スノーボード初心者から上級者まで。認定アドバイザーがいるエキスパートショップなら、レベルやスタイルに合わせて相談できる!
全国にあるアルペングループの各店舗から厳選されたスキーエキスパートショップに続き、今回はスノーボードエキスパートショップ編です。
スノーボードの知識や経験、技術に優れた3人の認定アドバイザーから、各店舗の特徴や、2021-2022シーズンのおすすめギアなどをさっそく紹介してもらいましょう。
スノーボードエキスパートショップ アドバイザー紹介
今回紹介してくださるアドバイザーのみなさんはこちら!
左:
アルペンマウンテンズ 一社店 池田 昌敏さん
アドバイザー歴15年
スノーボード歴20年
主に白馬と奥美濃で滑っている池田さん。シーズン中はバックカントリーにも入っている強者です。特にアルペンマウンテンズはバックカントリー向けの板も多いので、これから始めたい方はまず相談してみるといいかも。
中:
スポーツデポ 上越店 上市 英輝さん
アドバイザー歴14年
スノーボード歴18年
勤務地からも近い妙高・赤倉エリアがホームゲレンデの上市さん。自然の地形のバンクを利用したコースで競う、バンクドスラロームの大会出場経験もあるライダーです。
右:
スポーツデポ 岐阜県庁前店 杉田 世吉さん
アドバイザー歴17年
スノーボード歴25年
元JSBA公認C級インストラクターという経歴も持つ杉田さん。3Sとも言われている横乗り系(スノーボード・スケートボード・サーフィン)はすべて経験している、まさに『楽しむプロ』です!
【スノーボードエキスパートショップ1】
アルペン・スポーツデポ
アルペン・スポーツデポのエキスパートショップの特徴は、スキー同様「アドバイザーが長年にわたってお客様のスノーボードに関するアドバイスやフォローをしてくれる」ということです。
アドバイザーは店舗に並んでいる板のほとんどを試乗しているので、商品の機能説明はもちろんのこと、フィーリングまで伝えられることができるのが普通の店舗スタッフと違うところ。
お客様も、「アルペングループのアドバイザーは皆、店舗にある板は乗っている」ということが浸透してきているそうで、板選びの際に信頼できるということでアドバイザー目当てに来店される方も多いとか。
上市さん:
特に僕の担当しているエリアでは、スポーツ自体を本格的にされている方が非常に多いエリアでもあります。そのようなお客様としっかりとお話しして、乗り手に合った板をおすすめできるのが強みです。
杉田さん:
ほかにも、取扱ブランドが圧倒的に多い、というのもエキスパートショップの特徴ですね。ブランド数で言ったら、国内トップクラスではないでしょうか。来ていただけたら、間違いない商品が選べると思います!
【スキーエキスパートショップ2】
アルペンマウンテンズ・アルペンアウトドアーズフラッグシップストア
次に、アルペンマウンテンズ・アルペンアウトドアーズフラッグシップストアのエキスパートショップです。
アルペングループの中では新しい業態の店舗というだけあって、規模感、品揃えはさすが! の一言。
初心者から上級者まで幅広い層のお客様に満足していただけるショップになっています。特にバックカントリーの品揃えが豊富なのも、マウンテンズ・アウトドアーズフラッグシップストアの特徴です。
池田さん:
通常のスノーボードも揃っていますが、山、バックカントリーや新雪に特化した板はエキスパートショップのなかでもとりわけ比率が高く、特別なものになっています。
最近のスキー場ではバックカントリーまでいかなくとも、新雪エリアを設けているところもあるので、これから挑戦していきたいお客様にはおすすめです!
また、加工専用ルーム「LAB(ラボ)」には、通常のアイロンワックスより熱の浸透性が高くて持ちがいい「ワックスフューチャー」という赤外線ワックスが導入されています。これは他店には導入されていない設備ですね。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜池田さん編〜
さてここからは、3人のアドバイザーの皆さんから、今シーズンおすすめのイチオシ商品をご紹介していただきます。
まずは、アルペンマウンテンズ一社店 池田さんから!
