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golf2021.10.21

【フィッティング・ルポ】Vol.15 適正ライ角と“軽・硬”シャフトで球がピン筋に!テ―ラーメイド「Pシリーズ」にフィッティングで魔法をかける

テーラーメイドPシリーズアイアンは4機種のラインアップが揃ったことで人気が高まっており、特にアマチュアのあいだでは「P790」や「P770」が好評だ。見た目もカッコよく、完成度の高いモデルなので人気が出るのは大前提として、ゴルフ5流のフィッティングなら、そのパフォーマンスがさらに高まり、より強力な武器になるのをご存知だろうか。

ターゲットを狙っているはずなのに、どうしても球が右に出てしまう。そんなとき多くのゴルファーは自分のアドレスやスイングを疑って、フェースをかぶせてみたりする。そうすると方向も弾道もますます不安定になり、迷路に入ってしまう。

「ある意味、みなさん謙虚です。クラブやそのスペックが合っていないのかな、なんて疑わない。たとえばPシリーズのようなどんなに人気のあるモデルだって、スペックが合っていなければ、その性能を生かしきれない。ポテンシャルを最大限に引き出すにはやはり、フィッティングが不可欠なのです」

こう話すのは、ゴルフ5プレステージ新宿店の大平譲フィッター。同店はテーラーメイドセレクトフィットストアで、しかも大平さんは腕利きのフィッターでもある。

大平さんによれば、アイアンで特に重要なのがライ角で、これをフィッティングしただけで方向性がよくなり、ピンに向かって糸を引くように飛んでいく快感が味わえるという。


ゴルフ5プレステージ新宿店の大平譲さん。特にフィッティングに関しては魔法ともいえる技を持つ


ただ、ライ角を調整するといえばこれまではネックを曲げるのが一般的で、たとえば「P790」のような中空構造の飛び系モデルはライ角のフィッティングは難しいと思われていた。ところがテーラーメイドセレクトフィットストアなら、ライ角違いを試打できるシャフトと、スタンダードに対して1度~2度アップライト、1度フラットと3タイプのヘッドが用意されていて、同じ「P790」でもそれぞれに最適のライ角が選べる。


それぞれライ角が異なる試打ヘッドが用意されている


「ライ角はフェースの向きと大きく関わっていて、たとえば軌道に対してライ角がフラットなクラブでは、トゥダウンも加わり、どうしても先寄りに当たりやすい。ライ角を疑わずにそのままの状態で真っ直ぐ打とうとするとますます深みに嵌まって、迷ってしまう人が多いですね」(大平さん) 

反対にライ角がアップライトすぎる場合、フェースは左を向きやすく、インパクト時のわずかな狂いでも100ヤード先、150ヤード先では大きなブレとなる。


ライ角がアップライトすぎると、ヒールに当たりやすい傾向がある


「そこを調整し、適正なライ角を見つけてあげるのがフィッティングです。ライ角が合っていないクラブではアイアンの命ともいえる方向性が安定しないし、長い番手では特にバラつきが出やすい。そのまま練習しているとスイングにも影響して、上達のスピードも鈍る。その意味では、上級者になってからでは手遅れともいえるので、まずは自分のスイングに合わせてライ角を決める。これがフィッティングの肝です」(大平さん)


テーラーメイドセレクトフィットストアであるゴルフ5プレステージ各店舗では、人気モデルのライ角フィッティングが可能


方向性は主にライ角のフィッティングで解決できるのに加えて、弾道の高さやスピン量、距離感などはシャフトのフィッティングによって大きく改善できるという。

「『P790』同様、『P770』も人気がありますが、このモデルの場合、我々から見ると重すぎるシャフトを選んでいる人が多いですね。重いとどうしてもダウンブローの度合いが強くなって刺さったりするし、それを嫌がってボールを右に置いたりするとハーフトップ気味になったり‥‥」(大平さん)

その場合、大平さんはどんなマジックで解決するのだろうか?

「一言で言ったら“軽・硬”ですね。アップライト気味なスイング軌道の人は重めでもいいけれど、フラットな人は軽めのシャフトのほうが、ブロー角度が安定するので高さも出るし距離感も合いやすくなる。特に最近は寝かせるのが流行だけど、そんな人にはズバリ“軽・硬”です」(大平さん)

「P770」の場合、憧れもあってか「ダイナミックゴールド」の「S200」あたりを使っているアベレージゴルファーも多いが、それで上手く打てなかったら「N.S.PRO 950GH neo」の「X」にしてみるのもアリだという。

「適正ライ角でヘッドが勝手に抜けてくれるようになるし、“軽・硬”シャフトでトゥダウンも抑えられて打点も安定する。結果として、ショットの精度がよくなり、ピン筋にピタリと重なるような弾道を体感できるようになります」(大平さん)


軽くて硬い、“軽・硬”シャフトでショットの精度が向上する人も多い


たとえばトゥダウンひとつを取ってみても、インパクトで3度トゥダウンするとフェースは1~1.5度前後、右を向いてしまうそうだ。これでは、たとえ人気モデルでも真っ直ぐ飛ぶはずはなく、この、一見微妙だが結果としては大きなパフォーマンスをもたらしてくれるのが ゴルフ5プレステージ ならではのマジックだ。ぜひ一度、フィッティングを受けてみてはいかがだろうか。
 


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https://store.alpen-group.jp/golf5/fitting/reserve_clubkenkoshindan/


<テーラーメイド 『P790』の試打動画はこちら>

https://www.youtube.com/watch?v=NhaR44fUcpY


<テーラーメイド アイアンセットの商品ページはこちら>

https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001047001004-1-1?B=494

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