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baseball2025.01.17

中日ドラゴンズ 柳裕也投手&木下拓哉選手がミズノ主催のイベントに登場!Alpen NAGOYAで来季への熱い思いを語る

中日ドラゴンズの柳裕也投手と木下拓哉選手がミズノ主催のイベントに登場。約70人のファンを前に、軽快なトークとファンサービスで会場を盛り上げ、笑顔があふれるひとときとなった。イベントのラストには、2人が来シーズンへの熱い決意を語り、ファンの期待に応えることを力強く約束した。

アルペングループマガジンでは、イベントの模様に加え、柳選手と木下選手が語る「勝負の年」への思いを独占インタビューで紹介。未来への挑戦に向けた2人の熱いメッセージをぜひチェックしてほしい。


■ファンに向けた笑顔の挨拶でスタート

トークショーは、柳投手と木下選手の挨拶からスタート。2人が登壇した瞬間、会場には大きな拍手が沸き起こり、ファンの期待に満ちた熱気が伝わってきた。

木下選手は穏やかな笑顔を浮かべながら、こう語りかけた。


「今日は短い時間ですが、最後にサインや撮影の時間があると聞いています。トークも楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします!」

続いてマイクを握った柳選手は、少し照れたような笑みを浮かべながら挨拶。


「柳です。今日は楽しみにしていました!皆さんよろしくお願いします。」

2人のリラックスした雰囲気と親しみやすいトークに、会場のファンも自然と笑顔が広がった。彼らの言葉に耳を傾けるファンの姿が、とても印象的だった。


■新シーズンに向けた準備とミズノ製品へのこだわり

司会者から「新シーズンに向けた準備」を問われると、2人はそれぞれの視点から語る。

木下選手:「キャッチャー道具や手袋の色を変更しました。今までにないデザインなので、楽しみにしていてください。」

柳選手:「僕は大きな変更はありませんが、手袋やバットのカラーを少し変えて気分を一新しています。」

また、長年愛用するミズノ製品についての質問では、プロとしてのこだわりが語られた。


柳選手:「中学生の頃からミズノを使っています。特にグローブは手に馴染むので信頼しています。日本製品の高品質さを日々実感していますね。」

木下選手:「キャッチャーミットは自分の手に合うよう、ミリ単位で細かいオーダーをしています。ミズノはその細かな要望にも応えてくれるので、本当にありがたいです。」

ミズノ製品への信頼感を語る2人の言葉に、ファンからは納得の表情が所々で見られた。


■野球少年へのエール――異なるアプローチの2人

「野球少年たちへのアドバイスを」という質問に対し、木下選手と柳選手は対照的なスタンスを言葉にした。

木下選手:「僕は楽しむことを大切にしていました。振り返ると、がむしゃらに練習していた記憶はあまりなくて、自然体でプレーしていたのが良かったと思います。」

柳選手:「僕は逆に、めちゃくちゃ練習するタイプでした。とにかく練習量を重ねて上手くなりたいという気持ちが強かったです。」

2人の異なるアプローチに会場からは笑い声が上がり、「どちらも正解だ」と頷くファンの姿も印象的だ。


■2024年シーズンの振り返りと悔しさ

2023年シーズンを振り返る場面では、2人が共通して感じている「悔しさ」が浮き彫りになった。

木下選手:「チームが最下位だったのが一番悔しいです。自分がもっと頑張っていれば、少しは状況が変わったかもしれない。反省ばかりですが、この経験を来シーズンに活かしたいです。」

柳選手:「個人的には苦しい1年でした。怪我はなかったものの、満足いく結果を出せず…。でも、こういう苦しい経験が次に繋がると思うので、来年こそ結果を出したいです。」

2人の率直な言葉に、会場のファンからは応援の拍手が送られた。


■競争の激化と新たな挑戦

司会者が「ドラフトで新たな選手が加わりますが」と質問すると、2人はプロらしい競争意識を滲ませる。

木下選手:「左投手やキャッチャーも入ってきて、チーム内での競争がさらに激しくなると思います。でも、競争があるからこそチームが強くなる。負けないように頑張ります。」

