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outdoor2024.04.11

バーベキューにもテントを用意しよう! メリットと選び方のコツ

気温が上がって過ごしやすい日が多くなる春先は、アウトドアを始める絶好の機会です。お花見やキャンプなどの一環で、バーベキュー(BBQ)を行うこともあるでしょう。
食材やバーベキューグリル・コンロなどに目が向きやすいですが、バーベキューシーンにはテントも用意しておくと便利です。
ここでは、バーベキュー用にテントを用意するメリットや、選び方のコツなどをご紹介します。

 

【目次】

■バーベキューシーンにもテントを用意しよう

・メリット1:日差しや雨を遮れる

・メリット2:視線を防げる

■バーベキュー用のテントの選び方

・設営が簡単なタイプがおすすめ

・サイズは使用する人数に合わせよう

・難燃素材だと安心

■バーベキューでテントを設営する時のポイント

・風対策を行う

・火元とは十分に距離を取ろう

■テントでバーベキューを快適に楽しもう

 

■バーベキューシーンにもテントを用意しよう

バーベキューシーンにもテントを用意しよう

 

屋外でお肉や海産物、野菜などの食材を焼いて楽しむバーベキューには、テントを用意しておくと便利です。テントを活用するメリットには、以下の点が挙げられます。

 

・メリット1:日差しや雨を遮れる

バーベキューは、基本的には屋外で行うものです。日差しが強かったり、気温が高かったりする中で直射日光が当たる場所にい続けると、熱中症に陥る恐れがあります。
テントを用意しておけば、直射日光を防げます。紫外線や熱中症対策として使えるだけでなく、テント内に食材の入ったクーラーボックスやバッグなどをしまっておくことも可能です。

また、晴れ予報だったにも関わらず、天候が悪くなって雨が降り出すことも考えられます。テントがあれば、急な雨に対応しやすい点もメリットです。

 

・メリット2:視線を防げる

自宅の庭やキャンプ場のフリーサイト、公園など、バーベキューを行う場所によっては周囲からの視線が気になることもあるでしょう。横幕のあるテントなら、外からの視線を防ぐ用途でも活用可能です。服が汚れた時に着替えるなど、プライベートな空間を確保することもできます。

また、物理的にものを遮れるため、虫対策として活用できるのもメリットです。

 

■バーベキュー用のテントの選び方

バーベキュー用のテントの選び方

 

テントと一口にいっても、さまざまな商品が販売されています。バーベキュー用には、シーンに適したテントを用意することが大切です。
バーベキュー用テントの選び方のポイントを、3つご紹介します。

 

・設営が簡単なタイプがおすすめ

テントの組み立て方が難しかったり、手順が多く複雑だったりして設営や片付けに時間がかかると、バーベキューを楽しむ時間が減ってしまいます。設営方法がシンプルで、簡単に準備や片付けをできるタイプを用意するのがおすすめです。

特に、骨組みを広げるだけで設営できるワンタッチテントは、バーベキューシーンに適しています。設営や片付けの手間がかかりにくいのはもちろん、テント内にテーブルやチェアーを置くスペースを確保しやすい点もメリットです。

 

・サイズは使用する人数に合わせよう

商品ごとに、テントのサイズは大きく異なります。サイズが小さくスペースを確保できないと、テント内に参加者が入れない、荷物をしまいきれないなど、使いにくさを感じることもあるでしょう。バーベキューに参加する人数に応じて、必要なスペースを確保できるサイズのテントを用意すると安心です。
荷物置き場にすることも加味して、参加者よりも定員に1~2人分ほど余裕のあるテントを選ぶと良いでしょう。

ただし、基本的にはサイズが大きいテントほど重量も増します。持ち運んで使用することを考えている方は、重さも忘れずに確認してください。
バーベキューシーンではグリルやテーブル、チェアーといった大きく重たいアイテムを持ち運ぶことが多いため、テントはできるだけ軽量なものを選ぶと快適です。

 

・難燃素材だと安心

バーベキューの最中に、風にあおられて火の粉が飛んでしまう可能性があります。テントに火の粉が当たると、穴があいたり、火事につながったりする恐れがあり危険です。
コットンやポリコットンといった、難燃性に優れた素材でできているテントを選ぶのも良いでしょう。
ただし、コットンやポリコットンなどの難燃素材は「燃えにくい」だけで、「燃えない」わけではありません。使い方には十分に注意してください。

また、難燃性に加えて、テントの耐水圧も確認しておきましょう。耐水圧とは、生地に染み込もうとする水を抑える性能のことです。記載された耐水圧が高いほど、水が染み込みにくくなります。
バーベキューなどのアウトドアシーンでは、耐水圧1,500mm以上を目安にするのがおすすめです。耐水圧が高すぎると、通気性が悪くなって過ごしにくくなる可能性があります。

 

■バーベキューでテントを設営する時のポイント

バーベキューを楽しむためには、テントを正しい方法で設営することが大切です。設営方法によっては、テントが倒れたり、燃えたりして、けがや火事につながる恐れがあります。
バーベキューシーンでテントを設営する時は、以下の注意点を心がけましょう。

 

・風対策を行う

テントを設営する時は、風対策を入念に行ってください。特に、設営が簡単なワンタッチテントは使い勝手に優れる反面、風による影響を受けやすいです。強風にあおられてテントが飛ばされたり、生地が破れたり、フレームが折れたりして大事故につながることも考えられます。
おもりで脚部を固定する、ペグとロープでテント本体を固定するなどの対策を行ったり、風の強い日はテントの使用を控えたりすると安心です。

また、風向きを考えて設営することも大切です。例えば、テントをバーベキューコンロの風下側に設置すると、火の粉が飛んできたり、煙が流れてきたりする可能性があります。
その日の風向きを踏まえながら、テントの設営場所を決めていきましょう。

 

・火元とは十分に距離を取ろう

前述のとおり、コットンやポリコットンなどの難燃素材のテントは燃えにくいだけです。火元と生地の距離が近すぎる、風で倒れたテントが火元に直撃するなど、使い方次第では燃えてしまう可能性があります。

バーベキューグリルやコンロといった火元とテントの生地は、十分に距離を取ることが大切です。テントの高さがない時は、食材を焼くのはテントの外で、飲食するのはテント内など、調理と食事の空間を分けるのも良いかもしれません。

また、密閉されたテント内で火を使うと、一酸化炭素中毒に陥る可能性もあります。基本的に、密閉されたテント内で火を使うのは控えた方が良いでしょう。
テント内で火を扱う時は、必ず一酸化炭素チェッカーなどを使用したうえで換気を行ってください。

 

■テントでバーベキューを快適に楽しもう

バーベキューシーンでテントを活用すれば、日差しや雨、周囲の視線などを遮ることができます。より快適にバーベキューを楽しむことが可能です。これまでテントを用意していなかったという方は、バーベキュー用に設営が簡単なテントを用意してみてはいかがでしょうか。

テントによっては風にあおられて事故につながる恐れがあるので、使用する時は風対策を欠かさずに行ってください。
また、バーベキューでは火を扱うため、テントが燃えてしまう恐れも捨てきれません。火元と生地の間に十分に距離を取る、密閉されたテント内では火を使わないなどの対策も必須です。
テントを活用する際は、安全に配慮することを心がけましょう。

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