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outdoor2022.03.28

キャンプキッチンを快適に! レイアウトの基本と用意したい便利なアイテム

キャンプサイトのレイアウトを考える際に、頭を悩ませがちなのがキッチンです。キッチンのレイアウトは選択肢が多く、どのようにアイテムを並べればおしゃれで使いやすいのか、判断が難しいかもしれません。
そこでここでは、キャンプキッチンをレイアウトする際の基本の考え方やレイアウトの種類、キッチンに用意しておきたいアイテムなどをご紹介します。おしゃれで快適なキャンプキッチンを構築したいと考えている方は、参考にしてみてください。

 

【目次】

■快適に使えるキャンプキッチンのレイアウトの基本

・アイテムは1ヶ所にまとめる

・アイテムの高さを揃える

・火気類はテントから離す

・動線を考える

■キッチンのレイアウト方法

・I字型

・L字型

・コの字型

■キャンプのキッチンに用意しておきたいアイテム

・キッチン用のテーブル

・収納用のコンテナやバスケット

・クーラーボックス

・ウォータージャグ

■ちょっとしたアイテムは自作するのもおすすめ

■料理しやすいキッチンをレイアウトしよう

 

■快適に使えるキャンプキッチンのレイアウトの基本

快適に使えるキャンプキッチンのレイアウトの基本

 

キッチンは、料理をスムーズに作るために欠かせない重要なスペースです。適当にアイテムを配置するだけでは、移動が増えたりアイテムの置き場所がわからなくなったりして、無駄に時間がかかってしまうことも考えられます。
使い勝手が良く快適なキッチンを設営するために、キャンプキッチンのレイアウトの基本を確認しておきましょう。

 

・アイテムは1ヶ所にまとめる

クーラーボックスやバーナー、コンロ、ウォータージャグなど、調理の際に用意したいアイテムはたくさんあります。それぞれをバラバラの場所に配置すると、作業の度に移動が必要になって不便です。
キッチンで使用するアイテムはできるだけ1ヶ所にまとめて配置すると、スムーズに作業が行えます。
この時、配置するアイテムの色味を統一しておくと、キッチンがおしゃれにまとまりやすいです。

 

・アイテムの高さを揃える

キッチンに置くアイテムの高さを揃えておけば、作業中にかがんだり立ったりする必要がなくなります。バーナーを設置する台は、バーナー分の高さが増すため、食材を切ったり調味料を置いたりする調理台よりも少し低めだと使いやすいです。
完全に同じ高さのアイテムを揃えるのは難しいかもしれませんが、できるだけ高さを近づけておきましょう。

 

・火気類はテントから離す

バーナーやコンロなどの火を使うアイテムは、テントやタープから離れた場所に配置することが大切です。料理の際に飛んだ火の粉が原因で、タープやテントに穴が開いたり火事に発展したりするのを防ぐことができます。
雨が降っていて、タープの外側に火気類を置けない場合は、地面に近い位置にバーナーなどをセットして、タープとの距離を離すようにしましょう。

 

・動線を考える

アイテムを配置する際は、キッチンの動線も考えると使い勝手が良くなります。調理の工程は、食材を取り出して洗う、切る、加熱する、といった順で行われるのが一般的です。
キッチン周りのアイテムも、クーラーボックス、ウォータージャグ、キッチンテーブルやゴミ箱、バーナーやコンロという順に配置すると、調理工程に合わせて一方向に移動するだけで済みます。
ただし、火事の恐れがあるため、ゴミ箱は火元の近くに置かないように注意が必要です。

 

■キッチンのレイアウト方法

キッチンのレイアウト方法

 

基本的なコツを抑えたうえで、実際にキッチンアイテムをレイアウトする方法は、何種類か考えられます。ここでは、キッチンの代表的なレイアウト方法を3種類ご紹介します。
使い勝手の感じ方は人によって異なるので、自身が使いやすいと思うレイアウトを試してみましょう。

 

・I字型

キッチンテーブルやコンロなど、キッチン用品を横一列に並べていくレイアウト方法がI字型です。キッチンスペースが広く取れて移動しやすいため、複数人で作業を行うシーンに適しています。