柳選手:「新しい選手が加わることで、ローテーション争いも厳しくなるはずです。僕も意識しながら、来シーズンに向けてしっかり準備を進めたいです。」


■トークショー後も大盛り上がり!ファンとの交流イベントで笑顔あふれるひととき

トークショーの後は、ファンとの記念撮影やサイン色紙のプレゼントが行われた。さらに、じゃんけん大会では2人のサイン入りユニフォームが贈られるなど、企画が盛りだくさん。会場は終始大盛り上がりだった。


■最後の挨拶とファンへのメッセージ

イベントの締めくくりに、2人は改めてファンへの感謝と来シーズンへの意気込みを語った。


木下選手:「今日は短い時間でしたが、集まってくださって本当にありがとうございました!来期はもっとチームが勝って、優勝して、またここで皆さんと交流できたら嬉しいです。その時はぜひ、またじゃんけん大会で盛り上がりましょう。本日はありがとうございました!」


柳選手:「今日は、ありがとうございました。今年は個人的に悔しいシーズンでした。でも、その悔しさをバネにして、来年は皆さんの期待に応えられるよう全力で頑張ります。本当にありがとうございました!」

2024年シーズンの悔しさを糧に、柳投手と木下選手は中日ドラゴンズの復活を目指す強い意志を見せている。井上一樹新監督のもとで挑む新シーズン。かつて最優秀バッテリー賞を受賞した2人の絆が、再びチームを支える力となる日を期待せずにはいられない。

この後は、アルペングループマガジンが独占でお届けする木下選手と柳選手のスペシャルインタビューです。


「勝負の年」を迎える2人の決意――木下拓哉と柳裕也が語る未来への挑戦

――イベントを終えての感想をお聞かせください。

木下選手:最初に話をもらったとき、「僕が行って大丈夫かな」って正直不安もあったんです。でも名古屋でのイベントということで、ドラゴンズファンの皆さんもたくさん来てくださって。皆さんの反応も良かったですし、僕たちも普段スポーツ店に行く機会ってなかなかないので、商品をみたり、お客様と近い距離で触れ合えたのが楽しかったですね。

柳選手:僕も同じく、ファンの方々と近い距離で楽しむことができました。自分のユニフォームを着てくださる方もいて、本当に嬉しかったです。


――野球コーナーの印象はどうでしたか?

木下選手:メジャーリーグのキャップやバット、小物類なんかも充実していて、すごく良かったです。僕らが子供の頃は日本人メジャーリーガーも少なかったんですが、今は本当にメジャーリーグが注目されていますよね。こういう時代に、スポーツ店に足を運ぶ子供たちはきっとワクワクするだろうなと思いながら見ていました。

柳選手:あれだけ野球コーナーが充実しているスポーツ店って、なかなか見ないですよね。いろんな種類が揃っていて、見ていてとても楽しかったです。また機会があれば、今度はもっとじっくり見てみたいと思いました。


――ミズノの製品について、特に着用しているウェアの印象やお気に入りのポイントを教えてください。

木下選手:ここ数年でミズノさんの製品ってすごく普段使いができるようになりましたよね。以前は、いかにも「野球選手」って感じのジャージやスウェットが多かったんですが、今ではおしゃれで、イベントや普段着にも使えるアイテムが増えています。僕らが練習で着るのってオフシーズンくらいしかないんですけど、こういった場でもアピールできるのは嬉しいですね。写真に映ることも多いので、良いものを着て貢献できたらと思っています。

柳選手:着心地が本当に良いんです。木下さんも言っていましたけど、普段使いもできるデザインやシルエットで、とても気に入っています。おしゃれで快適なので、日常的に取り入れたくなるアイテムですね。


――試合中のピッチャーとキャッチャーのコミュニケーションについて、どんなことを大事にしていますか?また、事前準備との関係性についても教えてください。

木下選手:先発ピッチャーは1週間に1回の登板なので、その分、準備にかなり力を入れていると思います。僕らキャッチャーもカードごとにしっかり研究をして、試合に備えています。だから、試合中に「ああだこうだ」とやりとりをするというよりも、試合前の準備段階でコミュニケーションを完了させることを大事にしています。

