ピクニックに必須の持ち物は? 事前準備が快適に楽しむ鍵

気温が上がり、屋外でも過ごしやすい季節になると、外へ遊びに行きたくなるものです。アウトドアにチャレンジしたいものの、キャンプやトレッキングに行くほどの時間がないという時は、ピクニックに出かけてみてはいかがでしょうか。
近場でも行えるピクニックなら、手軽に自然を楽しむことができます。とはいえ、ピクニックを楽しむには事前に準備を済ませておくことが大切です。
ここでは、ピクニックの際に用意したい持ち物の例と、ピクニックを楽しむコツをご紹介します。
【目次】
■【必需品】ピクニックの持ち物
ピクニックを楽しむには、事前に準備をしっかり済ませておくことが大切です。具体的な荷物はピクニックの楽しみ方に左右されますが、最低限以下の持ち物は用意することをおすすめします。
・レジャーシート
ピクニックは、公園や広場といった屋外で行うのが一般的です。そのまま地面に腰を下ろすと、服や荷物が汚れてしまいます。
ベンチとテーブルがある場所だとしても、雨でぬれていたり、他の人がベンチを使っていたりして、使えないことも考えられます。
ベンチがなくても座ってくつろげるように、レジャーシートの用意は必須です。参加する人が座るだけでなく、荷物や食事も広げられるサイズのレジャーシートを用意しましょう。
参加人数が多い場合は、何枚か持って行くと安心です。
また、レジャーシートによっては、防水性やクッション性などの機能性を備えている場合があります。快適に過ごしたい方は、機能性もチェックしてみるのがおすすめです。
・お弁当や飲み物
屋外で景色を眺めながら食べるお弁当は、ピクニックの醍醐味のひとつです。食べやすいおにぎりやサンドイッチといったメニューが定番ですが、料理にこれといった決まりはありません。
自分が好きな料理や、参加者が楽しめるメニューを用意しましょう。
お弁当だけでなく、飲み物も必須です。現地で購入することもできますが、自動販売機やコンビニが近くにない場所では、飲み物を買うのに苦労してしまいます。
飲み物を買いに走る手間を減らすために、水筒を用意しておくのがおすすめです。保冷や保温に対応している水筒を用意すると、飲み物の温度を長時間キープできます。
・カトラリー
料理を取り分けるためのお皿や食器類(カトラリー)も必需品です。使い捨ての紙皿や割り箸でも問題はありませんが、おしゃれなお皿や食器を用意すると、気分もより盛り上がります。
カラフルなもので明るい雰囲気を演出する、木製のお皿や食器で統一感を出すなど、食器類は好みに合わせて用意しましょう。
屋外での食事なので、途中で食器を落としたり、砂埃で汚れたりすることも考えられます。人数分よりも少し多めに用意しておくと安心です。
・雨具や防寒具
屋外では、日差しの強さや風の有無などによって体感温度が大きく変わります。体温調整がしやすいように、ジャケットやブランケットといった防寒具を用意することも大切です。
日差しが強い日は、直射日光を防ぐために帽子も用意しておきましょう。
また、ピクニック中に雨に降られることも考えられます。体がぬれてしまうのを防ぐために、雨具を用意することも重要です。
・その他に必要な小物類
レジャーシートや食べ物、雨具などの他にも、ピクニックの際は以下の小物類を用意しておきましょう。
【ピクニックで必要な小物の例】
・ウェットティッシュ(除菌シート)、タオル、ゴミ袋、虫よけスプレー、モバイルバッテリー、絆創膏
時期によっては、日焼け止めや日傘、帽子、カイロなども用意しておくと安心です。子どもとピクニックに行く時は、遊び道具もあると役立ちます。
■用意しておくと便利な持ち物
必需品ではないものの、用意しておくとピクニックをより楽しめる持ち物もいくつか考えられます。ピクニックを快適に楽しみたい方は、以下の持ち物も用意してみてはいかがでしょうか。
・テント
テントがあると、手軽に日差しや雨を防ぐことができます。荷物が飛ばされたり、風で飛んできた異物を防いだりできるのもメリットです。
周囲からの視線を遮ることができるので、休憩スペースや荷物置き場としても活用できます。
テントにはさまざまなモデルがありますが、設営が難しいタイプだとピクニックを楽しむ時間が減ってしまいます。ポップアップテントやワンタッチテントといった、簡単に設営できるものを用意するのがおすすめです。
ただし、場所によっては種類に関わらずテントの設営を禁止している可能性があります。テントを持って行く前に、ピクニックを行う場所のルールを確認しておきましょう。
・アウトドアチェア・テーブル
クッション性に優れたレジャーシートを用意したとしても、長時間座り続けるうちに体がつらくなることも考えられます。疲れた時に座れるように、アウトドアチェアも用意しておくと快適です。
また、チェアと一緒にテーブルを用意するのも良いでしょう。テーブルがあれば、チェアに座った状態で食事を楽しむことができます。
レジャーシートにお皿や飲み物を直置きするより、安定しやすい点もメリットです。
・クーラーボックス・保冷剤
日差しが強く気温が高い日にピクニックを行う場合や、傷みやすい食べ物を持って行く時は、クーラーボックスと保冷剤も用意しておくと安心です。
食べ物の温度を一定以下に保つことで、お弁当が傷むのを防ぎやすくなります。
缶やペットボトルの飲み物を冷やしておくことができる点も、クーラーボックスを用意するメリットです。
■ピクニックを楽しむコツ
せっかくピクニックを行うなら、のんびりと楽しみたいものです。
ピクニックの快適さを求めすぎると、荷物が多くなり移動が大変になってしまう可能性があります。小さく折りたたんで収納できるアイテムや、複数の用途で使えるアイテムなどを活用して、荷物をコンパクトにまとめるように工夫することを心がけましょう。
お弁当は、おにぎりやサンドイッチのように手でつかんで食べられるものをメインにすると、たくさんのお皿を用意する必要がなくなります。
また、座って景色を眺めながらお弁当を食べるだけでは、途中で飽きてしまうことも考えられます。散歩をしたり、軽い運動をしたりするのもおすすめです。
■持ち物を用意してピクニックを快適に
ピクニックは、手軽に自然を満喫できるアウトドアアクティビティです。季節や天候、参加人数などに応じて必要な持ち物を用意すれば、誰でもピクニックを楽しめます。
本格的なキャンプにチャレンジする時間がないものの、アウトドアを楽しみたいと考えている方は、ピクニックに出かけてみてはいかがでしょうか。
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