【スノーボード】HEAD(ヘッド) DAY LYT
パウダーに特化した1本を選びました。板の形状をみていただければ分かるように、ノーズが太く、テールが細いという特殊な形状をしています。ノーズの中心にヘキサゴナル・コアという、板の強度を保ちながら軽量化を実現できる素材が使われており、それによって操作性と浮力がアップする仕組みになっています。
とはいえ実際はカービングもできるし壁を使った滑り方もできるので、パウダー専用機というよりは遊び幅の広い板、といったところでしょうか。
【バインディング】UNION(ユニオン) CONTACT PRO
とにかく扱いやすい! 軽くて柔らかいバインディングです。初心者の方だけでなく、中上級者でも柔らかいものを選ぶ方にもおすすめで、幅広いユーザーに使っていただけるモデルになります。
膝の可動域が広がる柔軟な構造なので、膝を使うジブやグラトリ、パウダーにも有効かと思います。
【ブーツ】DEELUXE(ディーラックス) ID
定番の人気ブーツで、DEELUXEのブーツの中でも柔らかめの部類に入ります。初級から上級まで使ってもらえるブーツですね。SCL(Section Control Lacing)レーシングという、甲の部分とスネの部分をそれそれ締め上げるシステムを採用しているので、ブーツの脱ぎ履きがかなり楽なうえ、締め方によってIDとTEAM ID、2つのモデルからブーツを選べるのもメリットとなっています。
また、今季からインナーがフルモデルチェンジし、つま先からストレッチ性のある素材になって、肌触りや足あたりが良くなりました。熱成型にも対応していて、焼いても焼かなくても履いているうちに自分の足に合っていくようになるのもポイントです。これまで1cm刻みだったのが0.5cmピッチになり、より自分に合ったサイズを選べるようになりました。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜上市さん編〜
続いて、スポーツデポ上越店 上市さんおすすめの商品をご紹介していただきます。
【スノーボード】CAPITA(キャピタ)PATHFINDER
CAPITAのパスファインダーは、初心者の方がある程度スノーボードを覚えてきて、そこからさらに先へ進みたい人におすすめの板です。
この板はポジティブキャンバー+ゼロキャンバーのハイブリッドキャンバーを採用していて、キャンバーがあることでしっかりエッジを使う感覚を覚えやすいのと、ゼロキャンバーによってクイックすぎるところを逃がしてくれる特性があります。硬さとねじれが程よい設計となっているので、初中級者の方がステップアップするのにピッタリということでおすすめさせていただきました。
【バインディング】UNION(ユニオン) FLITE PRO
今季よりフルモデルチェンジしたバインディングです。ハイバックという、かかとの背が一番高い部分のパーツが、全く違うものになりました。とにかく軽いのと、コスパも良いモデルですね。
さきほど紹介のあったコンタクトプロよりも軽く、足下のパーツがちょっと硬くできているので、板の踏み方があまり良くわかっていない方がコンタクトプロを使うと分散しがちですが、それを逃がさずしっかり伝えられるのがフライトプロかなと思います。実際に装着してみて、ストラップのベルト部分の足あたりが優しく、足にストレスを感じず楽でしたね。初心者脱却を目指す方に特におすすめしたいです。
【スノーボードゴーグル】DICE(ダイス)BANK
PHOTOCHROMIC / ULTRA LIGHT PURPLE / ICE MIRROR
BANKはフレームとレンズの関係性に特徴がありまして、ベルトとレンズのつなぎ目あたりにあるサイドパーツを起こすと、フレームとレンズの間に空間を開けることができ、換気ができるゴーグルになります。例えばゴンドラに乗っている時や人が密集しているとき、天気のいい日にちょっと滑って自分の体温が上がった時など、レンズが曇りやすくなってしまいます。そんな時、内側の部分を換気して、湿気を逃がすことができるというわけですね。
また、レンズは店頭で手に取るとよりお分かりいただけるかと思いますが、通常は眼鏡みたいな透明なレンズで、「目が見えちゃうんじゃないの?」と思われそうなくらいくらい薄いレンズになっています。これは調光レンズと言って、紫外線の入る量で色がだんだん濃くなっていくもので、天気が悪い時は明るく見やすくなり、逆に天気がいい時は眩しくならないように勝手にレンズが暗く変化してくれる仕組みになっています。結果、いつでも視界良好というのがポイントですね。
アドバイザー厳選! おすすめ商品 〜杉田さん編〜
ラストに紹介していただくのは、スポーツデポ 岐阜県庁前店 杉田さんおすすめの3アイテムです!
【スノーボード】SALOMON(サロモン)THE WALL
世界的に有名な神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシーのアートが施されたBRANDALISEDとサロモンがコラボした、今季限定のスノーボードです。発売前から注目度の高いレアな板なので、デザイン推しで購入を検討されている方はチャンスを逃さないように! って感じですね(笑)
サロモンの「SLEEPWALKER」というモデルをベースにデザインされていて、柔らかいし、ねじれるし、踏める板なので、これから始める初心者の方にうってつけだと思います。
【スノーボード】K2(ケーツー)GEOMETRIC
グランドトリックを挑戦したい初心者の方であれば、GEOMETRICを選んでおけば間違いない! という板です。板がとても柔らかく、「よくここまで柔らかい板が作れたな」と思うほどで、毎年さまざまな板を試乗しますがダントツ柔らかさを感じました。
反発が良く、スイングウエイトも軽いので、グランドトリック上達板としてとにかくおすすめです!
【ブーツ】RIDE(ライド) ANTHEM
決してメジャーなモデルではないのですが、とてもいいブーツなので紹介させていただこうかと。
柔らかいブーツなので、初中級者の方におすすめです。
レース部分はH4-BOA®-Coiler-Fit-Systemを搭載しているため簡単に締めることができ、履きやすくなっています。また、インナーも軽くではありますが成型が可能です。足の体温でも変わってくるので、サイズがちょっと合わないかな? という時でも、私たちアドバイザーに相談いただければ、少し温めて変えてあげることもできます。
以上、スノーボードエキスパートショップアドバイザーによる各店舗の特徴&2021-2022おすすめアイテムの紹介でした!
板の柔らかさの比較やブーツの成型など、ショップでしか体験できないことも多いので、ぜひ本格的にシーズンインする前に遊びに来てくださいね!
■インフォメーション
・アルペングループ スノーボードエキスパートショップ
■アルペングループオンラインストア
【スノーボード用品一覧はこちら】
https://store.alpen-group.jp/f/dsd-001073002--
【スキー用品一覧はこちら】
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