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other2024.05.30

ソフトテニスのストロークをうまく打つ方法を解説! 動き方やポイントを確認しよう

ワンバウンドしたボールを打つ「ストローク」は、ソフトテニスの基本的なプレーのひとつです。ボールを正確に相手コートに打ち返せないと、ラリーを続けることができません。試合で勝ちたい方はもちろん、ソフトテニスをやってみたい方も、しっかりと打ち方をマスターする必要があります。
しかし、ストロークを上手に打つためには、どのような点を意識すれば良いのでしょうか。
ここでは、ソフトテニス上達を目指すうえで覚えておきたい、ストロークの動き方や打つ際のポイントをご紹介します。

 

【目次】

■ソフトテニスのストロークの動き方

・待機姿勢

・バックスイング

・トップスイング

・フォワードスイング

・インパクト

・フォロースルー

■上手なストロークのポイント

・腕をしならせるイメージを持つ

・腰や下半身の力を使う

■ストロークをマスターしてソフトテニスをより楽しもう

 

■ソフトテニスのストロークの動き方

ソフトテニスのストロークの動き方

 

ストロークがなかなか安定しない、上手にボールを打つことができないという方は、最初にストロークの基本的な動き方を確認しておくのがおすすめです。
ソフトテニスのストロークの動き方を、要素ごとに分けて解説します。

 

・待機姿勢

ソフトテニスでは、相手のボールにすぐ反応して動けるように、正しい待機姿勢(構え)を取ることが大切です。足を肩幅くらいに開いたら、ひざを少し曲げて、重心をつま先に置いて前傾姿勢を取りましょう。ラケットは体の正面に構えて、上半身をリラックスさせることもポイントです。

基本の待機姿勢を取れるようになれば、前後左右への動き出しがスムーズになり、ボールに追いつきやすくなります。

 

・バックスイング

ボールを打つ前のラケットを引く動作が、バックスイング(テイクバック)です。相手の打ったボールのコースを見極めて素早く移動したら、軸足(後ろ足)の位置を決めましょう。その後、体を横に向けて上半身をひねり、ボールを打つための力をためます。

ボールの飛距離(深さ)は、ラケットを引く幅で調整することが可能です。テイクバックを大きく取り、ラケットを後ろに引くほど、スイングが大きくなるためボールを遠くに飛ばしやすくなります。
ボールがラインを越えてアウトになることが多い方は、テイクバックを少しコンパクトにしてみるのがおすすめです。

 

・トップスイング

来たボールとのタイミングを合わせながら、ラケットを引き切った状態がトップスイングです。トップスイングでボールのタイミングを測りながら、ボールに力を伝える「タメ」を作ります。
ラケットは高い位置に置き、重心はしっかりと落としましょう。ラケットを持っていない側の手で体のバランスを取るのがポイントです。

トップスイングでラケットを引きすぎるとタイミングが合わせづらくなり、振り遅れてしまいます。腕でラケットを引くのではなく、上半身のひねりを使う意識を持つことが大切です。上半身のひねりを使えば、腕やラケットを後ろに大きく引く必要はありません。

また、ソフトテニスのボールは硬式テニスのボールよりも軽く、風や回転の影響を受けやすい点にも注意が必要です。バウンド後に急減速したり、低く弾んだりすることがあるため、しっかりとタイミングを取ることを心がけましょう。

 

・フォワードスイング

ボールに合わせて、ラケットを振ります。足を一歩分踏み出したら、肩を軸にしてラケットを下から振り上げるようにスイングしましょう。スイングと平行して、体重移動で重心を軸足から前足に移します。

腕だけでラケットを動かすのではなく、上半身のひねり戻しを使ってラケットを押し出すのがポイントです。体重移動と上半身のひねり戻しができていれば、ボールにしっかりと力を伝えられます。

 

・インパクト

ボールがラケットに当たる瞬間がインパクトです。ラケットを下から上に振り抜いている途中でインパクトします。ボールを捉える位置は体の斜め前辺りが目安です。インパクトの瞬間まで、しっかりとボールを目で追うようにしましょう。
威力のあるボールを打つために、インパクトの瞬間はグリップをしっかりと握ることも重要です。

また、インパクトの瞬間に脇や肘が開いていると、力を伝えきることができません。脇と肘を締めて、コンパクトなスイングでボールを捉えることを心がけましょう。

 

・フォロースルー

インパクトでボールを打ち出した後は、ボールを打ちたい方向にラケットを振り切ります。ボールをコントロールしたり、力を伝えたりするために、しっかりと肩の辺りにラケットが来るまで振り切るのがポイントです。
ラケット面にボールを乗せて、打ちたい方向に運んであげるイメージを持つと良いでしょう。

無理に力を入れるのではなく、一連の流れでラケットを振り切るようにすると、きれいなフォロースルーになります。

 

■上手なストロークのポイント

上手なストロークのポイント

 

ストロークを上手に行うには、基本的な動きに加えて、いくつかポイントを押さえることも大切です。ストロークの際に意識したいポイントを2つご紹介します。

 

・腕をしならせるイメージを持つ

ストロークを打つ際は、腕をしならせるイメージを持つことが大切です。体全体を回転させるイメージで、肘、手首、ラケットの順に腕をしならせるスイングを心がけると、威力のあるボールを打ちやすくなります。
体をしっかり回転させれば、力を込めなくても遠心力を使ってボールを遠くに飛ばせるようになるはずです。腕は常に力を入れ続けるのではなく、インパクトの瞬間だけ力を入れることも意識しましょう。

反対に、手首や肩など、体の一部だけを使ってスイングするのは避けてください。手首を必要以上に使ったり、手首だけで打ったりすると、ボールをコントロールしにくくなり、球威も減ってしまいます。肩だけで打つ方法も、体を痛めやすいので注意が必要です。

 

・腰や下半身の力を使う

ストロークの威力を高めるには、上半身以上に下半身の使い方が大切です。下半身には大きな筋肉が多くあります。下半身の力をボールに伝えられるようになれば、リラックスした状態でも力強いボールを打つことが可能です。
手や腕だけを使ってストロークするのではなく、腰や下半身の力を使ってボールを打つことを心がけましょう。

軸足で地面を蹴って腰を回したり、インパクトの瞬間に前足に体重移動したりすれば、ボールに全身の力を伝えることができます。
ミスショットを減らすことにもつながるので、ストロークが安定しない方は、下半身の使い方を意識してみてください。

 

■ストロークをマスターしてソフトテニスをより楽しもう

ソフトテニスにおいて、ストロークは基本となるプレーのひとつです。相手のボールを返せないと、試合はもちろん、遊びでテニスをプレーすることもできません。自分の思い通りにショットをコントロールできるように、マスターしておきましょう。
基本的なフォームに加えて、体の使い方のポイントを押さえて練習を繰り返せば、誰でも安定したストロークが打てるようになるはずです。

ただし、打ち方や体の使い方がおかしいと、ボールをコントロールしたり、遠くに飛ばしたりするのが難しくなります。まずは、正しいフォームの習得と、体をひねって下半身の力を伝えることの2点を意識すると良いでしょう。
ご紹介したスイングのフォームやコツを参考に、ストロークの習得を目指してみてください。

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