フリーワード検索

other2024.02.14

バスケの試合時間は何分? プレーにも役立つルールを覚えよう

バレーボールや卓球、テニスといったスポーツは「先に規定の点数を取った方が勝利」というルールを採用しています。一方で、バスケットボールは「一定の試合時間内に多くの得点を取ったチームが勝利」というルールです。
具体的な試合時間を知っておくと、試合観戦やプレーする際に役立ちます。バスケットボールをプレーしている方は、リーグや年齢ごとの試合時間を覚えておきましょう。
ここでは、リーグ・年齢別のバスケットボールの試合時間や、試合時間に関係するルールをご紹介します。

 

【目次】

■【リーグ・年齢別】バスケットボールの試合時間

・日本のプロリーグ(Bリーグ)

・アメリカのプロリーグ(NBA)

・プロリーグ以外の国際大会

・高校生・大学生

・中学生

・ミニバス

・3x3の場合

■ハーフタイムはどう過ごしているの?

■バスケの試合時間に関するルール

■試合時間を把握して観戦やプレーに役立てよう

 

■【リーグ・年齢別】バスケットボールの試合時間

【リーグ・年齢別】バスケットボールの試合時間

 

バスケットボールの試合は、4クォーター(ピリオド)制を採用していることがほとんどです。1クォーターにかかる時間は、リーグ・年齢ごとに異なるので覚えておきましょう。
各リーグや年齢別の具体的な試合時間は、以下のとおりです。

 

・日本のプロリーグ(Bリーグ)

日本のプロバスケットボールリーグ(Bリーグ)は、1クォーター10分の4クォーター制で行われます。第1クォーターと第3クォーターの終了時には2分間の休憩(インターバル)が、第2クォーター終了時には15分のハーフタイムが設けられています。
ハーフタイムは、直前までに申請を行えば、15分から20分に延ばすことが可能です。

また、バスケットボールには原則として「引き分け」の概念がありません。
第4クォーター終了時に同点の場合は、5分間の延長戦(オーバータイム)を決着がつくまで繰り返し行います。各クォーターや休憩時間を合計すると約1時間になりますが、カウントは止まることがあるため、平均的な試合時間は1時間半~2時間ほどです。
延長戦に突入すると、2時間を超えて試合を続ける場合もあります。

 

・アメリカのプロリーグ(NBA)

北米で開催されていて、世界最高峰とも呼ばれるプロリーグがNBAです。日本のBリーグと同じく4クォーター制で、ハーフタイムが15分、第4クォーター終了時に同点の場合は5分の延長戦を行います。

ただし、各クォーターは12分、インターバルは2分10秒と、Bリーグよりも長くプレーが続けられます。1クォーターが長いため、平均的な試合時間も2時間半程度と少し長めです。

 

・プロリーグ以外の国際大会

ワールドカップなど、バスケットボールの国際大会においては、Bリーグと同様に1クォーター10分の4クォーター制が取られています。クォーター間のインターバルが2分、ハーフタイムが15分という点もBリーグと変わりません。

1クォーター10分の4クォーター制がバスケットボールの基本的な試合時間で、NBAの1クォーター12分制は特殊なルールということができるでしょう。
国際大会の平均的な試合時間は2時間ほどとされています。

 

・高校生・大学生

高校生や大学生も、Bリーグと同様に1クォーター10分の4クォーター制を採用していて、合計40分のプレーを行うことになります。インターバルは2分ですが、ハーフタイムは少し短い10分間しかありません。

ただし、大きな大会ではインターバルを15分取る場合があります。第4クォーター終了時に同点の場合は、5分間の延長戦が行われます。

 

・中学生

中学生のバスケットボールの試合は、高校生や大学生、プロリーグと比べると時間が少し短くなるのが特徴です。具体的には、1クォーター8分の4クォーター制で試合が行われます。

インターバルやハーフタイムの時間と回数に関しては、インターバル2分、ハーフタイム10分で、高校生や大学生と同じです。同点の場合に行われる延長戦は短めで、3分間となります。

 

・ミニバス

小学生向けのバスケットボールがミニバス(ミニバスケットボール)です。ハーフタイムは中学生や高校生、大学生と同じく10分間ですが、1クォーター6分でインターバルも1分間のみと、中学生よりさらに試合時間が短くなります。延長戦の時間は、中学生と同じく3分間です。

試合時間以外にも、ボールの大きさやリングの高さなど、通常のバスケットボールとは細かなルールが異なる点も特徴です。

 

・3x3の場合

通常のバスケットボールと異なり、ハーフコートを使って試合を行うのが3x3(スリー・エックス・スリー)です。名前のとおり、1チーム3人で試合を行います。

3x3は4クォーター制ではなく、10分間の1クォーターのみで試合を行います。
また、どちらかのチームが21点を先取すると、10分間経つ前に試合終了となる点も特徴です。
1クォーター制なのでインターバルは設けられていませんが、延長戦に突入する場合は1分間のインターバルが与えられます。延長戦は、2点を先取したチームの勝利となります。

 

■ハーフタイムはどう過ごしているの?

ハーフタイムはどう過ごしているの?

 

3x3を除いて、バスケットボールの試合では第2クォーターと第3クォーターの間に、10分間または15分間のハーフタイムが設けられています。

ハーフタイムの間に、選手は体を休めることに加えて、後半に向けた作戦を話し合ったり、気持ちのケアを行ったりすることが一般的です。ハーフタイムをきっかけにして試合の流れや展開が変わることも多いため、各チームにとって重要な時間だといえます。

また、プロリーグではハーフタイムを使って、コート内でさまざまなイベントやパフォーマンスが行われます。試合を観戦する際は、各チームがどのようなイベントを行っているのか調べてみるのも、面白いかもしれません。

 

■バスケの試合時間に関するルール

バスケットボールは1クォーターの時間が定められているものの、1クォーター10分×4クォーター制を取っているBリーグでも、40分間で試合が終わるわけではありません。

例えば、サッカーの試合ではボールがコートから出たり、ファウルがあったりしても、原則として時計は進みます。「アディショナルタイム」で中断された時間を補いはするものの、試合時間が大幅に延びることはまれです。

一方で、バスケットボールの試合では、ファウルやバイオレーション(ファウル以外の禁止されている行為)、フリースロー、各チームに複数回認められているタイムアウトの際に、時計がストップします。
タイムアウトの具体的な時間はリーグや年齢によって異なり、Bリーグで60秒、ミニバスで45秒取ることが可能です。

つまり、時計の止まる回数が多くなるほど、試合時間も長くなるということです。
さらに、バスケはどちらかが勝つまで試合が続くため、接戦で点差がつかない展開になると、さらに長い時間がかかることも考えられます。

 

■試合時間を把握して観戦やプレーに役立てよう

バスケットボールの試合時間は、リーグや年齢によって明確に定められています。ファウルやバイオレーション、フリースロー、タイムアウトによって時計が止まるので、必ず時間通りに試合終了となるわけではありませんが、プレーする時間自体は一定です。

試合時間のルールを把握しておけば、試合観戦はもちろん、プレーする際に戦略を立てやすくなることも考えられます。
各リーグ・年齢別の試合時間の基本を覚えて、プレーに役立てていきましょう。

⇒バスケットボール用品はこちら

BUY NOW

SEARCH フリーワード検索