【ゴルフ5レディス2024レポート】大会初日速報 2打差以内に24人の超大混戦!5アンダーのトップは村田歩香、ウー・チャイェン、ささきしょうこの3人
迫りくる台風を前に、「嵐の前の静けさ」とも思える好天のなかスタートした「ゴルフ5レディス」。
初日は予想をはるかに上回る大混戦。首位に5アンダーの選手が3人並んでいるほか、1打差の4位タイが10人、2打差の14位タイが11人。トップから2打の範囲に24人がひしめくという先の読めない展開となっています。
午前中にスタートダッシュを決めたのは、森田遥選手。アウトスタートの1~4番で4連続バーディを奪い、試合を引っぱります。
このほかにも原英莉花選手が1、2、3番と5番でバーディの好発進を決め、インスタートの吉本ここね選手も前半を3アンダーで回るなど、序盤からスコアの伸ばし合いの様相を呈します。
『森田遥選手は4連続バーディのロケットスタートを切った』
そんななか、5バーディノーボギーの5アンダーでホールアウトした村田歩香選手がクラブハウスリーダーとなります。
しかし他の選手もこれを追うようにスコアを伸ばし、原英莉花選手も11番でバーディを奪って5アンダー。さらにはウー・チャイェン選手、ささきしょうこ選手も5アンダーに並び、さらに混とんとしていきます。
『村田歩香選手は5アンダーノーボギーでトップに躍り出る』
『ウー・チャイェン選手も同じく5アンダーノーボギー』
『13番~15番で3連続バーディを奪ったささきしょうこ選手もトップに並ぶ』
森田選手は、9番でボギーを打ったあと、後半も2つスコアを伸ばしてトータル5アンダーまで盛り返しますが、17番で痛恨のダブルボギー。3アンダーまで後退してしまいます。
原選手は15番でボギーを打ちますが、16番ですぐにバーディを獲りバウンスバック。しかし最終18番でティーショットを右の林に入れてボギーとしてしまい、4アンダーフィニッシュ。
『原英莉花選手は最終ホールで1つ落とし4アンダーでフィニッシュ』
一方、終盤で一気に追い上げてきたのが、スタート時間の遅かった佐藤心結選手。
佐藤選手は9番ボールで最初のバーディを奪うと、後半は10、13、15、16番と4つ伸ばして5アンダーの首位グループをとらえます。しかし17番でこの日唯一のボギーを叩いて一歩後退となりました。
結局初日は、村田選手、ウー選手、ささき選手の3人が5アンダーで首位に並ぶ形で終了しました。
『佐藤心結選手も一時トップに並んだが4アンダーで初日を終える』
後続グループも大混戦です。
1打差4アンダーの4位タイには、原選手、佐藤選手のほか、竹田麗央選手、小林光希選手、泉田琴菜選手、政田夢乃選手、永井花奈選手、後藤未有選手、堀奈津佳選手、成田美寿々選手の10人。
竹田選手は17、18番を連続バーディで締めるなど、さすがの好調ぶり。明日以降さらにスコアを伸ばしてきそうな雰囲気が漂っています。
『今季絶好調の竹田麗央選手。明日もスコアを伸ばすか』
堀奈津佳選手はツアー2勝、成田美寿々選手はツアー13勝の実績がありますが、ともに近年不調に悩み、今大会は欠場者が出たことでウェイティングからの繰り上げ出場。堀選手は15番でチップインパー、成田選手は最終9番でロングパットを沈めてパーセーブするなど、ピンチをしのいで上位に食い込みました。このチャンスを生かして復活の足掛かりにしたいところです。
『4アンダーノーボギーで安定していた堀奈津佳選手』
『成田美寿々選手も4アンダー。後半は耐えのゴルフとなった』
さらに2打差3アンダーの14位タイには、菊地絵理香選手、安田祐香選手、森田遥選手、横峯さくら選手など11人の選手がひしめき合います。ゴルフ5契約アマチュアの福住あい選手も3アンダーと健闘。ローアマチュア争いを一歩リードしています。
昨年の覇者櫻井心那選手は、4バーディ2ボギー、2アンダーの25位タイ。小祝さくら選手も5バーディ4ボギーの出入りの激しいゴルフで1アンダー38位タイにとどまっています。
とはいえ、今後の追い上げ次第ではまだまだ優勝争いに加われるポジション。明日以降の戦いに注目です。
『チームゴルフ5ではプロトーナメント初出場の福住あい選手が3アンダーで14位タイと健闘』
今日は、日中少し雨が降ったものの、晴れ間が出る時間も多く、風も出ずにコンディションは上々。むしろ蒸し暑さが際立つ天気でした。
明日はさらに台風が近づき、強い雨が予想されています。中断や中止もあり得ますが、コースは山あいに位置するだけに天気が読みにくく、今日のように予報に反する可能性もあります。随時最新の情報をチェックしてお待ちください。
大混戦となった初日。
明日は一体どんな展開になるのでしょうか。