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golf2023.04.06

どのヘッドとシャフトの組み合わせが飛ぶ?ゴルフ5契約女子プロによるキャロウェイ「パラダイム」シリーズの試打をレポート!

ゴルフ5契約女子プロの5人が沖縄合宿の最中で、キャロウェイの「パラダイム」シリーズドライバーを試打。それぞれの選手が自分にベストマッチしたスペックを1つ決める様子をお届けする。

同シリーズはスタンダードモデルの「パラダイム」のほか、つかまりがよく球が上がりやすい「パラダイムX」、ハードヒッター向けの小ぶりヘッド「パラダイム◆◆◆」、そして軽量モデルの「パラダイムMAX FAST」の4モデルがラインアップ。このなかからどのヘッドにどのシャフトを組み合わせるのがベストマッチなのかを試打して選んだ。


トップバッターは穴井詩プロ。

穴井プロは現在もキャロウェイのドライバーを使っており、「パラダイム」シリーズに関してもかなり期待値は高いという。


290ヤード越えのショットを連発した穴井プロ


早速「パラダイム◆◆◆」の9度を、純正Sシャフトで打ってみた。しかしシャフトの頼りなさが気になったとのことで、現在のエースドライバーに装着している「テンセイCKプロオレンジ」の60Sに交換したところ、292.7ヤードのスーパーショットが飛び出した。

その後何発か打ってみても、290ヤード越えを連発。シャフトはそのままにヘッドを「パラダイム」の9度に変えても293.1ヤードと軒並み290ヤード越えのショットとなった。

「『パラダイム◆◆◆』は、歴代の『◆◆◆』や『LS』と比べても球のつかまりがよくてハードすぎないところがいいですね。しかも全然曲がらない。安定性は『パラダイム』のほうが上ですが、1発の飛びなら『パラダイム◆◆◆』なので、迷うところですね」(穴井プロ)


「パラダイム◆◆◆」はフェース側にウェイトがあり、強い弾道で飛ばせるハードヒッターモデル


「パラダイム」と悩んだが、「パラダイム◆◆◆」9度に「テンセイCKプロオレンジ60S」をチョイス


2人イ・ナリプロ。

まずは「パラダイム」9度を純正Sシャフトで打ってみる。いきなり240ヤード近い良い球が出るが、純正シャフトは少し頼りないとのことで、「スピーダーNXグリーン50」のSシャフトに交換したところ、240.9ヤードと大台越えのショットが出た。


「つかまりのいいクラブが好き」というイ・ナリプロはドローヒッター


しかしつかまりのいいクラブが好きだというイ・ナリプロにとっては、もう少しつかまってくれるほうが安心して振れるとのことなので、アジャスタブルホーゼル機能(以下カチャカチャ)を駆使してウェイトをドローポジションに変更。さらにフェースアングルも変更し「SD」ポジションにしたところ、トータル246.3ヤード、バックスピン2376rpmという理想的な弾道のドローが出た。

「とにかく飛んでいます! すごく強い球で、ランも出ていますね。ドローが持ち球なので、自然に振ってつかまるドローが出てくれるクラブが好きなんですが、『パラダイム』を調整したら『これだ!』って思える好みの顔、弾道になりました」(イ・ナリプロ)


ウェイト位置とフェースアングルを調整してベストポジションが見つかった


イ・ナリプロは「パラダイム」9度と「スピーダーNXグリーン50S」がベストマッチ


三番手は川満陽香理プロ。

スタンダードモデルの「パラダイム」9度を、純正のSシャフトで試打をした。

川満プロは構えるなり「すごく顔が好みで、構えやすい! いままで見たクラブでいちばん好きかもしれません」と絶賛。


川満プロは「構えた顔がすごく好き」と「パラダイム」をベタ褒め


打ってみても、1発目から260ヤード越えのナイスショットが出た。もうこれでOKなのでは? とすら思えるハマり方だったが、シャフトやカチャカチャをいろいろ試したなか、さらによさそうだったのが「スピーダーNXグリーン」の50Sを装着し、ネックをドローポジションにしたときだった。

