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outdoor2019.07.04

お洒落で美味しいキャンプ飯を作ろう!vol.2 海鮮パエリアの作り方

大自然の中で、みんなで囲む楽しい食卓。どんなものでもきっと美味しいけれど、どうせなら、簡単だけど見た目にインパクトがあって美味しいもの!そんなキャンプ飯を作りたいですよね。キャンプ飯の作り方第二弾は、海鮮パエリアの作り方をご紹介します。
海鮮パエリアと聞くと、専用の鍋がいるのでは?と思う方が多いかもしれませんが、大丈夫ご安心ください!今回はキャンプで大活躍するスキレットを使用した海鮮パエリアの作り方をご紹介します。
 
 
【目次】
■スキレットとは?
■パエリアを作ってみよう
■海鮮パエリアの作り方
■アウトドアでも華やかな食卓に
■まとめ

 
 
■スキレットとは?
 
キャンプ好きなら、目にする機会がきっと多いであろう黒い鉄のフライパン。ですが、実際に使ったことがない人は意外に多いかもしれません。どんな特徴があってどんな風に使うのか、簡 単にご紹介します。



⑴スキレットの特徴
スキレットは、鋳鉄製のフライパンです。鋳鉄製なので熱伝導率に優れています。ずっしりとした厚み、重みがあり、それにより食材にゆっくりと均一に熱が伝わります。また蓄熱性にも優れているため、料理が冷めにくい特徴があります。見た目もオシャレで可愛いので、食卓にそのまま出して熱々をいただけるのもメリットのひとつです。
 
⑵スキレットの使い方
スキレットは、フライパンとしての働きの他にも、煮たり揚げたりそのままオーブンに入れることもでき、非常に汎用性が高い道具です。そういった面で、アウトドアで重宝されています。また、スキレットは持ち手部分も鋳鉄で出来ているので、火にかけるととても熱くなります。フライパンとして使用する場合はカバーがあると便利です。
 
⑶お手入れ方法
スキレットは鉄製なので、お手入れしなければ錆びてしまいます。前回ご紹介したダッチオーブンと同じく、使用後に油を薄く塗りなじませる、シーズニングというお手入れが必要です。
 
⑷オススメの料理
スキレットは様々な料理を美味しく作ることができます。
 
・ステーキ
熱伝導率が高い上に、その厚みによりじっくりムラなく火が通ることで、外はこんがり香ばしく、中はパサつきのないふっくらと美味しいステーキが焼けます。
 
・アヒージョ
スキレット料理の定番と言えばアヒージョ。にんにくとオイルを火にかけて、好きな具材を煮るだけの簡単な料理です。蓄熱性に優れているので、いつまでも熱々が食べられますよ。
 
・フレンチトースト
スキレットで焼くと、外はカリッと、中はふわふわに焼き上がります。パンはどうしても冷めやすいので、是非スキレットのまま食卓へ。少し冷え込むキャンプの朝ごはんにはピッタリです。
 
 
■パエリアを作ってみよう
 
パエリアが日本の炊き込みご飯と大きく違うのは、お米を炒めてからスープで煮るように炊くところです。今回は海鮮を使いましたが、野菜や鶏肉など、何を入れても美味しく仕上がりますよ。食材が少しずつ余った時にも作れるキャンプにピッタリな料理です。
薪を使った焚き火で調理するのは、迫力もありキャンパーの憧れですが、火力の調整が難しいため、初心者の方はコンロを使うと失敗がないのでオススメです。慣れてきたら、焚き火でも挑戦してみてくださいね。
出来上がりは、お米に少し芯が残っている状態がベスト。日本人のふっくらと炊けたご飯とはまた違った概念で、パスタでいうアルデンテの状態が出来上がりのタイミングになります。
 
 
■海鮮パエリアの作り方
 
⑴熱したスキレットにオリーブオイルを入れて熱し、みじん切りにしたにんにく、玉ねぎを炒めます。
 
⑵エビ、イカ、ムール貝を入れエビの色が変わってきたら一度海鮮を取り出します。


⑶お米を入れ炒めます。お米がしっかりオイルと馴染むように丁寧に炒めます。
 
[Point]お米は洗わずに使います。研いだお米を使うと、水分を吸ってしまい出来上がりがベチャッとなってしまいます。気になる方は無洗米を使うといいですよ。



⑷サフランを入れておいた水、コンソメを入れて蓋をし、7分炊きます。水は、具材がひたひたになるくらいまで入れましょう。
 
[Point]サフランは水やぬるま湯に浸すと20分程でしっかりと色が出ます。
 
⑸海鮮をスキレットに戻し、蓋をして2分炊きます。
 
[Point]パエリアは基本的には蓋をせずに(蒸らさずに)作ります。日本人には少し硬いかな?という仕上がりになるので、少しだけ蓋をして蒸らすことでお米が柔らかくなります。
 
⑹エビやムール貝の旨味がたっぷりの海鮮パエリアの出来上がり!
おこげも美味しいです!




■アウトドアでも華やかな食卓に
 
食卓はいろどりが良いほど華やかになり、食欲も増します。アウトドアで作る料理も、せっかくならいろどり良く、SNS映えする方がいいですよね。お皿やクロスなど、小物を使ってもいいですが、何かと荷物の多くなるキャンプには、あまりたくさん物を持っていけないのも事実。そんな時、最も簡単なのは、カラフルな食材を使うことです。パプリカやトマト、ブロッコリーなど、赤やオレンジ、黄色緑と、料理に色々な色があると、食卓が華やかになり、気持ちもあがりますね!
また、今回の海鮮パエリアのエビやムール貝のように、存在感のある素材を使うのも、見た目にインパクトがありSNS映えもするのでオススメです!
 
[MOVIE:海鮮パエリアの作り方]



■まとめ

どうでしたか?一見難しそうに思えるパエリアですが、手順も少なく、調理時間も長くない上に、見た目も華やかでキャンプ飯にはもってこいです。色々な具材を入れられるのもいいですね。普段の生活ではなかなか作る機会の少ないメニューも、キャンプでなら挑戦してみようかな?と思えるものです。スキレットやダッチオーブン等、アウトドアで大活躍してくれる相棒と共に、是非目にも美しく美味しい料理に挑戦してみてくださいね。

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