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golf2022.07.12

ゴルファー目線の「ギリギリ」に挑んだ意欲作【グッと深掘りゴルフギアVol.12・プロギア「RS JUST」編】

ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深掘りゴルフギア】。第12回目はプロギアのニュードライバー「RS JUST」を取り上げる。

いまプレステージのフィッターたちがひときわ注目しているドライバーが、プロギアの新製品「RS JUST」だ。新商品でまだフィッティング例は多くないが、フィッターたちが試打した体感上、かなりのポテンシャルを秘めた名器の予感がすると評判だ。

プロギアのRSシリーズといえば、ここ数モデル「ギリギリ」を謳い文句に、高い初速性能を武器にしてきた。確かに「ギリギリ」の初速性能はすごかったが、若干テクノロジーに偏りすぎ、フィッティングの場面での強みにはなり切れていなかった側面もあったという。

しかし「RS JUST」の「ギリギリ」は、実際にアマチュアゴルファーにフィッティングするうえで「効いてくる」部分がギリギリまで攻められていて、ハマれば大きな飛距離アップが見込めるクラブだと期待が集まっている。


プロギア「RS JUST」は7月下旬発売予定


「RS JUST」の最大の特徴は、フェース面の中央に重心点と最大たわみ点、そしてフェースの反発力が最大になる最高CT点の4つをそろえたこと。従来のドライバーの多くは「フェース上めで打つといちばん飛ぶ」と考えられていたが、「RS JUST」はその発想を捨て、フェースの真ん中、つまり従来よりも若干低めの打点で打ったときに飛ぶ設計になっている。


フェースのセンターに重心点、最大たわみ点、最高CT点がそろっている「4点集中設計」


これは「JUST」というネーミングの由来でもある「JUSTコンセプト」が、「ヘッドスピード40m/s以上のゴルファーの最大飛距離を引き出す」ことを目的としたものであることが理由だ。ターゲットゴルファーにとっては上めの打点で打ち出し角をアップすることよりも、低スピン化のほうが飛距離アップに有効だと判断し、低重心化を推進。しかし極端な低重心化によりフェースセンターから重心が外れることは避け、低スピン化が可能な低重心かつ、フェースセンター重心という形での「ギリギリ」を攻めたというわけだ。

実際ほとんどのアマチュアにとっては、「センターよりも上めでとらえる」というような芸当は現実的ではない。むしろ下っ面のミスも多いことを考えれば、これこそがアマチュアにとっては有効な考え方だろう。


スタンダードモデルの「RS」(中央)のほか、ドローバイアスの「RS D」(左)、フェードバイアスの「RS F」(右)の3モデルがラインアップ


単に計測数値を「ギリギリ」に近づけるのではなく、具体的なユーザーに寄り添った形での「ギリギリ」にシフトしてきたプロギア。発売はまだ先だが、チェックしてみる必要がありそうだ。
 


<プロギア RSJUSTシリーズ 発売キャンペーン詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/detail.php?id=8412

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