253.8ヤードの飛距離で、しかも強いフェードボール。高さも出ていてキャリーがしっかり稼げ、しかも方向安定性が抜群に高いことから、コースで使うならこのセッティングがベターだろうという結論に達した。

「弾道の最高点に真っすぐドーンと飛んでいく、すごく安定感のある球。試合で3~4日間使うことを考えるならシャフトがSRでもいいかもしれないので、もっとためしてみたいですね 」(川満プロ)


ウェイトをドローポジションにしたときのつかまり感が最適だった


川満プロのベストマッチは「パラダイム」9度と「スピーダーNXグリーン50S」に決定


続いて試打したのは山本景子プロ。

今回はまず「パラダイム」から試打。ロフトは9度、シャフトは「スピーダーNXグリーン」の50Sだ。


「パラダイム」の曲がらなさに大満足の山本プロ


いきなり285ヤードのビッグドライブが出たが、少し球は曲がっており、シャフトのやわらかさが安定性に悪影響をおよぼしている様子。

そこで今度は「パラダイム◆◆◆」の9度と「テンセイCKプロオレンジ」60Sの組み合わせに変更。ここでも287ヤード、292ヤードとビッグドライブを連発するが、データを見てみると打ち出し角・スピン量が不足気味で、まだ改善の余地がありそう。

そこで、その点を改善すべくカチャカチャを駆使してロフトを1度増やしたところ、打ち出し角が平均で1度ほどアップし、バックスピン量も安定。

最後に「パラダイム」の9度に「テンセイCKプロオレンジ60S」の組み合わせを試打。こちらも「パラダイム◆◆◆」に遜色ない飛距離を出しつつ、球の高さや方向安定性はさらにアップ。これがベストマッチとなった。

「ホントに曲がらないですね! ヘッド後方のウェイトが効いていてインパクトでボールを押してくれるし、打感もすごくいい。ロフト変更で弾道がガラッと変わりましたが、こういう調節機能まで加味してテストすれば、理想の弾道が見つかると思うので、もっといろいろやってみたいですね」(山本プロ)


ウェイト位置の調整もでき、ロフトも変えられるので最高の弾道を見つけやすい


「パラダイム」の9度に「テンセイCKプロオレンジ60S」の組み合わせがベストだった


最後は武尾咲希プロ。

軽めのクラブが好きとのことで、「パラダイムMAX FAST」の10.5度を、純正40g台のSRシャフトでスタートした。


武尾咲希プロは「パラダイムMAX FAST」と「パラダイムX」を試打


するとトータル236.2ヤードのビッグボールが出たが、打ち出し角17.7度、バックスピン量3000rpm以上と、飛距離を考えるとちょっと上がりすぎの弾道だった。

そこで今度は「パラダイムX」の10.5度を、純正の50g台のSシャフトで試打。今度はちょっと重すぎたようなので、シャフトを普段使っているエースシャフトの「スピーダーNXグリーン40 R」に変更した。

今度は強弾道の直線的なドローボールで、トータル242ヤード。何発打っても240ヤード近い飛距離が出て、しかも曲がる気配のない安定した弾道。即戦力級の好マッチングとなった。

「ヘッドのバランスがいいのか、フェースがねじれずに真っすぐなままヘッドが走ってくれて、本当に曲がりません。『パラダイムMAX FAST』もよかったですが、『パラダイムX』のつかまりのよさは、安心して振れました。これならすぐに換えられそうです!」(武尾プロ)


ウェイトの効果か、「ヘッドが真っすぐ走ってくれる」と武尾プロ


結果がよかったのは「パラダイムX」10.5度と「スピーダーNXグリーン40R」


今回、5人のプロが試打した「パラダイム」ドライバー。あれこれと打ってみることで自分に合ったベストスペックが見つかった。

全国各地のゴルフ5では豊富な試打クラブをご用意。ぜひお近くの店舗に足を運んでいただきあなたのベストスペックを見つけてもらいたい。
 


<キャロウェイ「パラダイム」の特設ページはこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/2023callaway_paradym_mens/


<プロ合宿 キャロウェイ「パラダイム」の動画はこちら>

https://www.youtube.com/watch?v=wW8I_1dnA3Y

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