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baseball2025.02.07

福岡ソフトバンクホークス・又吉克樹投手がAlpen FUKUOKAで語る2024年シーズンの振り返りと新たな挑戦!(前編)

2022年4月に史上9人目となる通算150ホールドを達成し、独立リーグ出身者として初めてFA権を行使したことで注目を集めた又吉克樹投手。そんな又吉投手を迎えたトークショーが、1月26日(日)にAlpen FUKUOKAで開催されました。

イベントでは、2024年シーズンの振り返りをはじめ、「柳田塾」での自主トレやゴルフ三昧のオフの過ごし方を、ユーモアたっぷりに語り会場を盛り上げました。また、投手最年長として迎える新シーズンへの決意や2025年シーズンの目標、そしてファンへの熱いメッセージも届けられました。さらに、後半ではアルペングループマガジンだけの独占インタビューも実現!ここでしか聞けない又吉投手の本音やエピソードも満載です。


■日焼けも絶好調!自主トレでの“柳田塾”生活

イベント開始前から、会場には多くのファンが応援グッズを身に着け、又吉投手との特別な時間を楽しみにする熱気が漂っていました。


そして、司会者の呼びかけに応じて登場した又吉投手。オシャレな私服姿で圧倒的な存在感を放ち、拍手とカメラのフラッシュが一斉に会場を包みました。「今日はよろしくお願いします!」という爽やかな挨拶に、会場は一気に和やかなムードに。


MCが「めちゃくちゃ日焼けされましたね!」と笑顔で声をかけると、又吉投手もにこやかに応じ、「柳田さんと一緒に大分で自主トレをして、真っ黒になりました(笑)」。

柳田選手との自主トレについて聞かれると、こう語ります。

「朝9時からウェイトトレーニングを始めて、その後はみっちり練習。1日が終わる頃には『もうこれ以上は無理』って思えるくらい追い込みました。柳田さんの練習量や集中力は本当に凄いですね。」

さらに、「オンとオフの切り替えがしっかりしていて、全力で集中する姿勢は見習うべきだと思いました」と、柳田選手の人間的な魅力も語りました。

また、昨年までは1人で自主トレをしていたそうで、「柳田さんに『1人でやってるの?それなら一緒にやろう!』と誘っていただいて、今年から参加させてもらいました」と、転機となったエピソードを披露しました。


■ピッチャー1人の挑戦と新たな発見

自主トレのメニューについて問われると、又吉投手はサイドスロー特有のトレーニングを交えつつ語りました。

「野手がやる横の動きのトレーニングは、自分に合うメニューが多くて、いい刺激になりました。最後はTバッティングを全力で打って締めるのが恒例でした。」

「毎日『やり切った』と思いながら旅館に帰れました」と、充実した日々を振り返りました。


■オフはゴルフ三昧!プロゴルファーも参加

自主トレの合間にゴルフを楽しむ日もあったそうです。「3日練習して1日ゴルフ、また3日練習してゴルフ」というサイクルが体をリフレッシュさせるのに効果的だったと話します。

「朝早く起きて歩くので、体がほぐれてリカバリーにも最適でした」と語る又吉投手。ゴルフのメンバーには柳田選手や周東選手、牧原選手、さらにプロゴルファーの中村心選手も加わり、「中村さんのレベルが違いすぎて驚きました(笑)」と楽しそうに振り返りました。

柳田選手との対戦では「1打差で負けましたけど、『急に上手くなるのはずるい』って言われました(笑)」と、会場の笑いを誘いました。


■投手最年長として迎える新シーズンへの意気込み

和田投手の引退により、自身が投手最年長となったことについて問われると、「気付いたら投手最年長になっていました(笑)」と笑顔でコメント。和田投手の引退発表の裏話も披露し、「発表の前日に皆でご飯を食べたのに、僕だけ聞かされていなくて、トイレに行っている間に話が進んでいました」と、まさかのエピソードで会場を沸かせました。


■2024年シーズンを振り返る

司会者から「昨シーズンはどのような年でしたか?」と問われた又吉投手は、次のように語りました。

「2024年シーズンは正直悔しい年でした。40試合に登板させてもらいましたが、節目の500試合登板のタイミングで活躍できなかったのが心残りです。でも、この悔しさを原動力にして、今年は納得できる練習と結果を残したいと思っています。」


■今キャンプで意識していること

「特に意識していることは?」という質問に対しては、又吉投手はこう答えました。

「球数を意識しています。毎日ブルペンで1日40球投げるペースで、月に1000球以上は投げ込みたいですね。数をこなさないと体に染み付かないタイプなので、昭和的な練習かもしれませんが(笑)、1年間乗り切れる体を作りたいと思っています。」


■今シーズンの目標と意気込み

今年の目標については、「ホールド数200を達成したいと思っています。あと27個なので、なんとかクリアしたいですね。この数字は中継ぎとして一つの大きな目標でもありますし、お世話になった先輩方との約束でもあるので、達成に向けて全力で頑張ります」と力強い言葉を残しました。

昨年の日本シリーズでの悔しい経験についても、「ベンチ入りできなかったことが本当に悔しかったです。でも、その悔しさが今年へのモチベーションになっています。今年こそは最後の試合までチームに貢献したいです」と決意を語りました。


■ファンへのメッセージ

トークショーの最後には、会場に集まったファンへのメッセージも。

「昨年は日本一を逃してしまい悔しい思いをさせてしまいました。今年は日本一になって、もっと盛大なパレードをお見せできるよう頑張ります!ぜひみずほPayPayドーム福岡やその他の球場で応援よろしくお願いします。」この言葉に、会場からは大きな拍手が送られました。


■エンディング:サイン色紙が当たるじゃんけん大会

トークショーの締めくくりには、恒例のじゃんけん大会が開催され、会場は大盛り上がり!見事勝ち残ったファンには、又吉投手直筆のサイン色紙がプレゼントされました。記念撮影では、又吉投手とファンの笑顔が輝き、温かな雰囲気でイベントは幕を閉じました。

又吉投手のトークショーは、彼の真摯な姿勢とユーモアあふれるトークで、ファンにとって忘れられない時間となりました。2025年シーズン、節目の目標を達成する姿が楽しみです!

後編ではアルペングループマガジンによる又吉投手の独占インタビューをお届けします。

後編はこちら

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