RYOMAから「MAXIMA F」フェアウェイウッドが新発売 他にはない特殊ヘッド構造で“誰でも打てる3W”
大手メーカーにはできない独特のクラブづくりでコアなファンを持つRYOMA。2001年に「D-1」ドライバーが話題となって以来、アマチュア向けに特化した機能性に注目され、競技志向のゴルファーを中心に口コミで話題となったことに加え、有名タレントを広告起用するなどして近年認知度も高まりつつある。
そのRYOMAが、今年4月17日、新しいフェアウェイウッド(以下FW)「MAXIMA F」を発売する。「MAXIMA F」は前モデル「RYOMA F」以来8年ぶりとなる新FW。RYOMAはドライバー、FW、ユーティリティ(以下UT)、アイアンをそれぞれ個別に開発しており、各アイテムに最適な性能を追求しつつ「現行モデルを完全に上回る製品が開発できないと新商品を発売しない」というスタンス。そのため、最新モデルは2018年にアイアン、2019年にドライバー、2022年にUTというようにバラバラに発売されており、FWは2016年以来のリニューアルとなった次第だ。
RYOMAから発売される「MAXIMA F」FW
「MAXIMA F」の最大の特徴は、従来にない特殊なヘッド構造にある。
パーツを高度な技術で鍛造することによりヘッドを肉薄・軽量化して130g(3W)もの余剰重量を生み出すことに成功。それをフェース下部の「ロースピンブレード」に80g、後方の「パワーブースター」に50g配分することによって飛距離とやさしさの重心最適化を図っている。
この2つのウェイトによりフェース面上の重心位置はゴルフボールの重心と一直線に一致し、ヘッドの真芯でボールをヒットできることで高初速ボールを発生させるとともに、スピンを減らしつつワイドスポット化。ヘッド全体がたわむ「高反発スプリングボディ」の効果による高初速と相まって、やさしさと飛距離性能を兼ね備えるFWとなっている。
やさしさと飛距離を両立した「MAXIMA F」3W。ロフト設定は15度
極薄チタンボディで130gもの余剰重量を確保することに成功
ロフトが15度前後と少なく長さも43インチ前後と長い3Wは、アベレージゴルファーには球が浮きにくいうえ芯でとらえにくく、本来の飛距離が出しにくい難しいクラブだが、「MAXIMA F」は“誰でも打てる3W”を目指して開発され、鍛造チタンヘッドによってそれを実現した。
重心の最適化により、“誰でも打てる3W”に
ラインアップは、ロフト13度の2W、15度の3W、18度の5W、21度の7Wの4番手構成。どの番手も同様のコンセプトで、しっかり飛ばしてキャリーが出せるFWとなっている。
シャフトはワンフレックスで専用設計された「ビヨンドパワー」(43g)、「ビヨンドパワーライト」(39g)のほか、グラファイトデザインと共同開発の「ツアーAD」が、S、SR、R、A、Lと女性用まで含め5フレックスがある。「ツアーAD」はフレックスごとに重量に約10gずつ差がつけられており、プレーヤーのパワーに応じた最適なしなりと振り心地が得られるようになっている(このほか各種カスタムシャフトも対応可)。
また、ルール不適合の高反発モデルも用意されており、競技には出ないが最高の飛びを求めるゴルファーは、こちらを選ぶこともできる。
ロフト13度の2W
ロフト18度の5W
ロフト21度の7W
RYOMAは、日本全国で年間約1200回もの試打会を行うなど、実際に打って自分のクラブと比較してもらい、納得のうえでの購入を勧めるスタイルを貫いてきた。
ゴルフ5でも全国81の店舗で試打クラブを用意しているので、ぜひお近くの店舗に足を運んでいただきたい。実際に打って比較してみれば、「MAXIMA F」のやさしさと飛びを実感できるはずだ。
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