 

・L字型

アイテムがL字になるように、垂直に配置するレイアウト方法です。移動する距離が少なく、1人や2人などの少人数で作業を行うシーンに向いています。
レイアウトや配置するアイテム次第では、チェアに座ったまま調理を行うことも可能です。

 

・コの字型

キッチン用品を「コ」や「U」のように配置するレイアウト方法がコの字型です。自身の周りにアイテムを配置できるので、L字型同様、調理中に移動する距離が少なくなります。
寒い時期は真ん中の空間にストーブを置けば、暖を取りながら料理を行うこともできます。ストーブを置く場合は火傷や火事に気を付けましょう。

 

■キャンプのキッチンに用意しておきたいアイテム

アウトドアシーンで料理をスムーズに行うためには、いくつかアウトドアアイテムを用意しておくと便利です。キャンプシーンや作りたい料理によって必要なアイテムは異なりますが、キッチンをレイアウトする際に用意したいアイテムの一例をご紹介します。

 

・キッチン用のテーブル

キッチン用にテーブルを用意しておけば、食事と調理のスペースを分けることができます。食事やリラックスしたい時に使うテーブルに調理で使うアイテムを置かなくて済み、スペースを広く取って食事を楽しめるようになるでしょう。
ローテーブルやローチェアといった背が低いアイテムを活用するロースタイルキャンプの場合も、天板の高さがあるキッチンテーブルを別に用意しておけば、調理を行いやすいです。
また、天板の下に収納スペースがあるものだと、ゴミ袋などの小物を置けて便利に使えます。

⇒アウトドアテーブルを探す

 

・収納用のコンテナやバスケット

キッチン周りは小物が多くなりがちです。きれいに整理整頓するために、収納用のコンテナやバスケットを用意しておきましょう。
キッチン用品やカトラリーといった小物をコンテナに入れたまま持ち運び、そのままキッチンスペースに置けば良いため、アイテムを紛失してしまう恐れが減ります。

⇒コンテナを探す

⇒バスケットを探す

 

・クーラーボックス

屋外で食材や飲み物を冷やしておかなければいけないキャンプシーンでは、クーラーボックスも必須です。クーラーボックスはソフトタイプとハードタイプの2種類ありますが、ハードタイプだとフタの上を作業台のように使うことができます。
必要な容量は利用人数や宿泊日数によって異なるので、どれくらいの食材を入れたいか考えながらサイズを選びましょう。

⇒クーラーボックスを探す

 

・ウォータージャグ

テントを設営するサイトの位置が、キャンプ場に備え付けられた水場や炊事場から遠いことも考えられます。水場とサイトを何度も往復するのは手間がかかるので、ウォータージャグ(タンク)を用意しておくと便利です。
調理の際はもちろん、バケツなどと合わせて使えば洗い物にも活用できます。

ウォータージャグは、安定感のあるハードタイプと、使い終わったら折りたたんでコンパクトに持ち運べるソフトタイプの2種類あります。利用するシーンや、他にどれくらいの荷物を持ち運ぶ予定なのかを考えて、タイプを選ぶようにしましょう。

⇒ポリタンクを探す

 

■ちょっとしたアイテムは自作するのもおすすめ

キッチンには調味料を入れる収納ボックスやクッカーをぶら下げておくチェーン、ゴミ箱などのアイテムもあると便利です。
そのようなちょっとしたキッチングッズは、DIYで自作してしまうのもおすすめです。DIYなら、他のアイテムに合わせて高さや容量を調整したり、キャンプサイトの雰囲気に合わせたアイテムを作ったりできます。
工作に自信がある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

■料理しやすいキッチンをレイアウトしよう

キッチンをすっきりとレイアウトすれば調理が快適になり、キャンプ場でよりくつろぐことができます。レイアウトの際は、基本を踏まえて自分が使いやすいようにアイテムを配置することが大切です。
とはいえ、どのようなキッチンが使いやすいかは好みの問題もあります。今回ご紹介した例を参考にしながら、さまざまなレイアウトを試してみてはいかがでしょうか。

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