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other2024.08.01

【バレーボール】練習にはどのボールがおすすめ? サイズの違いや選び方を解説

バレーボールをプレーするうえで、ボールは欠かすことができません。一見どれも同じように思えますが、サイズや素材、カラーなどによって、ボールは使い勝手が大きく異なります。では、具体的にどのような点に注目してボールを選べば良いのでしょうか。
ここでは、バレーボール用のボールのサイズによる違いや、選び方のポイントなどをご紹介します。

 

【目次】

■バレーボールのサイズはどれくらい?

・小学生用

・中学生、ママさんバレー用

・一般(高校・大学)用

・その他のバレーボールのサイズ

■バレーボールの選び方

・用途に合わせて素材を選ぶ

・試合を目指す場合は検定球や公認球を選ぼう

・カラーやデザインも重要

・メーカーから選ぶ

■マイボールを用意してバレーボールを楽しもう

 

■バレーボールのサイズはどれくらい?

バレーボールのサイズはどれくらい?

 

バレーボール用のボールのサイズは、使用する年代や競技の種類によって異なります。基本的なサイズは、小学生用、中学生用、高校・大学・一般用の3種類です。6人制バレーと9人制バレーによるボールのサイズの違いはありません。
それぞれの具体的なサイズや特徴は、以下の通りです。

 

・小学生用

小学生のバレーボールでは、「4号軽量球」を使用します。大きさは周囲62~64cm、直径20cm、重さ200~220g程度です。
ボールのサイズ自体は中学生やママさんバレー用と変わらないものの、少し軽めに作られています。また、小さな子どもの手に当たっても怪我をしにくいように、柔らかめの素材で作られたり、クッション性を持たせた構造になったりしている場合もあります。
見た目の大きさから中学生用のボールと区別するのは難しいので、購入する際は注意が必要です。

 

・中学生、ママさんバレー用

中学生やママさんバレーなどで使用するのが「4号球」です。周囲や直径のサイズは4号軽量球と同じで、手が大きい方なら片手でつかめる程度の大きさになっています。重さは240~260gです。
一般用のボールより一回りほど小さく軽いため、操作性に優れていて怪我もしにくいのが特徴です。
地域のスポーツ大会など、レクリエーション用途で使用するのがおすすめです。

 

・一般(高校・大学)用

性別にかかわらず、高校生以上のクラスで使用するボールは「5号球」が適しています。大きさは、周囲65~67cm、直径21cm、重さ260~280gです。
4号球よりも大きく重たいため、レシーブやサーブ時の打球感も異なります。使用する学年やクラスごとに、適切なサイズのボールを選ぶようにしましょう。

 

・その他のバレーボールのサイズ

バレーボールには、ゴムなどでできた柔らかいボールを使用する「ソフトバレーボール」や、砂浜で行う「ビーチバレー」といった派生競技があります。大まかなルールは変わりませんが、使用するボールは変わるため、適した商品を選ぶようにしましょう。それぞれの競技や使用するボールの特徴は、以下の通りです。

【ソフトバレー】
1チーム4人で行う、日本で考案されたスポーツです。基本的なルールはバレーボールと同じですが、ゴム製の柔らかいボールを使用します。ボールの大きさは周囲77~79cm、重さは200~220gほどと、一般的なバレーボールよりも大きめですが、柔らかく重量も軽めなのが特徴です。

【ビーチバレー】
砂浜で行うバレーボールがビーチバレーです。ボールの大きさは周囲が66~68cm、重さは260~280gほどと、一般的なバレーボールで使用するボールとあまり違いはありません。
ただし、スピードが遅くなってラリーを続けやすいように、ボール内部の空気圧(内圧)がバレーボール用のものより低めに作られています。

 

■バレーボールの選び方

バレーボールの選び方

 

バレーボール用のボールは、サイズ以外にも素材やカラーの異なるさまざまな商品が販売されています。どのような用途で使用するかに応じて、最適な商品を選ぶことが重要です。
ボールを選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。

 

・用途に合わせて素材を選ぶ

バレーボール用のボールは、ビニールやゴム、皮革などを素材に作られています。素材によって特徴が異なるので、それぞれの違いを簡単に知っておくと良いでしょう。

【ビニールやゴム製】
ビニールやEVA(合成樹脂)、ゴムなどでできたボールは、適度な弾力性や柔軟性を備えています。ボールの硬さに対応できないバレーボール初心者の方や、小学生の練習用途、レクリエーション用途におすすめです。
ただし、ゴム製ボールは気温の低い冬に弾力が落ちる恐れがあります。また、溶剤などで傷む場合があるので、汚れを拭く際にも注意が必要です。

【皮革製】
人工皮革などで作られているタイプのボールで、大会などで使用されるボールが該当します。
人工皮革製のボールの中には、ボールの内側にクッション性の高い素材を入れて、レシーブやサーブの際の衝撃を和らげてくれるものもあります。ソフト感に優れているボールなら、プレー中の怪我の予防につながるでしょう。
また、皮革の表面に特殊な加工を施して、ボールを吸い付きやすくしているタイプもおすすめです。ボールのコントロール性や滑りにくさを改善して、快適にプレーできるようになります。

 

・試合を目指す場合は検定球や公認球を選ぼう

バレーボールのボールは、公式戦で使用できるものと、練習でしか使用できないものの2種類に大きく分けられます。試合を目指している場合は、日頃から試合で使えるボールを使用するのがおすすめです。練習用や試合用のボールの違いを簡単に紹介するので、ボール選びの参考にしてみてください。

【検定球】
国際バレーボール連盟(FIVB)の規格に沿って、素材や色、重さ、空気圧などの基準をクリアしているボールが検定球です。公式試合でも使われることが多いため、本番さながらの練習を行いたい場合に適しています。

【公認球】
日本バレーボール機構(JVA)や国際バレーボール連盟といった大会主催者によって、公式大会で使用することが決められているボールです。ボールにマークが入っています。試合同様の練習を行う際におすすめです。

【練習球】
製品審査の際に、基準を満たせなかったものが練習球です。粗悪品というわけではありませんが、回転や弾力などに違和感を覚える可能性もあります。
試合では使用できないボールなので、大会出場などを目指している方の使用にはあまり適していません。
検定球などに比べると安価な商品が多く、レクリエーションや学校の授業といったシーンでの使用に適しています。

 

・カラーやデザインも重要

ボールのカラーリングやデザインも重要です。ホワイトカラーのシンプルなボールでも問題はありませんが、ブルーやイエローといった複数の色が混ぜられているボールだと、サーブの回転などを確認しやすくなります。
ボールの回転を確認しながら練習を行いたい方は、カラーリングやパネルのデザインなどに注目してみてください。

 

・メーカーから選ぶ

ボールの感触や打球感は、ボールを製造しているメーカーごとに異なります。どのメーカーのボールかどうかも、確認しておくと良いでしょう。
大会で使用されることが多いミカサ(MIKASA)やモルテン(molten)といったメーカーのボールを選んで、打球感に慣れておくのもおすすめです。

 

■マイボールを用意してバレーボールを楽しもう

バレーボール用のボールがあれば、部活やチームの練習がない日でも、手軽に練習を行えるようになります。見た目こそ同じように見えますが、バレーボールは素材やサイズ、カラーリングなどが商品ごとに異なります。誰がどのような用途で使うのかも踏まえて、適切なボールを選ぶようにしましょう。
また、ボールを持ち運ぶためのボールネットやリュック、空気入れなどのメンテナンス用アイテムも、併せて用意しておくと便利です。
マイボールや付随するアイテムを用意して、バレーボールをさらに楽しみましょう。

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