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golf2024.03.01

フォーティーンとアルペンの共同開発「ダフリたくてもダフれないウェッジ」第3弾 開いて使える「FA-W」ウェッジ

3月29日、フォーティーンとアルペンが共同開発した新ウェッジ「FA-W」が発売される。

「FA-W」は、アルペンがゴルフ5で蓄積してきたアマチュアのフィッティングデータを元に、ウェッジ作りに定評のあるフォーティーンがバウンス角24度(ロフト58度のモデル)という超ハイバウンスで設計したウェッジだ。

アルペンは、ゴルフ5の店舗で集めた膨大なフィッティングデータにより、アマチュアには30度前後の超ハイバウンスが大きなメリットを生むことを強くアピールしてきた。過去にミズノと共同で世に送り出した「ザ・クラフト」「ザ・クラフト2.0」といった超ハイバウンスウェッジはその哲学を商品化した形だが、実際にそれらが大ヒットしてきた事実こそが、理論の有効性を裏付けている。

今回フォーティーンと組んで生まれた「FA-W」は、同じ思想に基づきながら「ザ・クラフト」シリーズとはひと味違ったテイストを持ったハイバウンスウェッジとなっている。


フォーティーンとアルペンで共同開発したハイバウンスウェッジ「FA-W」


大きな特徴は、ソール形状と顔のデザインによって、ハイバウンスながら「開ける」ウェッジである点だ。

バウンス角は大きく確保しながらも、ソールのトレーリングエッジ側を落とした2面構造にし、さらにバウンスのヒール部分を削ることでフェースを開いてもバウンスがジャマにならない形状をしている。これに合わせてリーディングエッジにも丸みを持たせ、開いても違和感がない顔となっている。


ハイバウンスながらもソール面の後部側を落とすことでリーディングエッジの浮きを抑える


もう1つ特徴的なのが、リーディングエッジの構造だ。フォーティーン「DJシリーズ」のウェッジでも採用されている「バンパーソール」技術を用い、リーディングエッジの面取りに丸みを持たせている。これによってリーディングエッジが芝に刺さりにくく、よりダフリにくいインパクトが可能になっている。


ウェッジの先端を緩やかにし、丸みを帯びた形状にすることで芝への刺さり込みを抑制する


トップブレードは上部に厚みがあるテーパーブレード。さらにブレードのトウ側にボリュームを持たせることで、ミスヒットに強く安定したスピンが得られる設計だ。またフェース面は鏡面ミーリングで高い平面精度を誇るとともに、精密彫刻によるスコアラインの効果も相まって、高いスピン性能を実現している。

これらはウェッジメーカーとして豊富なノウハウを持つフォーティーンならではのテクノロジー。共同開発の強みが形になった部分だ。


トップブレードにボリュームを持たせたテーパーブレードはミスヒットに強く安定したスピンを得られる


フェース面のミーリングは平面制度を高め安定したスピンを実現させる


「ザ・クラフト」シリーズがフェースを開かなくてもしっかりバウンスが効くソール形状で、「開く必要がないウェッジ」なのに対して、「FA-W」は開きやすさが売り。用途としても「ザ・クラフト」がフルショットでもっとも力を発揮するのに対して「FA-W」はコントロールショットで真価を発揮する。超ハイバウンスながらテクニックを発揮しやすく、上級者でも使い勝手がいいウェッジなのだ。

ロフト(バウンス)のバリエーションは、※48度(14度)、50度(16度)、52度(18度)、※54度(20度)、56度(22度)、58度(24度)の6モデル。純正で「N.S.PRO 950GH neo」と「N.S.PRO MODUS³ TOUR115」のシャフトが選べ、価格は3万800円(税込)。

ライ角は4度アップライトから2度フラットまでの範囲で調整が可能だ。

※48度は「N.S.PRO MODUS³ TOUR115」がカスタム受注、54度は「N.S.PRO 950GH neo」「N.S.PRO MODUS³ TOUR115」共にカスタム受注。


ライ角の調整も可能(左:4度アップライト 右:スタンダード)


ゴルフ5各店舗にはすでに試打クラブが入荷し、予約を受け付けている。ハイバウンスに抵抗があった人も、よりやさしいウェッジを求める人も、ぜひ実際に打ってその効果を確かめていただきたい。
 


<FA-Wの詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/2024fourteen_fa_w/

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