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other2024.01.17

ジャズダンスってどんな踊り? 特徴やヒップホップとの違いも解説

ダンスには、非常に多くのジャンルが存在します。その中でも知名度が高く、日常的に見る機会の多いジャンルがジャズダンスです。実は、ジャズダンスはさらにさまざまな種類に分けられており、種類ごとに特徴が異なります。これからジャズダンスにチャレンジしてみたいという方は、それぞれの特徴を知っておくのがおすすめです。
ここでは、ジャズダンスの特徴や種類、ヒップホップダンスとの違いなどをご紹介します。

 

【目次】

■ジャズダンスとは

■ジャズダンスの種類

・ジャズファンク

・ジャズヒップホップ

・ジャズヒール

・フリースタイルジャズ

■ヒップホップとジャズダンスの違いは?

■ジャズダンスを踊る時の基本の動き

・プリエ

・パドブレ

・ダブルターン

■自分が好きなジャンルでダンスを楽しもう

 

■ジャズダンスとは

ジャズダンスは、クラシックバレエを基礎にしたダンスのジャンルです。指先まで意識した動きや、体の軸を真っすぐにした振り付けなど、クラシックバレエらしいしなやかな動きがベースになっています。

1920年頃にアメリカで誕生したジャンルで、当初は名前のとおり、ジャズミュージックに合わせて踊るダンスのことを意味していました。現在はジャズミュージックに限らず、ヒップホップ(HIPHOP)やR&B(リズム&ブルース)、ファンクなど幅広いジャンルの音楽に合わせて踊られています。

振り付けや音楽の自由度が高く、自分の想いを踊りにのせて自由に表現できるのがジャズダンスならではの魅力です。ダンスの難しさもジャンルごとに大きく異なり、初心者からプロダンサーまで踊ることができます。
テレビで見るアイドルグループやテーマパークのパレード、ミュージカルなど、日常的に目にするダンスの多くはジャズダンスに分類されます。

 

■ジャズダンスの種類

ジャズダンスの種類

 

ジャズダンスと一口にいっても、使用する音楽のジャンルや踊り方から、さまざまな種類に細分化されています。
代表的なジャズダンスの種類とそれぞれの特徴は、以下のとおりです。

 

・ジャズファンク

ジャズダンスならではの滑らかな印象を、躍動感のあるファンキーな動きで表現するジャンルです。リズム感のあるファンクの要素をジャズダンスに加えているため、スピード感が重視され、動きにキレがあります。

比較的動き方が自由なジャンルで、振り付けで個性を発揮しやすいのが特徴です。ダンスに使う曲に合わせて、しなやかさを感じるダンスから力強さのある振り付けのダンスまで、幅広い踊りを楽しめます。ジャズヒップホップなどのジャンルに比べて、ノリの良さを感じられる点も魅力です。

 

・ジャズヒップホップ

ヒップホップダンスを基本としながら、ジャズダンスならではの滑らかさも組み合わせたジャンルがジャズヒップホップです。止める・動くなど、緩急のある振り付けを基本とします。
歌詞に合わせた振り付けがあることも多く、テレビやテーマパークなどで見かけるバックダンサーのように踊りたい方におすすめのジャンルです。

ジャズヒップホップよりもラフに踊るジャンルは、ストリートジャズと呼ばれることもあります。ヒップホップやR&Bといった、ストリートダンスの要素を交えており、自由に踊りやすいのが特徴です。

 

・ジャズヒール

ダンス用のヒールを履いて踊るジャンルで、体のラインを強調した振り付けが特徴です。タップダンスのように、フットワークやステップが重視されます。ヒールを履いて動いたり、踊ったりすることに慣れていないと、少し難易度が高いかもしれません。
ヒールを履いた時の動き方や姿勢などを身に着けたい方に適しています。

 

・フリースタイルジャズ

ジャンルに縛られずに踊るフリースタイルに、ジャズダンスの要素を加えたジャンルです。さまざまなダンスや音楽の要素を取り入れています。
ジャズダンスの中でも特にジャンルという概念が薄く、雰囲気やニュアンスなど、ダンサー独自の要素を表現しやすいのが特徴です。自由度が高い分、ダンスの経験が浅い方は難しさを感じるかもしれません。より自由に踊ってみたい方に向いています。

 

■ヒップホップとジャズダンスの違いは?

ジャズダンスと同じく、広く知られているダンスのジャンルにヒップホップがあります。体を沈めるように動かす「ダウン」と、膝を伸ばす「アップ」でリズムを取るのが特徴です。ストリートダンスの一種で決まった型がないため、自由に踊ることができます。
ヒップホップダンスとジャズダンスには、どのような違いがあるのでしょうか。

1つ目が体の使い方です。ストリートダンスに分類されるヒップホップは、基本的には体をリラックスさせた状態で踊ります。一方で、バレエの流れをくむジャズダンスは姿勢を正して、体を緊張させた状態で踊るのが特徴です。

2つ目が音楽です。ヒップホップダンスは名前のとおりヒップホップミュージックを使用しますが、ジャズダンスはジャンルによってさまざまな音楽で踊られています。
使用する音楽の幅が広く、初心者の方もチャレンジしやすいジャンルです。

 

■ジャズダンスを踊る時の基本の動き

ジャズダンスを踊る時の基本の動き

 

前述のとおり、ジャズダンスはバレエの動きがベースになっているジャンルです。クラシックバレエのように基本となる動きがあるため、覚えておくと役に立ちます。
ジャズダンスを踊る時に役立つ、簡単な基本の動きをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

・プリエ

プリエとは、膝とつま先を外に広げて、膝を曲げる動きのことです。上半身は緊張させた状態で姿勢を正すと、きれいに見せることができます。
また、つま先の向きだけでなく、骨盤や体の重心も意識するのがポイントです。

 

・パドブレ

つま先立ちして足を細かく動かす、バレエでもなじみのある動作です。片足を側面に出して、反対側の足を側面に出した足の後ろに入れるという動作を、つま先立ちの状態で繰り返します。
ジャズダンスにおけるパドブレは、クラシックバレエよりも足を大きく動かすのがポイントです。

 

・ダブルターン

名前のとおり、その場で2回転を行うのがダブルターンです。テーマパークなどのダンスで披露されるケースも多く見られます。ジャズヒップホップのようなストリート系のジャンルで取り入れると、振り付けのアクセントにすることが可能です。

ダブルターンを行う時は、体の軸を真っすぐに保ちながら回りましょう。軸がぶれるときれいに見せるのが難しくなります。肩を真っすぐに保ち、バランスを取るのがポイントです。

その他にも、足を左右に高く上げる「バットマン」や、片足のつま先を軸足の膝に寄せて三角形を作る「パッセ」といった動きも、ジャズダンスでは広く使われています。

 

■自分が好きなジャンルでダンスを楽しもう

ジャズファンクやジャズヒップホップなど、ジャズダンスには多くのジャンルがあり、それぞれ使用する曲のテンポや振り付けの雰囲気などが異なります。
アップテンポが好きならジャズヒップホップ、自由な振り付けで踊りたいならフリースタイルジャズなど、自分が踊ってみたいジャンルに挑戦してみることが大切です。

また、ジャズダンスはクラシックバレエの流れをくんでいるため、バレエらしいしなやかな動きができると、ダンスをきれいに見せやすくなります。ジャズダンスに興味がある方は、体の柔軟性を高めておくのもおすすめです。
自分が好きなジャンルを探して、ダンスをより楽しんでください。

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