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outdoor2022.03.22

庭キャンプを目隠しする方法とは? 必要なものや楽しむためのコツをご紹介

キャンプ人気が高まり、多くのキャンプ場が賑わいを見せる中で、自宅の庭を使ってアウトドア気分を楽しむ「庭キャンプ」が注目を集めています。しかし、自宅の庭が道路などに面した位置にある場合、周囲からの目が気になるという方が多いかもしれません。そのような時は、どのように周囲の視線を遮れば良いのでしょうか。
ここでは、庭キャンプの魅力や目隠しをする方法、庭キャンプを楽しむ際の注意点などをご紹介します。

 

【目次】

■庭キャンプとは?

■庭キャンプの際はタープで目隠しするのがおすすめ

■タープで目隠しを行う際の注意点

・水が溜まらないようにする

・ペグなどで固定する

■庭キャンプを楽しむための注意点

・近隣の方に配慮する

・火の取り扱いには注意

■外から目隠しして庭キャンプを楽しもう

 

■庭キャンプとは?

庭キャンプとは?

 

庭キャンプとは、自宅の庭にテントを張ってキャンプを楽しむアクティビティのことです。通常のキャンプの場合、キャンプ場に向かうまでに時間がかかることが多いです。しかし、庭キャンプは家のお庭がキャンプ場のテントサイトということになります。移動時間や、アイテムを車に積載したりパッキングしたりする手間もかかりません。天気が悪くなったら家に戻れば良いので、天候の心配も不要です。

また、キャンプ場に行く際はキャンプ用の調理器具やクーラーボックス、テーブルなどを用意する必要があります。アウトドア初心者の方は、トイレや炊事場、シャワー室など、設備面の心配もあるでしょう。
一方で、庭キャンプなら自宅のキッチンやトイレといった設備を使用可能です。家のコンセントに接続すれば電子機器も使えるので、設備面での心配は少ないでしょう。たくさんのアウトドアギアを揃えるほど雰囲気は出せますが、最低限の用意だけで楽しめる点も、庭キャンプの魅力です。
災害でライフラインが止まった時に備える「防災訓練」にもなります。

快適に楽しむにはある程度スペースは必要ですが、自宅にお庭がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

■庭キャンプの際はタープで目隠しするのがおすすめ

アウトドア初心者にもおすすめの庭キャンプですが、住宅密集地で近所との距離が近かったり、前の道路の人通りが多かったりする場合は、周囲からの視線が気になることも考えられます。そのような際は、タープで目隠しを行うのがおすすめです。

タープで目隠しをしておけば、周囲の目線を気にすることなく、お庭で遊んだりくつろいだりしやすくなります。ただし、一口にタープといっても、サイズや形状の異なる多くのアイテムが販売されています。自宅の庭に設置するタープは、以下の3点を踏まえて選ぶようにしましょう。

【サイズと形状】
どのように設置するか、どれくらいの人数で庭キャンプを楽しむかに応じて、必要なサイズが異なります。自宅のお庭やバルコニー、ベランダなどにタープを設置する場合は、形状やサイズを確認しておきましょう。

【設置方法】
タープの設置方法は、ポールだけでタープが自立する「自立式」と、ロープとペグで地面に固定する「非自立式」に大きく分けられます。自立式の方が設営は簡単ですが、非自立式は張り方を自由にアレンジ可能です。ペグを打ち込めるかどうかも踏まえて、設置方法を確認する必要があります。

【素材】
タープの素材は、主にポリエステルやコットン、混合素材であるポリコットンの3種類に分けられます。遮光性や難燃性を重視するならコットンやポリコットン、軽さや乾きやすさなどを重視するならポリエステル製のものがおすすめです。

 

■タープで目隠しを行う際の注意点

タープを使って目隠しを行えば、庭キャンプ中でも周囲の目線が気にならず、快適に庭キャンプを楽しめます。しかし、タープを使用する際はいくつか注意しておきたい点があります。怪我や事故につながる恐れもあるため、事前に注意点を確認しておきましょう。

 

・水が溜まらないようにする

雨をしのぐことができるタープですが、張り方によってはタープに水が溜まってしまいます。タープが倒れたり生地が伸びて傷んだりする原因になるので、タープに水が溜まらないように設営することを心がけましょう。

ペグやロープを使って設営する非自立式の場合は、タープの一か所を引っ張るように固定して斜面を作り、水が流れる逃げ道を設けるのがコツです。この時、メインポールは地面に対して少し斜めになるように内側に傾けて設営すると、仕上がりが美しくなります。

また、日差しや人目をしっかり遮れる場所に設置することも大切です。どこに設置すると効率的に日差しや人目を遮断できるか、あらかじめ確認しておきましょう。

 

・ペグなどで固定する

布の面積が広いタープは風の影響を受けやすく、強風が吹いた時に倒れたり飛ばされたりする恐れがあります。自立式・非自立式に関わらず、ペグダウンしてしっかりと固定するのがおすすめです。
硬い地面でペグダウンが難しい場合、強風の日は設営を避け、使い終わったら撤収するようにしてください。

 

■庭キャンプを楽しむための注意点

庭キャンプを楽しむための注意点

 

必要なアイテム数が少なく、誰でも手軽に楽しみやすい庭キャンプですが、キャンプ場で行うキャンプとは異なる注意点も多いです。近隣住民とのトラブルや事故に繋がる恐れもあるので、事前に注意点も確認しておきましょう。
庭キャンプの際に特に注意したい点としては、以下の2点が挙げられます。

 

・近隣の方に配慮する

庭キャンプは自宅の敷地内で行うものですが、近隣に住んでいる方に十分配慮することが重要です。例えば、庭でBBQ(バーベキュー)などの料理を行うと、煙やにおいが隣近所に流れたりススが飛んだりして、迷惑をかけてしまうことが考えられます。
話し声が大きくなり、不快感を持たれることもあるでしょう。

料理は事前に自宅のキッチンで作ったものを食べる、事前に近隣の方に一言挨拶をしておくなど、対策を行うことが大切です。
事前に一言伝えておくだけでも、他の方に与える印象は大きく変わるはずです。

 

・火の取り扱いには注意

庭キャンプの際に、最も注意したいのが火のトラブルです。キャンプの楽しみのひとつに焚き火が挙げられますが、煙を見た方が火事だと思い、消防に連絡するなどの騒ぎになることも考えられます。火の粉が飛び、木などの燃えやすいものに燃え移ることもあるでしょう。
火事や近隣とのトラブルの原因になるため、火を使ったアクティビティは避けることをおすすめします。

また、近隣の家との距離が大きく離れている場合、BBQなどで火を使用しても大きな問題にはなりにくいかもしれません。しかしその場合でも、火元の側には燃えやすいものを置かない、火から目を離さないといった注意は必須です。火の後始末をしっかりと行う、風の強い日は火を使わないといったことも徹底しておきましょう。

 

■外から目隠しして庭キャンプを楽しもう

庭キャンプは、必要なアイテムが少ない、自宅の設備が使えるので快適に過ごしやすいなど、アウトドア初心者でも楽しみやすいアクティビティです。立地によっては周囲からの目線が気になるかもしれませんが、タープを活用して目隠しを行えば快適に過ごすことができます。
ただし、家同士の間隔が近い場合、近隣住民への配慮は欠かせません。火事や不要なトラブルにつながりかねないので、火の使用も避けた方が良いでしょう。
注意点を踏まえながら、タープを活用して庭キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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