得点を取るためには、練習を重ねてバッティングの技術を高め、投手の投げるボールに対応する必要があります。
バッティング技術を習得したい方は、素振りやティーバッティングといった練習の質を高めるために、トレーニングバットを用意するのがおすすめです。
ここでは、トレーニングバットを使うことで期待できる効果や、選び方のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■野球のトレーニングバットを使う効果

■トレーニングバットの選び方

・バットの形状

・バットの重さ

・重心の位置

・練習内容に適したバットを用意しよう

■トレーニングバットを使った正しい練習方法

■目的に合わせた使い分けが大事

 

■野球のトレーニングバットを使う効果

野球のトレーニングバットを使う効果

 

トレーニングバットとは、主に野球の素振り練習で使うために作られたバットのことです。正しいバッティングフォームを身につけたり、バットを振るために必要な筋肉を鍛えたり、スイングの軌道を改善したりすることができます。

試合で使用する一般的なバットとは異なり、フォームを改善するためにさまざまな工夫を施されているのがトレーニングバットの特徴です。重たいものや軽いもの、長さがあるもの、短いもの、特殊な形状のものなど、さまざまなバットがあり、目的に応じて使い分けることができます。

例えば、重たいバットを使って練習すれば、バッティングで使う筋肉を鍛えることにつながります。鋭く力強いスイングが身につき、ボールの飛距離を伸ばしやすくなるでしょう。
特殊な形状のものや、長さのあるものなどを使えば、バッティングフォームを矯正することも可能です。

 

■トレーニングバットの選び方

 

トレーニングバットは、商品ごとに重量や長さ、形状などが異なります。練習の質を高めるには、自分の問題点の改善につながるバットを用意することが大切です。
トレーニングバットを購入する際は、以下の点を確認しておきましょう。

 

・バットの形状

トレーニングバットは、商品によって形状が大きく異なります。
バットにボールを当てるミート力を鍛えたい方は、細めに作られているトレーニングバットを用意するのがおすすめです。一般的なバットよりも当てるのが難しいため、芯でボールを捉える練習に使えます。

スイングの軌道を修正したい時は、長尺のバットを用意するのも有効です。バットの先端(ヘッド)が地面にぶつからないように意識することで、バットを水平に振る「レベルスイング」を身につけられます。

また、バッティングフォームを改善したい方や、正しいスイングを身につけたい方は、特殊な形状のバットを選ぶと良いでしょう。
例えば、しなりが強いバットなら、バットの先端を打つ直前まで出さずにスイングできるようになるため、飛距離アップにつながります。正しい軌道でスイングすると重りが動いて音が鳴り、感覚的に正しいスイングを理解できるトレーニングバットを使うのも効果的です。

 

・バットの重さ

トレーニングバットの重さも、練習の効果を左右する要素です。
軽いバットほど振りやすく、スイングスピードを高める効果が期待できます。振り遅れることが多い方は、竹や朴(木製)で作られている軽いトレーニングバットを用意すると良いでしょう。
体が覚えたスイングを再現しようとして、スイングスピードが速くなる効果を期待できる点も、軽いバットのメリットです。打席に入る前の素振り用にも適しています。

反対に、重たいバット(マスコットバット)は、スイングに必要な筋肉を鍛える効果が期待できます。重りをつけて重量を微調整できるタイプなら、その日の調子に合わせて負荷を変えることも可能です。

具体的な重さは商品によって異なりますが、極端に重いバットはけがやフォームの乱れの原因になる恐れがあります。
野球初心者や小中学生など、体ができあがっていない方は、普段使っているバットよりも少し重たいトレーニングバットを選ぶと良いでしょう。

   

・練習内容に適したバットを用意しよう

練習内容や、使用する場所に適したトレーニングバットを用意することも大切です。
実際にボールを打つ練習に使いたい時は「実打可能」と記載があるトレーニングバットを用意しましょう。記載がないトレーニングバットでボールを打つと、バットの破損などにつながる恐れがあります。

実打可能と記載があっても、バッティングセンターで使用するとバットの破損につながる恐れがある点に注意が必要です。バッティングセンターで使いたい場合は「バッティングセンターでも使える」などと書かれているか確認しておくことをおすすめします。
硬式球・軟式球の違いもあるため、硬式球で練習する場合は必ず硬式球対応のバットを選んでください。

また、家の中など、広さが限られた場所で素振り練習を行う場合に備えて、短いバットを用意するのも良いでしょう。軽量な商品が多いので、体ができあがっていない少年野球の練習にも適しています。

 

■トレーニングバットを使った正しい練習方法

間違った方法でトレーニングバットを使っていると、効率的な練習にはなりません。
特に、重量のあるマスコットバットを使った練習では、無理にフルスイングをした結果、かえってバッティングフォームが崩れたり、けがをしたりする恐れがあります。

上半身の力だけでバットを振るのではなく、下半身の力も使うことを意識しましょう。具体的には、腰を回して全身の力をボールに伝える意識でバットを振ることが大切です。
特殊な形状のバットに関しても、取扱説明書を読んだり、メーカーの商品ページや動画サイトなどを確認したりして、正しい使い方で練習を行うことが大切です。

 

■目的に合わせた使い分けが大事

トレーニングバットを使えば、バッティングフォームを効率的に改善できます。バットごとに期待できる効果は異なるため、目的に合ったバットを用意することが大切です。

また、使い方によっては、逆にフォームが崩れてしまうことも考えられます。正しい方法で練習に取り組むことも重要です。
ご紹介した内容を参考に、悩みに適したトレーニングバットを用意して練習に取り組みましょう。

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