冬こそ「止まるPW」でピンをデッドに狙おう! 【グッと深掘りゴルフギアVol.123】タイトリスト「ボーケイSM10」ウェッジ編
ゴルフ5プレステージの腕利きフィッターたちがフィッティングの現場で気づいたギアの「深~い話」をお届けする連載【グッと深堀りゴルフギア】。
第123回目はタイトリスト「ボーケイSM10」ウェッジの46、48度について取り上げる。
タイトリストの「ボーケイSM10」といえばプロにも愛用者の多い人気ウェッジ。高いスピン性能や多彩なソールバリエーションで、グリーン回りのアプローチショットで活躍するクラブだが、ゴルフ5プレステージでは、そのなかでもロフトの立ったモデルへの注目が高まっている。たとえば46度、48度といったロフト帯だ。
プレステージ日本橋店勤務のフィッター木村悠野さんに話を聞いた。
『ゴルフ5プレステージ日本橋店勤務の腕利きフィッター木村悠野さん』
「この辺は従来PWに相当するロフトのモデルで、最近ではPGAツアーの選手たちがアイアンセットのPWの代わりに単品で『ボーケイSM10』を入れるなどしているのが注目されました。これはPW前後の距離のショットで、アイアンセットのウェッジよりもさらに繊細なコントロール性能やスピン性能を得ることが目的。これは実はアマチュアにとっても有効な考え方なんです。とくにグリーンが硬く、速くなって球が止まりにくい冬、グリーンを狙っていくには大きなメリットがあると思います」(木村さん)
『46度(写真上)や48度(写真下)などは、PWやその下のギャップウェッジに相当する』
「ボーケイSM10」のような単品ウェッジは、構造上アイアンセットのPWよりも重心が高く、バックスピンが入りやすい。これはアプローチだけでなくショットの場面でも、バックスピンの絶対量が少なくグリーンに球を止めにくいアマチュアにとっては心強い。
PWでピンをデッドに狙いナイスショットのつもりだったのに、グリーンに行ってみたらピンをオーバーしたり奥にこぼれていた、といった残念な事態を回避しやすいというわけだ。
また、バウンスもしっかりついているので、実はミスにも強いという側面もある。
『ネックが長く重心が高いのでスピンがしっかり入る』
『46度、48度前後のモデルはハイバウンスの「Fグラインド」で、お助け効果もある』
「ティーショットでのミスが多い人や飛ばない人ほど、3打目でPW前後の距離が残るケースは多いはず。そういった場面でしっかりピンを狙っていくには、単品ウェッジは有効です。しかも『ボーケイSM10』ならロフトバリエーションが豊富なので、前後の番手の飛距離とうまくバランスを取って、『打ちたい距離』を打てるクラブにしやすい。いまどきのアイアンなら、アイアンセットのPWの下に46度や48度を入れるとピッタリだと思います」(木村さん)
飛び系アイアンを使っている人は、アイアンセットのPWとAWの間の距離が開きすぎてしまうケースも多い。そういう場合はセットのPWの下に46度や48度のウェッジを入れ、さらに50-54-58度、52-56-60度などというように、単品ウェッジ4本セッティングを構成するのもおすすめだという。
『4度前後のロフトピッチでウェッジの本数を増やすとグリーン回りがやさしくなる』
「プレステージで試打していただければ、お客さまの打ちたい距離に合うロフトを見つけられますし、アイアンセットからの重さのつながりも整えてご提案できます。100ヤード以下を大事にしている方こそ、ぜひ検討していただきたいです」(木村さん)
PW以下のロフト選び、100ヤード以下の距離感などに困っている方は、ぜひゴルフ5プレステージの腕利きフィッターに相談し、あなたに最適なクラブを提案してもらおう。
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