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other2023.11.29

【初心者向け】バスケットボールのドリブル技を習得しよう! 試合でも使える種類とコツ

バスケットボール初心者の方が最初に覚えたい基本的なプレーとしては、シュートやパス、ドリブル、ディフェンスが挙げられます。どれも重要なプレーですが、オフェンスを組み立てる時に欠かせないのがドリブルです。
しかし、バスケットボールのドリブル技は種類が豊富なので、初心者の方は何をどうすれば良いのかわからないかもしれません。
ここでは、初心者のうちからできるようになりたいドリブル技の種類とコツをご紹介します。

 

【目次】

■初心者が最初に習得したいドリブル技の例

・フロントチェンジ

・バックチェンジ

・チェンジオブペース

・ロールターン

・レッグスルー

・シュートヘジテーション

・ロッカーモーション

■ドリブル技を行う際に意識したいコツ

■ドリブル技の基本を身に着けてプレーの幅を広げよう

 

■初心者が最初に習得したいドリブル技の例

初心者が最初に習得したいドリブル技の例

 

ドリブル技を駆使してディフェンスを抜き去れるようになれば、シュートに持ち込める可能性が高くなります。プレーの幅を広げることで、ドリブルかパスか、はたまたシュートかなど、相手を惑わすことも可能です。さまざまなドリブル技を習得して、プレーの幅を広げていきましょう。
ドリブル技には多くの種類がありますが、バスケットボール初心者の方が習得したい技の例と、それぞれの特徴をご紹介します。

 

・フロントチェンジ

フロントチェンジは、左右の手でボールを持ち替えながらドリブルを行うテクニックです。相手ディフェンスの前で、ボールを左右に動かすことで翻弄します。
体の前でボールに触れるうえに、動きもシンプルなので、最初に習得するのがおすすめです。動き自体は非常にシンプルですが、緩急をつけたり、体重移動を行ったりすると、相手を翻弄しやすくなります。

また、フロントチェンジを相手に意識させることができれば、インサイドアウトにつなげることも可能です。インサイドアウトとは、イン(内側)に切り込むと見せかけてからアウト(外側)に切り返すドリブル技で、相手ディフェンスを抜き去る際に役立ちます。
左右どちらに進むかを読まれると効果が薄くなるので、顔を上げたまま、ボールや進行方向に目線を向けないように注意してください。

ただし、フロントチェンジやインサイドアウトといったプレーは、自分や相手ディフェンスの体の前でボールを動かすことになるため、スティール(ボールを奪うプレー)のチャンスでもあります。
特に、フロントチェンジは基本的なテクニックなので、タイミングを狙ってボールを奪おうとするディフェンダーも多いです。ディフェンダーをよく見てプレーを行いましょう。

 

・バックチェンジ

フロントチェンジとは逆に、体の後ろ側でボールを左右に動かして、進行方向を変えるドリブル技です。自分の体でブロックできるため、相手にボールを取られにくくなります。ボールの出所もわかりにくいため、相手を惑わせることも可能です。

遠心力を使って、自分が進みたい方向にボールを弾ませる意識を持つのがポイントです。
バックチェンジを2回連続で行うダブルバックチェンジもできるようになると、さらに相手を抜き去りやすくなります。

 

・チェンジオブペース

動きのスピードに緩急をつけることで、相手ディフェンスを油断させて隙を作るテクニックがチェンジオブペースです。ドリブルのスピードを一度落として、相手もスピードを下げた瞬間に素早く動き出して抜く、などが例として挙げられます。

「緩急をつけるだけ」と聞くと簡単に思えますが、相手の重心や体重移動などを観察して、使いどころを見極めなければいけません。逆にいえば、タイミングを計ることができれば、トップスピードがなくても効果的なチェンジオブペースになります。
基礎的な技術だけでなく、観察力も求められる技なので、日頃の練習から相手をよく見ることが大切です。

 

・ロールターン

ボールを手に引きつけたまま、自分の体を反転させて相手をかわす業です。片手でボールを体側に引き込み、手首を使いながら相手ディフェンスのいないサイドにボールを運びます。
ボールを持っていない方の手で相手の動きを抑えることや、ターンを安定させるために体幹を鍛えることがポイントです。

また、ロールターン中はゴールから目を離します。状況把握が難しくなりやすい点にも注意してください。体を回す際に、首を素早く反転させて、コート前方への視野を確保しておく必要があります。
ディフェンスとの距離が遠いと効果がない技なので、適切な距離間や間合いも意識しましょう。

 

・レッグスルー

自分の両足の間を通すようにバウンドさせ、ボールを持ち変えるドリブル技がレッグスルーです。相手ディフェンスとの距離が近い状態でも、相手の手が届きにくい場所でドリブルチェンジ(ドリブルする手を変えること)を行えます。
1on1で相手を突破したいシーンなどに最適です。

細かな動きは、両足を前後左右どちらに開いているかによって異なりますが、基本的には両足の真ん中を通す意識でドリブルします。

 

・シュートヘジテーション

ヘジテーション(hesitation)は、「ためらう」「ちゅうちょする」という意味を持つ英語です。ドリブル中に顔を上げることで、シュートするように見せかけて相手ディフェンスを惑わす、シュートフェイントの一種です。

ドリブルしながら目線をゴールに向けているので、相手はシュートコースを塞ごうとして重心が浮きます。その間に、ドリブルで突破しましょう。
シュートヘジテーションが上手にできると、ドリブル中の駆け引きで優位に立ちやすくなります。

 

・ロッカーモーション

ロッカーモーションは、ドリブルの途中で重心を後ろに移してディフェンスを崩す、チェンジオブペースの一種です。重心を後ろに移した時に強くドリブルして、体にボールがついてくるように動きましょう。

また、後ろに重心を倒し過ぎると、次のプレーが難しくなります。ドリブル中に軽くストップする感覚で、素早く次の動きに移ることも意識してください。

 

■ドリブル技を行う際に意識したいコツ

ドリブル技を行う際に意識したいコツ

 

ドリブル技を行う時は、ボールを強く床に突く意識を持ちましょう。ドリブルが弱いと、ボールが手元に戻ってこない、スピードが遅く相手に奪われてしまうなどのリスクが高まります。
練習から、ボールを低く・強く・リズミカルに突くことを心がけてください。

また、ハンドリング力を高めて、ボールを自由に動かせるように練習を繰り返すことも重要です。ボールコントロールの精度が上がるほど、技も繰り出しやすくなります。

この時、利き手だけでなく、両手のボールハンドリング力を高めることもポイントです。利き手と反対の手でボールコントロールの精度が異なると、使える技が限られてしまいます。相手ディフェンダーにボールを取られる可能性も高くなりかねません。
利き手だけではなく、両手で同じ程度にドリブルができるように練習を行いましょう。

 

■ドリブル技の基本を身に着けてプレーの幅を広げよう

バスケットボールのドリブル技は、全てのプレーヤーにおいて欠かせない技術です。ドリブル技には多くの種類がありますが、ボールを低く・強く・リズミカルに突くこと、両手でドリブルできるくらいにハンドリング力を高めることの2点が基本です。

細かな動き方はドリブル技によって異なるものの、この2点を意識して練習を繰り返せば、プレーの幅を広げられます。
ご紹介した技をマスターするために、日々の練習に取り組んでみてください。

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