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other2025.03.31

【初心者向け】バスケコート・ラインの名前を知ろう! 試合観戦に欠かせない基礎知識

バスケットボールを観戦したり、プレーしたりしていると、コート上のラインやエリアの話を耳にすることが多いものです。それらの名前や意味を知らなくても観戦・プレー自体はできますが、面白さは半減してしまいます。
事前に、よく聞くラインやエリアの名前を覚えておくのがおすすめです。
ここでは、試合観戦やプレーの際に覚えておくと役に立つ、バスケコートのラインやエリアの名前と役割をご紹介します。

 

【目次】

■覚えておきたいラインやエリアの名前

・エンドライン・サイドライン

・センターライン・センターサークル

・スリーポイントライン

・フリースローライン

・制限区域

・ノーチャージセミサークル

・スローインライン

■バスケットボールのコートの広さはどれくらい?

■コートの名前を知って試合観戦をさらに楽しもう

 

■覚えておきたいラインやエリアの名前

覚えておきたいラインやエリアの名前

 

バスケコートのラインやエリアの名称を知らなくても、バスケットボールをプレーしたり、観戦したりすることはできます。とはいえ、実際にはそれらの名前を使って人とコミュニケーションを取ることもあるはずです。
ラインやエリアの名前を知っておけば、よりバスケットコートを楽しめるようになります。基本的なバスケコートのラインやエリアの名称と意味は、以下のとおりです。

 

・エンドライン・サイドライン

リングが設置されている側(コートの短辺)に引かれた線がエンドラインです。
シュートが決まった、エンドラインからボールが外に出た、エンドラインの近くでファウルがあった時などは、エンドラインからのスローインで試合が再開します。

コートの長辺に引かれた線はサイドラインと呼ばれ、サイドラインからボールが外に出たり、近くでファウルがあったりした時は、事象が起きた場所に近いサイドラインからのスローインで試合が再開となります。

プレー時に注意したいのが、エンドラインやサイドラインの線上はコート外として扱われる点です。ラインを踏んだ状態でボールに触れると、コート外にボールが出たという判定になり、相手チームのスローインで試合が再開します。

 

・センターライン・センターサークル

両サイドラインから、コートの中央を通るように引かれている線がセンターラインです。ハーフラインと呼ばれることもあります。

センターラインよりも自チーム側はバックコート、相手チーム側はフロントコートと呼ばれます。中学生以上の一般カテゴリーでは、オフェンスチームは8秒以内にボールをフロントコートに運ぶ必要があるという「8秒ルール」に関係するため、覚えておきましょう。
センターライン上はバックコートに含まれる点に注意が必要です。

また、センターラインの真ん中には、センターサークルと呼ばれる円が描かれています。試合開始のティップオフ(上に投げられたボールを両チームの選手がはじくプレー)は、センターサークル内で行われます。

 

・スリーポイントライン

リングから6.75mの距離に引かれた線がスリーポイントラインです。スリーポイントラインよりも外側から放ったシュートが決まると、3ポイントシュートとなります。

一方で、スリーポイントラインの内側から放ったシュートは、場所に関わらず全て2ポイントシュートになります。シュート時にラインに足がかかっていると、2ポイントシュートと判定されるので注意が必要です。

一般のバスケットコートにはあるものの、小学生向けのミニバスには3ポイントシュートの概念がないため、スリーポイントラインも存在しません。

 

・フリースローライン

ゴール付近の四角形と半円が組み合わさった部分の、半円の底辺がフリースローラインです。シュート中にファウルを受けた時などは、フリースローラインからフリースローを行うことができます。

シュートを打つ前にフリースローラインを踏んだり、超えたりするとバイオレーションとなり、シュートが決まっても無効になってしまいます。
フリースローの際は、ラインとの距離にも気をつけましょう。

 

・制限区域

リング周辺にある四角形のエリア内が制限区域です。一般コートの制限区域は長方形ですが、ミニバスのコートでは台形になっている場合もあります。
わかりやすく別の色で塗られていることが多いため、ペイントエリアとも呼ばれます。

オフェンスチームの選手は、制限区域内に3秒以上とどまれない点に注意が必要です。3秒を超えて制限区域内にとどまり続けた場合はバイオレーションとなり、相手チームのボールで試合が再開します。
ただし、制限区域内から明らかに出ようとしている状態で3秒を超えてしまった場合などは、バイオレーションにはなりません。

フリースローの際は、シューターの手からボールが離れるまで、他の選手は制限区域内に入ることができない点も覚えておきましょう。

 

・ノーチャージセミサークル

制限区域内の、ゴール下にある半円状の線がノーチャージセミサークルです。ディフェンスプレーヤーの足がノーチャージセミサークルのエリア内またはライン上にある場合に限り、選手同士の接触が起こってもオフェンスファウルになりません。

ただし、ノーチャージセミサークル内だからといって、何をしても良いわけではない点には注意してください。例えば、あえてディフェンスにぶつかりに行く、腕や足で相手を押しのけるなどの危険なプレーはオフェンスファウルを取られます。

スリーポイントラインと同様に、一般のバスケットボールには存在しますが、ミニバスでは使われないルールです。

 

・スローインライン

コートの外側に向かって、サイドラインと直角になるように引かれた線がスローインラインです。バスケットボールでは、次の条件が重なった時に、フロントコート側のスローインラインから試合を再開することが認められています。

・最終ピリオド(クオーター)または延長戦で、試合時間が残り2分を下回っている
・オフェンスチームによるバックコートからのスローインで試合が再開する
・スローインをするオフェンスチームが、スローイン前にタイムアウトを取った

劣勢の時に少しでもリングの近くから攻撃を始めたい、時間を使って失点を防ぎたいなど、試合終盤の戦略性を高めているのが、このスローインラインに関係するルールです。
使われる場面が限定的で、見る機会は多くないものの、覚えておくと役立ちます。

 

■バスケットボールのコートの広さはどれくらい?

バスケットボールのコートの広さはどれくらい?

 

バスケットボールのコートは、中学生以上の一般と小学生以下のミニバスで広さが異なります。バスケットボールのコートの広さも、併せて覚えておきましょう。

【一般のコートの広さ】
・コートの広さ:ラインの内側で測ってエンドライン15m、サイドライン28m
・リングの高さ:リングの上端からフロアまで3.05m
・エンドラインからフリースローラインまでの距離:5.80m

【ミニバスのコートの広さ】
・コートの広さ:ラインの内側で測ってエンドライン12~15m、サイドライン22~28m
・リングの高さ:リングの上端からフロアまで2.60m
・エンドラインからフリースローラインまでの距離:4.85m

 

■コートの名前を知って試合観戦をさらに楽しもう

バスケコートのラインの名前や意味を知っていると、試合で何が起こっているのかを理解しやすくなります。知らなくても問題ありませんが、覚えておくとよりバスケットボールを楽しめるようになるでしょう。

ご紹介した内容を生かして、試合観戦やプレーをさらに楽しみましょう。

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