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golf2020.07.06

「第三のSIM」、SIM MAX-Dはつかまり設計!【ざわざわ藤澤のギア放浪記】Vol.1

2020年モデルの人気ドライバーといえば、テーラーメイドのSIMシリーズとキャロウェイのMAVRIKシリーズが双璧といえる存在。どちらもプロ、アマ問わず高い評価を集めている。

そんななか、反発性能をルール最大限まで高め、曲がりを抑える「スピードインジェクテッド・ツイストフェース」に加えて、空力性能を高めた「イナーシャジェネレーター」を搭載した人気のSIMシリーズに「SIM」「SIM MAX」に続く第三のモデルが5月22日に発売され、すでにかなりの人気となっている。その名も「SIM MAX-D」(以下MAX-D)だ。

これはつかまりのよさを武器とするいわゆる「ドローバイアスモデル」で、「テーラーメイド セレクトフィットストア」での限定販売となる。

この話題のニュードライバーを、ゴルフ5PR部隊「ざわざわコンビ」の藤澤心之介さんに試打してもらい、その詳細を探った。



すべてのスペックがドロー系に特化したテーラーメイド「SIM MAX-D」

「あっ、これはすごく飛んでる!」
ワッグルをして数発打つなり、驚きの声を上げた藤澤さん。弾道データを見ると、平均280Yを越えるビッグドライブを連発している。


藤澤さんの試打結果はなんと、平均280ヤード!!。しかもすべての球が中断道のドローとなった

「さすがドロー系モデルですね。低スピンでつかまりがよく、とにかく球が強い! 中弾道のドローボールで、すごく飛距離が出ています」

従来のドローバイアスモデルのドライバーは、球をつかまえられないスライサーをターゲットにしていて、スタンダードモデルよりもつかまりがいいだけでなく、球が上がりやすかったり重量が軽いなどの“やさしい”設計になっている場合が多いが、この『MAX-D』はちょっと違うようだと藤澤さん。


「引っかけのリスクを抑えつつドローが打てる」と藤澤さん

「フェースの面積が広くてちょっとディープフェースですし、ウェイト調節機能はないですがスムーズにフェースが返って、自然とドロー系の球が打てます。スライサーにとっても心強いモデルですが、しっかり右に打ち出せればあとはクラブの機能でちゃんとボールが左に戻ってきてくれるので、ドローヒッターにとっても安心。自分で球をつかまえる動作を抑えても十分つかまるので、引っかけのリスクを抑えつつ確実に持ち球を打てるクラブとも言えますね」


中弾道なので、ロフトはいつもより多めを選びたい

飛距離の秘訣は、低スピン性能の影響も大きいだろうとのこと。
「バックスピンが少ないので、インパクトのエネルギーが効率よく初速に変換されます。ある程度の打ち出し角を確保できれば、すごく飛ぶ弾道が出ますね。弾道は強い中弾道なので、ロフトは多めを選ぶことをおすすめしたいです。僕も、9度より10.5度のほうがアベレージゴルファーはおすすめだと思います」

ヘッドにウェイト調節機能がないという点は「SIM MAX」と同じで、デザインもそっくり。ただしヘッドのヒール側にウェイトが配されており、重心距離を短くすることでつかまりをよくする機能が付与されている。


ヘッドの後方、ヒール側に配されたウェイト。重心距離を短くしてつかまりやすくしている

「つかまりはいいですが、フックフェースではないので構えやすいし、打ち出し方向さえ気をつければ変な引っかけも出にくい。これはかなり“強い”ドライバーだと思います。SIMシリーズを検討している方は、ぜひ打ってみてほしいですね」

藤澤さんも「飛ぶ」と太鼓判を押す「SIM MAX-D」ドライバー。ゴルフ5ではワークショップ併設の役190店舗で試打クラブを揃えているので、実際に試打してその性能を確かめてみよう!


ゴルフ5PR部隊「ざわざわコンビ」の藤澤さん。「SIM MAX-D」の飛距離とドロー性能に太鼓判を押してくれた

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