試合中は、相手があることなので、うまくいくかどうかはその時次第。もちろん反省点があれば、それを次に活かすだけです。同じ相手と何度も対戦するシーズンの中で、日々の積み重ねが大事だと思っています。試合中は過度に気負わず、自然体で臨むことを意識しています。

柳選手:木下さんが言った通りですけど、試合中は「あの球はもっとこうした方がいい」とか、「次はこう行こう」といった具体的な話をすることはあります。それが、いいリズムで試合を進めるための大切なコミュニケーションだと思っています。


――もしお二人が学生時代に戻るとしたら、どんなトレーニングやアプローチを試してみたいですか?また、現代の学生たちへのアドバイスがあれば教えてください。

木下選手:今の時代は、SNSやYouTubeといったツールでたくさんの知識を得られる環境が整っています。監督やコーチだけじゃなく、自分でも情報を集められる時代になりました。ただ、それだけ情報が多い分、迷いも出てきやすいと思います。僕らが学生の頃は、監督やコーチが絶対的な指導者だったので、迷うことはあまりありませんでした。

でも今は、例えばYouTubeで「このやり方が良い」と聞いても、監督やコーチの指導と矛盾して混乱することも多いと思います。便利な時代だからこそ、自分に合う方法を見つけるのが重要です。ただ、その判断は最終的には自分にしかできません。

もし自分が学生時代に戻れたら、僕もいろんな方法を試したと思います。でも、あれこれ手を出しすぎて、結局どれも身にならないことになりかねないので、しっかり考えて自分に合うものを選ぶことを心がけた方がいいと思います。

柳選手:木下さんと同じ意見ですね。今の時代、いろんな情報が溢れていて、学生時代に戻ったら僕もいろいろ試してみると思います。監督やチームからの指導を基本に、自分でも新しい情報を探して取り入れてみる。結果が良くなければやめればいいし、自分に合うものだけを取り入れる感じで進めると思います。情報が多い時代だからこそ、取捨選択が大事。自分に合ったトレーニングや考え方を見つけて、効率よく成長していってほしいですね。


――お二人にとって、来シーズンはどんな年になると考えていますか?また、選手としての理想や目標について教えてください。

木下選手:2020年あたりから試合に多く出させてもらっていましたが、この2年くらいは正直、思うような成績を残せていません。自分の野球人生を考えると、来年は本当に勝負の年になると思っています。ここでひと踏ん張りできれば、40歳まで現役でプレーする道も見えてくるんじゃないかと。

やっぱり、現役選手を引退された方々から「できるだけ長くプレーした方がいい」という話を聞くと、その言葉に励まされるんですよね。僕も少しでも長く野球を続けたいです。だからこそ、来年はこれまでやってきたことをすべて出し切るつもりで、野球人生をかけて挑みます。そしてもう一度、チームの正捕手として存在感を示したいです。

柳選手:僕はとにかく「1日1日を大切に」ということを心がけています。先のことを考えすぎず、毎日をしっかり積み重ねていく。それが結果につながると思っています。野球の練習や日常の一つひとつを丁寧に取り組むことで、いい成績を出せるはずだと信じています。だから、目の前の1日を全力で生きていきます。それが自分の目標であり、理想の姿です。


――最後の質問になります。理想形を100とした時、現在の自分はどれくらいにいると感じますか?

木下選手:理想形を100とした時、自分がどれくらいなのか点数をつけるのは難しいですね。人生全体で考えたら、野球だけが全てじゃないし。けれど、野球選手としては確実に折り返し地点を過ぎていると思います。この先、どれだけ粘れるか、どれだけ成長できるかが勝負ですね。

正直、今が「終わりに近づいているのか、それとも粘り続けられるのか」はわかりません。ただ、自分には野球で家族を養う責任があります。それを胸に、点数というよりは、理想を追い求めながら日々努力しています。


柳選手:僕は、自分の限界を決めたくないんです。どこが完成形とか、そういう考え方はしていないですね。常に昨日より今日、今日より明日、という気持ちで成長し続けたいと思っています。「今が全盛」とかじゃなく、常に進化を目指す。その意識を持ちながら、毎日を積み重ねていくのが自分のスタイルです。

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