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golf2020.09.11

SIMの技術を取り入れたグローレ、誕生!【今打てる発売前ギア】Vol.3

9月に入って各メーカーから次々とニュークラブが発表され、にわかに市場が盛り上がりを見せ始めている。テーラーメイドからも先日、10月9日に発売予定のニュードライバー「SIMグローレ」が発表された。ゴルフ5では、「SIM」と「グローレ」の両方の名前を冠したこの最新モデルの試打クラブを発表と同時に多数入手し、発売前に全国の店舗で試打できる環境が整った。

「今打てる発売前ギア」の第3弾は、この「SIMグローレ」を取り上げ、吉田洋一郎プロに試打してもらうとともに、ゴルフ5大田店のフィッター市毛徹さんにその性能を解説してもらおう。

この「SIMグローレ」は、「Mシリーズ」と「グローレ」のハイブリッドモデルだった「Mグローレ」の後継モデルに位置づけられ、その名のとおり今年2月に発売されたアスリートモデル「SIM」のテクノロジーを、アベレージモデルの「グローレ」に転用したモデルということになる。


最新のテクロノジーに、さらなるやさしさ、つかまりのよさをプラスしたテーラーメイドの最新ドライバー「SIMグローレ」


白を基調としグレーのクラウンを備えたデザインは「Mグローレ」に似ているが、ソールを見ると「SIM」を彷彿とさせる“段差”がついている。

「『SIMグローレ』には、『SIM』シリーズの『イナーシャジェネレーター』を、つかまりをアップさせるように配した『ドローバイアス・イナーシャジェネレーター』が搭載されています。『グローレ』シリーズらしい球のつかまりが特徴です」(市毛)


軽比重のチタンボディと、カーボンクラウン&ソールから得た余剰重量を、ドローバイアスウェイト23.5g&バックウェイト23.5gに置き換え、つかまりのよさと直進性を高めた設計


この情報をもとに吉田プロが試打。何発か打ってみると、高弾道のドローで250Y超えのショットが続出した。

「振った感じかなり軽くて、パワーのない人でもシャープに振り抜けますね。ヘッドスピード38~39m/秒で振っているつもりが、計測してみると40m/秒を超えているのは、軽さと『SIM』譲りの空力性能の効果でヘッドスピードが上がっているんだと思います。市毛さんのおっしゃるとおりすごくつかまりがよくて、安心して右に打ち出していけるので、ドローが打ちやすいクラブですね」(吉田)


総重量は275g(SRシャフト)で、ヘッドの重心角は30度。スペックのとおり、強振しなくても球がつかまりやすいドライバーだ


総重量275g(SR)、重心角30度というスペックは、強振しなくても球がつかまりやすく、ドローヒッターが気持ちよくスイングしやすいドライバーと言えそうだ。

「ヘッドの後方とヒール側にそれぞれ23.5gずつ、合計47gものウェイトを配しているので重心設計の自由度がかなり高く、このつかまりを実現できているのだと思います。総重量を抑えてもこれほどの余剰重量を生み出せるところにテクノロジーの高さを感じますね」(市毛)

「ヘッドスピード42m/秒で60m/秒を超えてくる初速の高さや、ミスヒットへの強さという点も、アマチュアが飛ばせる要素が詰まっていますし、スライサーにとってもつかまりのいい安心感があって、とても『グローレ』らしいですね。総重量は軽いですが、かなり幅広いゴルファーが使えるドライバーだと思います」(吉田)


空力性能の高さも「SIMグローレ」の特徴のひとつ。「思った以上にヘッドスピードが出るクラブ」と吉田プロ


「初速の面では『貫通型スピードポケット』や『スピードインジェクション』の効果は大きいと思います。『ツイストフェース』などのテクノロジーで曲がりにくさも備えていますし、テーラーメイドの持つテクノロジーが詰め込まれた、高性能ハイブリッドドライバーです」(市毛)


ルールの範囲内で最大限にチューニングされたヘッド構造を持つ高性能ハイブリットドライバー、それが「SIMグローレ」だ


この「SIMグローレ」、まだ発売の4週間前だがすでに全国の ゴルフ5 で試打クラブが揃っている。秋のゴルフシーズンを前にニューモデルの性能を確かめに ゴルフ5 で試打してみよう!

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