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golf2024.08.22

ヤマハから新「インプレス ドライブスター」発売 求めるつかまりに合わせて2タイプに進化

「ぶっ飛びクラブ」として人気を博しているヤマハの「インプレス ドライブスター」が、今夏2代目となるニューモデルを発表。9月20日から発売される。

「インプレス ドライブスター」は、「いまよりも2番手飛ぶ」超飛び系アイアンとして新時代を切り拓いた「インプレスUD+2」シリーズの後継モデルとして一昨年デビュー。ドライバーやウッド類もラインアップされているもののどうしてもアイアンのイメージが強かった「UD+2」から、ドライバーやウッド類まで含めたトータルで「飛ぶクラブ」として打ち出し、アマチュアゴルファーに支持されていた。

新しい「インプレス ドライブスター」は、2モデルに分化。つかまりのいい「インプレスドライブスター TYPE D(以下TYPE D)」と適度なつかまりの「インプレス ドライブスター TYPE S(以下TYPE S)」に分けターゲットとなるユーザーをより明確にすることで、プレーヤーが求める最適な飛びを得られるようになったことが大きな変更点だ。


つかまりのよい「TYPE D」ドライバー


直進性の高い「TYPE S」ドライバー


ドライバーは、前モデルよりも約8g軽量化(Sシャフト)。軽めでパワーがない人でもシャープに振り抜いて飛ばせることを目指した。

フェースとクラウンにカーボン素材を採用した点も大きな変更点だ。これによって大きな余剰重量を生み出し、重心位置が最適となるように配分。「TYPE D」は重心角34度と抜群のつかまり性能を備えつつ、「TYPE S」は重心角29度と、ややつかまり不足と言われていた前モデルを上回る水準に抑えられている。それぞれターゲット層を明確にすることで、より幅広いユーザーが使えるドライバーへと進化したと言えるだろう。

カーボンフェースは三菱ケミカルとタッグを組んで共同開発を実施。従来の定番だった4軸、6軸を超える「8軸積層カーボン」によって軽量(チタン比約33%の軽量化)かつ強靭なフェースを実現。高いインパクト効率を得るとともに、広いスイートエリアでミスヒットへの高い寛容性も備えている。

 

三菱ケミカルとのタッグで開発した初のカーボンフェース「オクタアングル カーボンフェース」を採用


クラウン部の素材もカーボンを採用


フェースやクラウンの軽量化によって慣性モーメントも上下・左右合計で1万g・㎠に迫る高い数値(TYPE Dが9679g・㎠)を実現し、「飛んで曲がらない」を高次元で両立させることに成功した。これは軽量帯のドライバーとしては最大級の慣性モーメントだ。


カーボンフェースとカーボンクラウンで生み出した余剰重量をヘッドシェイプに搭載した「カウンターウェイトシステム」に活用することで飛距離と方向安定性をアップ(写真上:TYPE D 27g 写真下:TYPE S 22g)


フェースやクラウンの軽量化によって慣性モーメントも上下・左右合計で1万g・㎠に迫る高い数値(TYPE Dが9679g・㎠)を実現し、「飛んで曲がらない」を高次元で両立させることに成功した。これは軽量帯のドライバーとしては最大級の慣性モーメントだ。

一方で、ヤマハユーザー層が求める打球音・打感を徹底的に追及。とくに打球音は、ヤマハ独自の打音解析によって、カーボンフェース・カーボンクラウンとは思えないクリアで心地いいフィーリングとなっている。

 

独自の解析により心地よい打感を実現


ヘッドは、「TYPE D」では大きめな安心感を、「TYPE S」は大きすぎないシャープさを演出し、それぞれ違いはあるものの形状にはこだわっており、正統派のキレイで構えやすいシェイプ。飛んでやさしいモデルでも、顔に妥協のないドライバーだ。

ヘッドのポテンシャルが高くても、つかまり性能が自分に合っていなかったり、顔や打感といった感性の部分がマッチしなければ生かせない。新しい「インプレス ドライブスター」は、そういった実際の使い勝手に徹底的にこだわったことで、「誰もが飛ばせるドライバー」と言えるだろう。


安心感のある正統派大型ヘッドの「TYPE D」ドライバー


「TYPE S」ドライバーは中上級者好みのキレイで構えやすいヘッド形状に


フェアウェイウッド(以下FW)、ユーティリティ(以下UT)も同時発売されるが、これらはクラブ長さを短くして扱いやすさを大幅にアップしつつ、前モデルを上回る飛距離性能を備えたクラブとなっている。

 

高弾道で飛ばせる「インプレス ドライブスター」FW

 

同時に登場する「インプレス ドライブスター」UT


これは新素材「X37」を用いたボディと、カーボンクラウンの効果が大きい。強度の高い新素材を使用することでフェース下部の肉厚を薄くし、打点部分の初速性能を向上。さらにカーボンクラウンの採用により前モデル比で3Wが0.5㎜、5UTで1㎜低重心化したことで、0.5インチ短くなっても前モデルの弾道の高さを維持しつつ、より優れた飛距離性能を実現した。


FW、UTともにボディには高強度素材「X37」、クラウンには「カーボン」を採用


FWやUTは芝の上から打つことが多いクラブだけに、飛距離を求めてむやみに長くしても扱いにくさが勝ってしまい、コースで実力を発揮できないケースも多い。その点新しい「インプレス ドライブスター」は、実戦での使い勝手を重視して長さに頼らない飛距離性能を追求したことで、実際にコースで飛ばせる性能を備えたFW・UTと言えるだろう。


FWは#3(15度)、#5(17度)、#7(19度)の3番手でラインアップ

 

UTはU4(18度)、U5(20.5度)、U6(23度)、U7(25.5度)の4番手でラインアップ


新しい「インプレス ドライブスター」シリーズは、8月23日からゴルフ5各店舗に試打クラブが順次入荷している。前モデルを上回る飛距離と扱いやすさを、実際に試打して実感していただきたい。



<ドライブスターシリーズの詳細はこちら>

https://store.alpen-group.jp/golf5/campaign/yamaha_inpres_drive_star/

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