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golf2020.08.26

秋に向けて人気クラブをチェック!【ざわざわ西澤の売れ筋ファイブ】Vol.2

お盆が明けても残暑厳しい日が続くが、朝晩の空気は少し秋の気配を帯び始めてきた今日この頃。これから迎えるゴルフのベストシーズンを前に、クラブを新調しようという人も多いのではないだろうか。
そんなゴルファーのために、ゴルフ5の2020年上半期の売れ筋クラブは何だったのか、ドライバーとアイアンでそれぞれベスト5を、ゴルフ5PR部隊「ざわざわコンビ」の西澤義徳さんにピックアップし紹介してもらおう。


「ドライバーで今年の上半期いちばん売れたのは、テーラーメイドの『SIM MAX』でした。従来の『Mシリーズ』で培われたマルチマテリアル(複合素材)の技術に『イナーシャジェネレーター』を加えて新たに登場した『SIM』シリーズ。そのアベレージ向けモデルが『SIM MAX』です。プロでも使える飛距離性能やコントロール性に、つかまりのよさや球の上がりやすさといったアマチュアにやさしい性能がプラスされたバランス感が支持されたのだと思います」


「SIM」シリーズは、大きな慣性モーメントを生むソール後方の出っ張り「イナーシャジェネレーター」を、空気抵抗を考慮して斜めに配したことで空力性能が上がり、よりスムーズに振り抜けると評判だ。

ドライバーで第2位の売り上げを記録したのは、ピンの「G410Plus」。
「渋野日向子選手が使っていることでも話題を集めたピンの『G410』ですが、そのシリーズでもこの『G410Plus』は、非常に大きな慣性モーメントで『ヘッドがブレない』と評判です。さらにヘッド後部に配されたウエイトを3ポジションから選んで弾道調節できる機能も、効果がハッキリとわかりやすくかつシンプルで、多くのお客さまに支持されました」


「G410Plus」はとにかく曲がらないという点で高い評価を集め、ゴルフ5が販売したピンのドライバー史上もっとも売れたという。

3位はキャロウェイの「MAVRIK」のスタンダードモデル。
「前作『EPIC』シリーズから評判の高かったAI設計の『フラッシュフェース』を進化させ、そこにさらに『サイクロンヘッドシェイプ』という空力性能の高いヘッドデザインを採用することで、ヘッドスピードのアップとボール初速アップという、飛びの性能を高めて人気を集めました。最新の『フラッシュフェースSS20』はミスヒット時にも曲がらず飛ばせるワイドスポットを実現しています」


「MAVRIK」は上半期ではおもに3モデルが販売されたが、その中間モデルに人気が集まった形だ。

4位はテーラーメイドの「SIM」。
「『SIM』シリーズはたいへん人気で、『SIM MAX』よりもコントロール性が高く強い弾道で飛ばせるスタンダードモデルの『SIM』もランクインしました。テクノロジーは『SIM MAX』と同様ですが、ソール前方のスライディングウェイトで弾道調節性能が高く、より低スピンの中弾道で飛ばせる点が、アスリートプレーヤーを中心に支持されました」


「SIM」「SIM MAX」両方がランクインするあたり、「SIM」の基本性能の高さがうかがえる。

5位はダンロップの「ゼクシオ11」。
「国内メーカー唯一のランクインでしたが、『ゼクシオ』の人気は相変わらずですね。性能面でも、球が上がりやすくつかまりがいいというアベレージゴルファーが求める機能を高次元で兼ね備えていて、とてもバランスがいいです。11代目の『ゼクシオ11』は、グリップエンドに重量配分した『ウェイトプラス』というテクノロジーが振りやすさをさらにアップさせ、アマチュアがいちばん飛ばせるクラブという存在感を発揮したと思います」


伝統の飛距離性能にしっかり新技術を盛り込んでくる「ゼクシオ」の強さは健在だ。


続いてはアイアン部門。
こちらの第1位は、ドライバーでは5位だった「ゼクシオ11」。
「やはり『ゼクシオ』のアイアンというのは、飛んで上がってつかまるというアマチュアがアイアンに求める機能を過不足なくバランスよく備えている点がすごいんです。抜群にやさしいのに、ちゃんとアイアンらしいデザインと雰囲気を備えているから、誰もが使えてちゃんと結果につながる。さすがという印象ですね」


「ゼクシオ11」にはアイアンにもドライバー同様の「ウェイトプラス」テクノロジーが盛り込まれ、振りやすさに対する評価が非常に高かった。

アイアンの2位はテーラーメイドの「SIM MAX」。
「ドライバーで1位、アイアンで2位とは恐れ入りました。『貫通型スピードポケット』や『スピードブリッジ』などの機能でフェースの極薄化に成功し、高い飛距離性能を備えている点が人気の理由だと思います。それでいて構えるとちゃんと『アイアン』なのでコースでも気持ちよく扱える。アマチュアにとってすごい武器になるアイアンだと思います」


PWで43度とストロングロフトすぎない設定ながら高い飛距離性能を備えているのが、ドライバー同様に幅広いユーザーからの支持を集めたようだ。

アイアンの3位はキャロウェイの「MAVRIK」。
「『MAVRIK』はアイアンも中間のスタンダードモデルが人気でした。PWでロフト41度とかなりのストロングロフト設定ですが、しっかりと球が上がってキャリーが出せるので、アイアンでもしっかりと飛距離を出したいお客さまの支持を集めました。飛ばせるアイアンと言ったら、今年はコレでしたね」


「MAVRIK」アイアンは、各番手に求められる弾道を得やすいようにAIがフェースを番手ごとに設計しており、そういった細やかな設計もユーザーの心をつかんだようだ。

アイアンの4位はピンの「G710」。
「黒いヘッドの中空アイアンで、デザイン的にもカッコよく、シャープな顔なのにやさしくて飛ぶと、ギャップに惚れてお買い上げになるお客さまが多かったようです。中空ヘッドですが打感もマイルドですし、見た目はキャビティとあまり変わらないのに、慣性モーメントはピンのアイアン史上最大で曲がらない。すごいアイアンです」


「G710」はショットのデータが自動で記録されデータの統計が取れる「アーコスキャディ」を標準装備している点も面白い。

アイアンの5位はテーラーメイドの「P790」。
「今回のランクインしたなかでは唯一の中・上級者向けモデルですが、中空構造のヘッドでシャープな顔に似合わぬやさしさを備えている高性能アイアンです。軟鉄キャビティモデルのようなシャープな顔や打感ながらヘッド内部にはハイテク満載。デザインもすごくカッコいいので、上昇志向のお客さまから支持されました」


「P790」はシャフトのラインアップもスチールシャフト中心で、ハードヒッターのニーズに応えられるアイアンだ。

「今回2020年上半期のクラブランキングを紹介しましたが、気になるクラブはありましたでしょうか?最近ではブリヂストンのNEWモデルが発表されたりと、この秋も各メーカーどんな新作モデルが出てくるのか、非常に楽しみですね!!」

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