お洒落で美味しいキャンプ飯を作ろう!vol.34 カリカリ!ジャガイモのガレット
キャンプ飯は手軽で簡単に美味しくできるのがポイント。
今回は価格もお手頃で、ジャガイモと調味料だけで簡単に作れちゃう「ジャガイモのガレット」の作り方をご紹介します。
「ガレット」とは、フランス語で「丸くて平らな料理」のことを指します。
日本では蕎麦粉生地を薄く焼いたブルターニュ風ガレットが有名ですが今回作るジャガイモのガレットも同じ「ガレット」の仲間です。
〈材料〉3人分
・ジャガイモ 2,3個
・オリーブオイル 大さじ2
・有塩バター 20g
・塩、胡椒 適量
〈作り方〉
1.ジャガイモの皮を剥き、2~2.5mm幅を目安に細く千切りにします。できるかぎり細く切ることで、ジャガイモ同士がくっつき、まとまりがよくなります。
また、長さや幅はできるだけ均一にするのがポイント。長さや幅にばらつきが発生すると焼く時にムラがでてしまいます。
あれば2〜2.5mm幅にスライスできるスライサーを使用するのがおすすめです。
2.1のジャガイモをボウルに入れ、塩,胡椒を適量加え、揉み込みます。(よりまとまった食感が欲しい方はこのタイミングで小麦粉も適量混ぜ合わせます。)
塩は下味の役割もありますが、塩の浸透圧でジャガイモから水分が出てきてしんなりし、よりまとまった味になります。ある程度しんなりしてきたらジャガイモの余分な水分を絞ります。
余分な水分が残っていると、味がぼやけたり、焼くときに必要以上に時間がかかり、カリカリに仕上がりにくくなります。
3.火にかける前のフライパンにオリーブオイル大さじ2をひき、2の水気を絞ったジャガイモを加え、厚みが1cmになるよう、均一に広げます。
4.フライパンが温まったらゴムベラなどを使って全体を丸くまとまるように、縁と上面を抑えながら10分程焼きます。ゴムベラで押さえながら焼くことで、ジャガイモ同士がくっつき、きれいな形になります。
5.ひっくり返し、裏面も10分焼きます。うまくひっくり返せるか不安な方は、フライパンに皿をかぶせて上下を返し、ガレットを皿に移してからそのまま皿を斜めにしてすべり落とすように、ガレットをフライパンに戻します。
6.ガレットの周りに2/3量のバターを入れ、弱火で2〜3分程焼きます。もう一度ガレットの上下を返し、残りのバターも同じようにガレットのまわりに入れ、弱火で2〜3分程焼きます。
7.何度か上下を返し、こんがりとまんべんなく焼き色がつくまで焼いたら、お好みで粗塩や粗挽き黒胡椒、パセリなどをふって出来上がりです。
バターの香りとジャガイモの甘味が口いっぱいに広がり、小さなお子様でも大喜びすること間違いなし!
チーズなどを加えてピザ風にしても美味しそうです。アレンジもぜひ楽しんでみてください。
今回はカリカリ!スキレットで作るジャガイモのガレットを紹介しました。
ジャガイモと調味料だけでできるので、カレーを作った余り物のジャガイモで作ったり、フライパンを大きくして大人数で切り分けたりと幅広いニーズに対応できます!みなさん試してみてくださいね。